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Final story + First story  作者: サイカ
第二章 首都のギルド
30/38

二十九話目 変装・・・?

先週小説をUPしたとき

「よし、明日からGWなんだから二日に一回はUPするぞ!」


結果

「やべえ、明後日でGW終わってるし・・・。いままで何やってたんだ?」

ゲームのやりすぎ、以上。


 Side 瞬


「ランクA・・・か。」


「正直いくら僕たちが作戦を立てても、Gランクである僕たちじゃあ戦わせてもらえないだろうしね。」



まあ、それもそうか。自分たちの力を把握している人なんてここには・・・?



「静?団長のところに行けばいいんじゃないか?

自分たちの実力に合ったところに回してくれるかもしれないぞ?」


「うーん・・・。でも、これで名前が知られたらせっかくできた友達とか・・・。」


「顔や名前を隠してやればいいんじゃないか?

まあ、そんなとこは一回団長に相談してからでいいだろ。どっちにしろ、自分たちが何もなしで出てっても支援か後方援助に回されるだけだしな。」


「まあ、それはそうだけど・・・。」



ギルド内の人が半分くらいに減ってから、団長のほうに行ってみるとそこには・・・。



「「レーベル先生!?」」


「おお、やっと見つけた。てっきりもう戦いに行ってたと思っていたんだ。」


「首都が危ないとお前ら二人が出発してから連絡が入ってな。

戦えそうな上級生を連れてきたんだ。先生方も数人はいるぞ。」



「ってことは先生も・・・?」


「もちろんだ、これでも俺はAランクだぞ。

同じランクのやつが十数人いれば「ロード」一体くらいなら何とかなるぞ。」


「Aランクですら数十人もいるんですか・・・。人間と魔物のランク付けは同じランクでも相当の差があるんですね・・・。」



先生は、冒険者の人混みの中に情報を貰うため走って行った。

しかし、自分たちは何をすればいいんだ?



「君たちはどうしたいんだ?」


「あれ?考えてたことがばれてる?」


「顔に出てるぞ、『戦いたいなぁ・・・。』とな。」



そんなに顔に出てるのか・・・。なんか恥ずかしいな。



「しかし、君たちが変装すればいいだけだと思うが?

君たちの実力なら『ロード』は無理にしろ、『リーダー』ならいい戦いができるだろう。」



「そんなものなんですか?」


「いや、君たちが強すぎるだけなんだが・・・。

大体、兄の方は、見た目Lv.1で実はLv.100。

POW・INT・SPD・VIT・LUKがMAXで、経験の伸びしろがまだ大量に残ってるから、剣術とか習い始めればもう勝てる奴なんて居なくなるだろう・・・。

そして、数値を好きなように変えられる、こんなの反則だろう・・・。」



この世界ではLvUPによるステ上昇と、経験や努力によるステ上昇があるが、自分はLvUPではもう上がらない。

努力や経験(剣術を習ったり、トレーニングするなど)はまだ伸びしろが十分残っているが。


そこ、伸びしろしか残ってないとか言ったやつ表に出てこい。



「妹の方は、全属性が使える。

これでも十分おかしいのに、補助魔法の上昇効率が研究者全員が辞表を出すレベルで、特殊職がおまけ扱い。

経験や努力による上昇は兄ほどではないが、Lv.1だからLv.UPでの上昇は全部残っている。

しかも、『テイマー』でドラゴン使い。

近接戦闘の技術は兄を超える・・・。この二人、本当にGランクで登録しようか迷った・・・。」



静は、今からが成長だからどの職でも十分に活躍できそうだ。

機動力だけが難点だったが、ポップの加入で機動力は自分を超えている。

あと今は、打たれ弱いくらいか・・・。



「そういうわけで君たちが言ったように変装すれば特に問題も起こらないだろう。

ギルドカードもそれ用を作れば、まずばれないだろう。」


「そんなことしていいんですか?」


「身分的にギルドに居るとまずい王族、上級貴族を隠すために偽名でのギルドカードを作ることはよくやっている。

ただ、そのカードを使っている以上、平民として扱わせてもらっているが。」



どうやら、王族の人もたまには外で戦いたくなるらしい。

一応、言っておくが王族は最低でもランクAだから今回みたいなことが起こらない限り、特に危ないことはないそうだ。



「君たちが戦いたいのなら、あそこの二つの部屋にそれぞれの着替えを置いておいたから着替えてね。

もしそうでないなら・・・そうだね、SPDと補助魔法を生かして支援部隊に回すけど?」


「いやです、戦わせてください。

あそこの部屋でいいんですか?」


「全く・・・兄さんがやりたいならそうするよ、

でも近くにいないと何やらかすかわかんないから離れないでね。」


「ひどい言われようだな・・・。」



「着替えは私が自信をもってばれないと保障する。心配しなくていいよ・・・フフッ。」



ん?なんだかいやな予感。











「「あの・・?」」



「ん?おお、やっぱり似合っているな、二人とも!私の目に狂いはなかった!」



「なぜ・・・

「なんで・・・








「「女装(男装)しなきゃいけないんですかっ!?」」



的中。


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