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脳内勇者と僕  作者: ポポロンZ
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頭の中に何かが……

ある日起きたら頭の中に勇者が居た。

何を言っているか分からないかもしれないが、

事実なのだ。


勇者の名前はカイリ。

魔王の所まで来たのは良いが、後一歩で死んでしまったという。

まあ、確かにそんな話を聞いた事があるけれど、

なんでその勇者が僕の頭の中にいる?


「あの野郎を倒さないと死んでも死にきれん!あいつ完璧な俺様を彼女がいないからって馬鹿にしやがったんだぞ!決戦の最中なのに両側に美女を侍らせやがって!まじ許さん!」


そうですか、これって幽霊に取り憑かれたって事かな?えっと教会は……。


「まあ待て、あの女神の所には行くな! それに俺は幽霊じゃないから?」


なんで疑問系だよ。

それになんで魔法学園に通う平凡な学生にしか過ぎない僕の中に来た?


「一番潜在能力が高そうな奴だったからだ。この精神体ってのは便利でな、その人間の魂が持つ力が視えるんだよ。ばっと国中をみたが、その中でお前だけが飛び抜けた力を持っていた!どうだ?力が欲しいだろ?俺が力を与えてやるぞ!」


その台詞は勇者として駄目だろ。

魔王か悪魔の言葉だぞそれは。

それにそんな力なんて……。


「間に合ってますから結構です」

「間に合ってのかよ!?」

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