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Final story + First story  作者: サイカ
第二章 首都のギルド
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二十四話目 騎士と模擬戦


 Side 瞬



「ええっ!紅蓮姫って・・・ここの団長じゃないですか!?」


「だから、会わせる人がいると言っただろ?」



「いや、こんな有名人と会わせるなんて言ってませんよ!?

サインもらえないじゃないですか!」


「・・・クライス、キャラがぶれてるぞ。

お前はこんなところでサインをねだるタイプじゃなかっただろ?」



一体どうしたっていうんだ?

別に、こんな豪華なドアを開けるくらいだから、団長くらいいてもそんなに驚かないだろ。



「・・・兄さん?

この人は授業で習ったから、誰だか・・・知ってるよね?」



「・・・習ったか?」


「・・・やっぱり聞いてなかったんだ・・・。

この人は、この国のギルドの長、アネント・ランデルさんだよ。

属性は火・闇の二属性で、職種は魔戦士のLv.81だよ。」


「そしてさらに、9人しかいないギルドランクEXの一人!

その9人は九騎士ナインナイツと呼ばれてて、各国に2人ずついる!

その中で団長は『紅蓮姫』って呼ばれていて、火属性のほとんどの人の憧れでもあるんだよ!」


「・・・ああ!そんなこと習ったな!うとうとしてて聞いてなかったぜ!」



たぶん、レーベル先生が授業の間によく話してたあれだな。



「・・・自分から言うのもなんですが・・・、珍しい二人ですね。

私の前に来た火属性の人たちは皆、憧れのようなものをかすかにでも持っているのですが・・・。」


「まあ、こいつらは少し常識が抜けていますから気にしないでくださいぐれ・・・団長。」


「先生?なんで複数形なんですか?兄さんと一緒にしないでください。」



静、あきらめろ。お前も人外の一員だ・・(ガスッ)・・すぐに静が杖で叩いてきた。

こいつは心でも読めるのか?



「では、Aクラスの人数は・・・3人。

左から、クライス・アルフォード、シュン・ウエスギ、シズカ・ウエスギ・・・ですね。

リーダーは・・・誰ですか?」


「あ、はい。僕です。」



「・・・?てっきり、シュン、シズカのどちらかだと思ったのですが・・・?」


「いや、最初はそうだったんですが二人が辞退したんで僕がやっています。」


「なるほど・・・。」



そう言い、こちらを探るような目で見てくる団長。

もしかして、隠してることがばれたのか?


しかし、その疑いの目はすぐに無くなり、代わりにこんなことを言い出した。



「模擬戦をやりませんか?」



「ちょ、何を言ってるんです!?僕たちじゃ、3秒と持ちませんよ!?」

「ぐ・・・団長!それはちょっと・・・。」


「何か問題でもあるんですか?

確かに、本気を出したらまずいですがそこら辺は考慮して戦いますから。

・・・それに、シュン君・シズカさんはまだ何かあるような感じがするのです。」



これって・・・どこまでばれてるんだ?

自分は戦えるのならこちらからお願いしたいが・・・。

静がどう考えてるか聞いておかなくちゃな。



(・・静?どう考えてる?)


(・・・どこまで分かってるのかは分からないよ。

だから兄さんが思った通りにすればいいんじゃない?)


・・・自分が思った通りか・・・。・・・よし。



「分かりました!やりましょう!」


「え!?シュン!無理だって!」


「別に模擬戦なんだから、勝たなくてもいいんですよね?」


「はい、こちらがあなたたちの力を見たいだけですから。」



「・・・まあ、お前らがやりたいなら止めはしないが・・・。」


「ではレーベル殿、訓練場に結界を張る許可を取ってきてくれませんか?

私が行くと、ギルドが混乱してしまいますから。」


「分かりました、団長。」



「では3人とも、中庭に案内しますね。」



少し歩くと、200m平方の小さな訓練場に着いた、と同時に結界が張られた。

臨時昇格試験のときより結界の色が濃くなってるみたいだ。


レーベル先生が言うには、試験のときの結界は中級魔法がたくさん使われると壊れてしまうが、この結界なら広域大規模魔法でももつらしい。


しかし、



「・・・団長、いくらなんでも強く張りすぎじゃないですか?

魔物か何か来たと思われても仕方ないですよ?」


「念のためですよ・・・それに、レーベル殿はもう知っているのですよね、あの子たちがどう特殊なのか?」



「・・・戦えば分かりますよ。今はこうしか言えませんが・・・『才能の原石』・・・と。」



「もう始めてもいいんですかー!」



「ええ、ちょっと待ってくださいね。・・・では、レーベル殿、その言葉を確かめて見ますね。」


そして、訓練場に両者が対峙する。

こちらはクライス、自分、静の3人。

対するは団長、アネントさん。

静からの話によればこの人はこの世界でもトップクラスの人間らしい。


さてどこまで戦えるか・・・。



「ではあらためて名乗りましょう。アネント・ランデル、Lv.81、魔剣士です。」


「戦士、Lv.1だ!」「魔法使い、Lv.1です。」「と、盗賊、Lv.3です!」



「うん、火属性だけど、バランスがいいね。じゃあ、始めようか。」



「「「はい!!!」」」


キャラ紹介も更新しときますね。

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