表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生したら、まさかのオオカミだった!?  作者: 永遠眠
第1章 転生した先は…。
56/107

早い再会

時刻 "11:10"


「ブゴォォォォオオオオォ………」


蜘蛛の間かレベリングのために鳥獣族を探して数時間、3体目の鳥獣族の断末魔が辺りに響く。


―ポンッ


<スキル"引っ掻き"の熟練度レベルが"7"に上がりました。>

<スキル"噛み付き"の熟練度レベルが"6"に上がりました。>

<スキル"致命の一撃"の熟練度レベルが"8"に上がりました。>

<スキル"隠密"の熟練度レベルが"7"に上がりました。>

<スキル"遠吠え"の熟練度レベルが"4"に上がりました。>

<スキル"闘志を震わす遠吠え"の熟練度レベルが"2"に上がりました。>


3体目を倒した時点で上がったスキルたち。遠吠え系は1レベル上がって他が2レベルずつ。

アンジュとのPT戦闘だから"闘志を震わす遠吠え"を使っての戦闘を意識してみたが相手が1体のためか、あの時程の能力上昇感が感じられなかった。


それでも数に関係なく、敵側の能力値を固定値で下げるデバフが強いため、損というわけでもない。

相手とのレベル差があればあるほど、相手の能力値が高ければ高いほど逆にその効果は実感できる。


"それにしても、3体目まで倒すのに計2時間ちょいかかっちまったな…。さすがにあの後じゃ全然気配に引っ掛からないな…。"


ここまで倒したのが頭を岩で覆った大猪のロックボア3体だった。

ディアプニルやディアブロア辺りも出るかなと思っていたが気配にすら引っかからなかった。


そして再度、"気配察知"を発動させ、周囲の様子を窺う。

完全に何も感じ取れないことから別の場所に移動して避難でもしているのだろう。


『…ここまでだな。』

『ふぇ?』


先ほど倒したロックボアを解体し、取り分けたお肉を頬いっぱいに頬張るアンジュ。

一応倒した相手を食べるというこの行為、一見ただ空腹を満たすためだけかと思っていたが実はそうではなかった。


若干ではあるが、一時的にステータスの能力値が上昇していた。

上がるステータス値は、倒した際に得られるステータス上昇率倍増ボーナスと同じだった。


生命:15が17、筋力:23が25、んで俊敏:35が39上昇しているため、単純計算で10%ぐらいか。小数点以下は四捨五入しているようだった。


"ある意味これって前にやってたゴッドハンターっつぅゲームに出てくる食事ボーナスだよな…"


それがわかってからは倒してはちゃんと解体して食べるようにしていた。

わざわざ"魂を喰らう者"をオンして倒さなくともどの種族がどの上昇率倍増ボーナスなのかもわかるため、無駄なボーナスをもらわなくていいから効率化が捗る捗る。


そんなこんなで時間は掛かったものの、鳥獣族に絞って3体まで難なく倒すことができた。

今現在の自分自身のステータスを改めて確認してみる。


====================

基礎ステータス 上昇率倍増ボーナス 2/5

生命:15 ☆☆★★★ 上昇率倍増ボーナス

筋力:23 ☆☆★★★ 上昇率倍増ボーナス

魔力: 4

体力: 8 

信力: 7

俊敏:35 ☆☆★★★ 上昇率倍増ボーナス

ボーナスポイント:6

*レベル3へ昇格が可能です。

====================


うん、このままいけば問題はないな。

ボーナスポイントも6まで溜まってるし、あと2体見つかればいいんだが…。


ポップアップを閉じた頃にはアンジュの食事も終わっているようで、ペロペロと自分の両手を舐めていた。

自分の分に取り分けた肉を味わうこともなくさっさとロックボアの肉を食べ終え一息つく。


『お兄様、これからどうするの?』

『そうだな…。もう少しこの辺りを散策して見つからなければ戻ろう。これ以上は…ん?』

『どうしたの?』

『何かの気配を感じたんだが、これは…。』


この気配は目的の鳥獣族のものではないとわかったが、思い当たる節があったため無視せずにその気配を追ってみることにした。

アンジュもアルフの後を静かについていく。


数分後、その気配を感じた所までやってくると静かに茂みに入りこっそりと様子を覗いてみるとそこには素振りの練習をするユリアの姿が見えた。

その表情は真剣そのものではあったが、動きはぎこちない。


「…はぁっ! やぁっ! たぁあっとっとっとぉ…!?」


と手からすっぽりと抜けた木の棒がアンジュの方へと飛んでいく。

アンジュも自分に飛んできた木の棒に気付くが、一歩遅れたため回避しきれない。


寸での所で木の棒を口でキャッチし、アンジュへの直撃を回避した。


『大丈夫か?』

『あ、ありがとう、お兄様…。』


アンジュに当たっていないことを確認し、ほっと一息つく。

木の棒を加えたまま、ユリアの方を向くと未だに木の棒を探してアワアワしていた。


『こんな所で素振りの練習とはな。』

「え?あ、あれ、アルフ様?」


突然茂みから木の棒を加えて出来たアルフの姿を見てキョトンとした顔を浮かべる。

ただ、その後ろから続いて現れたデモンベアを見て表情を強張らせた。


『ちょっとー、危なかったじゃないー!』

「ひゃあっ!? え、デモン、ベア…、の幼体…?え、うそ、こんなかわいいの…!?」


恐怖ではないく、あの破壊と殺戮で知られたデモンベア、その幼体のあまりのイメージとはかけ離れた可愛さに驚きを隠せない様子だった。


高速の速さでアンジュの元まで駆け寄るとそのまま抱き上げ、そのまま胸に寄せて抱きしめた。

それが瞬き1回の間に行われたため、アンジュ自身、その身に起きた出来事を理解するまで5秒も掛かった。


「うっそ、こんなに可愛いなんて知らなかったよー! うわぁ~、可愛い~!」

『…へぁ? え、あれ?んむぅ!? ひょ、ひょっほぉー!?』

「すごい可愛いぃー! え、アルフ様この子って名前あったりするの?!」

『ん?ああ、もちろんあるぞ。アンジュ、俺の家族であり、妹だ。』

「え、アルフ様の妹なの!? あぁーん、本当に可愛い!」

『むむむむむむむぅぅぅううう?!!?』

『アンジュを怖がらずに気に入ってくれて何よりだよ。それと俺を様付けでは呼ばないでくれるか?すっごくむず痒いんだ。』

「それじゃあアルフくんで!」

『…まあ、それなら。』

「はーにゃーひーへー!!」


もう抱きしめたアンジュを離さない勢いでその抱きしめる力もどんどん強くなっていくようだった。

アルフがそれに気づき、


『そろそろ離してやってくれないか?』


と助言を入れ、ユリアが慌てて離したころにはアンジュはぐっだりしていた。



====================

基礎ステータス 上昇率倍増ボーナス 2/5

生命:15 ☆☆★★★ 上昇率倍増ボーナス

筋力:23 ☆☆★★★ 上昇率倍増ボーナス

魔力: 4

体力: 8 

信力: 7

俊敏:35 ☆☆★★★ 上昇率倍増ボーナス

ボーナスポイント:6

*レベル3へ昇格が可能です。

====================

今回熟練度レベルが上昇したスキル

・遠吠え  Lv3 → Lv4

・闘志を震わす遠吠え Lv1 → Lv2

・致命の一撃 Lv6 → Lv8

・引っ掻き Lv5 → Lv7

・噛み付き Lv4 → Lv6

・隠密 Lv5 → Lv7

====================


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ