表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84/119

報告、そして次なる戦場へ

ベルリンのベルリン北区の給水管理センターで、ステルン・シュナイダーの呼吸が止まった瞬間――

遠く離れた中央司令部の作戦室に、無機質な通信音が鳴り響いた。


モニターには、ヘルメット越しに涙をこらえる現地オペレーターの顔が映る。

唇が震え、声にならない数秒。

やがて、絞り出すような声が空気を裂いた。


「……ステルン・シュナイダー、戦死」


その場の空気が一瞬で凍りつく。

壁にかかった大型スクリーンには、静止したままの広場の映像が映し出されていた。

瓦礫と血の海の中央、横たわる彼女の姿。

その周りを、助けられた市民たちが囲み、頭を垂れている。


司令席に座る指揮官は、しばし言葉を失い、握ったペンがわずかに軋む音だけが響く。

重い沈黙の中、誰かが深く息を吸い込み、作戦マップを切り替えた。


「……、ブレイク・サンダースを映せ」


スクリーンが切り替わる。

表示されたのは、カンザスシティの全景と、赤く点滅する複数の目標地点。

上空から舞い降りる無数の輸送艇、地上を埋め尽くすエイリアンの軍勢。

その中心に――一人の男が立っていた。


黒いコートを翻し、手にしたライフルを静かに構えるブレイク。

その表情には、怒りも恐怖もない。

ただ、目の奥に研ぎ澄まされた光が宿っている。

彼は銃口を持ち上げ、低く呟いた。


「――敵は取ってやるぞ、ステルン」


次の戦場の幕が、静かに上がった。

続きが気になる方は、ブックマークをお願いします。

現在、30ポイント目指してます!応援よろしくお願いします!


2025/08/20


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ