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Final story + First story  作者: サイカ
間章 臨時Aクラス昇格試験
19/38

十八話目 戦いと正面

今回は少し短いです。


 Side 静




「これが最後の戦いだ!ロークのチームとAクラスチームは前に出てきてくれ!」



2,3,4位にはなんとか勝ったようなそぶりでとうとう本題のチームです。

え?他のチームの描写もしろと?・・・・・・わかりましたよ。じゃあ、簡潔に話します。



4位の戦士3人・魔法使い1人のチームには、

魔法戦でぼくが勝つのと同時に前線をわざと突破させて、

ぼくが失格になりクライスと兄さんで戦士3人を倒しました。



3位の戦士2人・盗賊1人・僧侶1人は、

盗賊をクライス、僧侶をぼく、戦士2人を兄さんがそれぞれ相手にして、

兄さんだけわざと戦士1人と同士討ちを敢行し、

残った戦士をクライスが武器を大きくはじき、そのすきに魔法で倒しました。



2位のロザ率いる基本職・・・戦士、魔法使い、盗賊、僧侶の各1人ずつは、

戦士を兄さん、魔法使いをぼく、クライスが盗賊と僧侶を倒しにかかった。

さすがのクライスも、支援魔法を受けた盗賊には勝てずやられてしまい、

一時2対4になってしまったが、兄さんが即座に戦士を倒し、ぼくは魔法使いが嫌う肉弾戦をロザに仕掛けB・Cクラスを騒然とさせた。

ロザは例によってあまり肉弾戦は強くなくあっさりと勝て、

2対2になったところで、盗賊と僧侶を各個撃破して試合が終了した。



・・・こんな感じでいいんですか?



「お前らは初めにこんな風なことを言ったな。

『この選別の方法はおかしい』と。それが今から戦う7人の結果でわかる。

では両チーム・・・構え!」



向こうはローク率いる、戦士4人。

こちらは兄(戦士)・ぼく(魔法使い)・クライス(盗賊)の3人。

B・Cクラスの人たちはどうやらぼくたちの実力が分かってきたらしく、勝つか負けるかわからない・・・というのが総意になっています。

まあ、B・Cクラスの人たちがわかっている実力はぼくたちが手加減している実力のことですが。

しかし、こちらは連戦の上、数の差がありそろそろ限界だろうという声も聞こえている。



「お前ら、聞こえてるだろ!」


「ん、どうした?」



どうやら向こうのリーダーが兄さんに話があるようです。

兄さんが何を言うか不安でしたが、幸いにも騒がしくて、ぼくたちにも二人の会話が聞こえない。



「お前・・・貴族なんだろ?なんでこんなとこ来てんだ?私立に金がなくて行けなかったのか?」


「急にたくさん言われても分からんが、自分は貴族じゃないとだけ言っておこうか。」



「まだごまかす気かよ・・・。

ウエスギなんて聞いたこともねえし、そんな平民と同じカッコしてる奴が貴族なわけないから、没落貴族なんだろ。」


「その目が腐ってんじゃないか?」


「!てめぇ・・・言わせておけば・・!」



「お前らがそういうなら、それでもいい。が、静に没落貴族なんて言ったことは許さねえ!」


「はっ!本当のこと言ってないが悪いんだ!」



なんだか、とても白熱した戦いが繰り広げられています。

怒鳴っているだけですが。少したって、先生が戦いの準備を始めるように合図を行った。



「兄さん、そんなに怒鳴って何があったの?」


「・・・なんでもない。が、あいつらは一回叩きのめしとく。決定事項だ。」



「・・・・・・。」



本当にどうしたんだろう?

いつもなら、戦えることが嬉しいとかいって騒ぎ始めるのに・・・?



「ねえ、シズカ?シュンは一体どうしたの?」



「わからない。でも、たぶん大丈夫・・・だから前衛を頼んだよ。

すぐに支援魔法を詠唱するから。」


「う、うん。」



クライスがぼくたちの前にでる。

それを見届けたレーベル先生が声を張り上げる。





「準備はいいな!・・・・・・開始!」





ついに戦いが始まった。向こうのリーダーのロークが口を開く。



「戦士に俺ともう一人が行く!

盗賊、魔法使いは一人ずつだ!」



「「「おう!!!」」」




「来るよ!クライスはこの場から離れて1対1で戦って!」


「うん!」



「兄さん、戦士3人も抑えられる!?」


「・・・任せとけ!!」


戦いの場は二つに分かれた。

一つはクライスVS戦士。もうひとつは兄さんVS戦士3人。

兄さんのほうがさすがに制限を解かないと厳しそうだ。

一方、クライスのほうは余裕とまではいかないが、相手の攻撃をかわしながら、隙を突いて攻撃している。

あれなら支援魔法をかければ、倒せるだろう。




「・・・・・できた!赤魔法レッドスペル:バースト!」




杖の先にあった魔法陣が赤い玉に変わり、その場で消える。

それと同時にクライスを火の渦で包みこむ。

その渦が消えて、その場からはじけるように飛び出したクライスは、

さっきより断然、動きが良くなっていた。



「これで終わりだっ!」


「くそっ!支援魔法を受けているとはいえ盗賊なんかに負けられるか!」



しかしどう贔屓目にみても、クライスのほうはが優勢でもうすぐ終わりそうだ。

B・Cクラスの人・・・とくに盗賊の人から大きな声が上がった。

戦士に勝てないといわれている正面からの戦いで注目を集めているようだ。



さて兄さんのほうはどうだろう?

さっきまで様子がおかしかったから、何もないといいんだけど・・・・。



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