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異世界転生したら、まさかのオオカミだった!?  作者: 永遠眠
第1章 転生した先は…。
5/107

初めてのステータス

現時刻 "12:15"



どこか心地よい風が頬をくすぐる。

そんな詩的な表現の元、先ほどまで重かった目をゆっくりと開ける。


そこに広がっていたのはどこまでも続く蒼天が如き広大な空。

一面に広がる深い森林、そして畏怖さえも抱かせる威風堂々とした大きな山。

山の山頂は白く、日本で見た富士山を彷彿とさせる。


初めてみる景色ではあったが、その壮大さに圧倒されそうになる。

いくら記憶の引き出しを開けても、こんな景色を見たことがない。


それにふと体の違和感に気が付いた。

首の位置、そして地面と接している腹部と両腕、足の感覚。

ゆっくりと立ち上がるとその違和感はさらに増す。


まるで四つん這いがそのまま形となったような…。

自分の右手に当たる部位を動かし、それを見てみた。


"それはもう綺麗なフニフニしていそうな肉球だな、こりゃあ…。"


そこには犬に近いふさふさした手が目に入る。

これはもう完全に自分は人間でないことを確認した。というよりせざるを得なかった。


次に歩いてみる。

元々2足歩行である人間としての骨格の感覚が邪魔してか、犬であろうフォルムでの歩行は苦戦した。

だが、5分も歩き回っているとそんな感覚も自然に消え、今の歩行に馴染んだ。


そしてふとした違和感に気づく。

そう、景色が透き通るように"視えて"いるのだ。


"確かわんこって目が見えにくい代わりに嗅覚が特化していた生き物だったはずだが…。"


今度は鼻での呼吸に意識を向けてみる。

…澄んだ空気、若干湿ったような感じがしていることから近くに水があるのだと感じる。

そして木々のほんわかとした香り、花の甘い匂いが感じ取れる。


もっと深く集中すると、遠くの方で何か動物臭さともいえる臭いが鼻を突く。

それとはまた別の自分と同じような臭いも感じ取れる。


"意外とわかるもんだな…。"


と感心していたとき、先ほどまで聞きなれた機械音のようなサウンドが耳に入る。


―ポンッ


そして目の前に映し出される文章に目が行く。



         >おめでとうございます。貴方は無事に転生できました。<

  >無事に転生したということで、△%&$には特別ボーナスポイント+15が付与されました。<


"…特別ボーナス?"


と疑問気に思っていると、今出ている文字列とはまた別にポップアップが横に現れた。


====================

生命: 5

筋力: 4

魔力: 1

体力: 3

信力: 1

俊敏: 5

ボーナスポイント:15

====================


どうやら現在の俺の基本ステータスってところらしい。

基本情報も見れるのかな…?と思っていたらそれも勝手に現れる。


====================

Lv:1

名前:無

種族:シルバーウルフ 

HP:10/10

MP: 2/ 2

攻撃力: 10

防御力:  5

魔法力:  2

魔防力:  4

回避力:  8

隠密力:  7

====================


"レベル1でこのステータスか。高いのか弱いのか…ぜんっぜんわからん。"



現在の主人公のステータス

=======================================

Lv:1

名前:無

種族:シルバーウルフ 

HP:10/10

MP: 2/ 2

攻撃力: 10

防御力:  5

魔法力:  2

魔防力:  4

回避力:  8

隠密力:  7


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