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ラッキースケベ&アクション2  作者: LSA製作委員長
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切り捨て御免

 結界内に入った。

通信は途絶される。

音と風景が遠くに感じる閉鎖空間。

この世界であって、向こうの世界でもあって、両方の世界でもない境界線上の世界。

 入るなり、シェードが襲ってくる。

居合いで叩き斬る。

影の数が多い。

ということは向こうとのつながりが深いことを意味している。

星見班の予測どおり、宝玉の光臨の可能性が高いと言うことだ。

それはプラスな面だ。

戦果が期待できる。

 宝玉の確保。

それが今回の任務なのだ。

 だがその反面、つながりが深いということは、向こうの世界からの影響も深いと言うことだ。

それゆえに、音と風景がかなり遠く、出現する影の数も多い。それに、

その深さ上に上異が出現する可能性は高い。

 正宗は、丹田を締め上げ気合いを入れた。

 予測出現ポイントまで走り出す。

 遠くに影の黒だかりが見える。

何かを取り囲んでいる。

我が目を疑う。

人だ。結界に人は迷い込めないはずだ。

避難対象として見落としたのか、とにかく影に食われかけている。

その存在を食われる前に助けないと。

 正宗は剣を抜いて跳躍した。

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