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ラッキースケベ&アクション2  作者: LSA製作委員長
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ほんのちょい寂しい


 寮に着き、鍵を開ける。

誰もいない。

今朝出て行ったときの空気のままだ。

玄関を上がり、階段を登って二階の自室へと戻る。

 鞄を床に投げ捨て、学生服を脱ぎ散らす。

パンツ一丁のままベッドに大の字になる。

静といた時は気にならなかったが、一人になると腕とお腹の火傷が気になってきた。

鈍く痛む。

時計を見る。

宅配業者が来るまでには、まだ小一時間ほどある。

このままうたた寝してしまおうか?

 まどろみ始める。

瞼が重い。

意識がぼやけてくる。

 音に飛び起きる。

聞き慣れた音だ。

階下からインターホンのチャイムが鳴っている。

 もう宅配が来る時間か?

 かなり早いことに寝ぼけているので気が付かなかった。

パンツ一丁のまま、受け取りに出る。

 寂しいのは、ここまでだった。

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