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Deadman・Fantasia〜死霊術師の悪役道〜  作者: 泥陀羅没地
第十一章地の底に堕ちる者
251/479

復讐の代償

どうも皆様泥陀羅没地です。


いやぁ、書きたいものが書けて作者、大変満足。


ちょっと前から温めていただけあって結末も納得が行く物に成りましたね。


――……――


ルドルフは目を開く……既に薄明るく陽が差し始めた窓の景色を見て。


「…そう言えば、魔女を倒した後そのままこの家で泊まったんだったな」


少しの混乱に思考を辿り、直ぐに状況を呑み込むと、ルドルフは外に出る…。


――カッ――


外に出た瞬間、差し込むのは己を貫く陽の光…ソレに軽く目をつぶり顰めっ面で外に出たルドルフは、既に目覚めて下山の支度を終えた仲間へ謝罪して気を取り直す。


「悪いな、流石に昨日は夜更かしし過ぎた」

「構わねぇよ、俺等もさっき起きたばっかだ」

「現実でも運動しないと体に悪いからねぇ〜ルドルフもちゃんとやってんの?」

「当たり前だろ、ちゃんと運動と適度な休息は挟んでる…社会人はゲームにばかり集中しちゃうと飯が食えなくなるからな」

「そりゃそうだな……んじゃ現実トークは程々に、今日もファンタジーライフを楽しむとしようかねぇ!」


5人はそう言いユーリスを連れて下山を始める。


「そう言えばユーリス、お前良く山頂に行けたよなぁ…どうやって行ったんだ?」

「抜け道」

「へぇ〜、良くそんなもん知ってたなぁ」


のんびりと会話をしながら6人は進む……それから1時間程してか、山を下り切り、6人は村を見ながら進んでゆく……。


――その異変に最初に気付いたのはアーラシュだった。


「――ッ、何か…静かじゃ無いッスか?」

「あぁ?…そうか?…まだ寝てんじゃねぇの?…病み上がりだし」

「……確かに、人が全然見えない」

「……何か有ったのかな…?」

「まさか魔物に襲われたとか?」

「……取り敢えず急ぐぞ」


6人は急ぎ足で村へ入る…静かな村へ。


「……魔物の気配は無いッスね?」

「……じゃあやっぱり寝ぼけてんじゃねぇの?」

「取り敢えず一安心か」


――コンコンッ――


「失礼します、タッカー殿…件の魔女を討伐しましたので、報告に戻りました」


ノックしながらそう告げるルドルフ…しかし、返答はない…アーラシュを見るもアーラシュが首を傾げる。


「中に確かに反応は有るッスよ?」

「……嫌な予感がする、タッカーさん!…扉を壊しますよ!」


――ドンッドンッ……ドゴォッ――


ルドルフは家の中に居るだろうタッカーへ向けてそう告げる、そして何度か体当りし、そして扉を壊して中へ入り込む……。



其処で彼等は目にした……。


散乱した物の山と、倒れ伏すタッカー……その身体に這い回る〝黒い痣〟を……。


「ッ!?」

「はぁ!?」


ルドルフは瞠目し、ブレイドはその痣を見て驚きに叫ぶ……他の皆も同じだろう…何故ならその痣は〝呪い〟だったのだから…あの魔女の、アルメナの呪いがアルメナの死の後も生きていたのだから。


「ッ――!」

「ッユーリス君!」

「待てユーリスッ、今離れるのは不味いッ!」


ユーリスが駆ける、それをルドルフが静止するが、ユーリスはその声を振り切り駆ける…アメリアの元へ。


――バァンッ――


「アメリア姉!!!」


ユーリスが叫びと共に扉を開け放った……その瞬間、6人は知覚する。


――ゾオォォォッ――


濃密に吹き出される、その瘴気の濁流を。


「……あ、アメリア姉…」


部屋を黒い瘴気が這い回り、家屋全域を脈動する……その中心には儚げな白髪の少女、アメリアが眠っていた…以前見た姿と何一つ変わらず。


「な、何が……」


――〝起きているんだ〟…ってね?――


『ッ!?』


ユーリスはその声に振り向き、そして5人はその姿を認識し、そしてその目を剥く。


「――〝物語は終幕の時を迎えたんだ〟」

「ッ!?―魔女…何で…」


その顔はその姿は、その〝銀の髪〟は…その紫の〝眼〟は紛れもない、見紛う筈のない…昨日あの夜に殺した、死んだ筈の女…呪いの魔女〝アルメナ〟だった。


「〝何で?〟…だって?…ハッハッハッ♪…面白い事を言うね君ぃ…物語が終わる、ならばその終わりに演者が立ち会うのは何ら自然な事だろう?」

「ッ――!」


――ギリィィンッ――


「あ〜ヤメヤメ、私を殺しても無駄だよ、もう既に私の呪いは解けてるんだ」

「ッ嘘を付くな!…なら何故アメリアの呪いが――」

「本当さ、そもそも私は昨日の夜君達に殺されて死んだんだ…己の内に抱えた呪いと共にね?…コレは紛れもない事実、絶対不変の真実だ……フフフッ、では〝何故まだ呪いは続いている?〟…そうだね、物語の分岐は既に選択された…選択されたんだ、ならば種明かしは必要だよね?…君達はこの何色にも染まる甘いクッキー(物語)を苦い珈琲(結末)に染めた…他ならぬ君達がそう定めたんだ♪」


――パチンッ――


そう言うとアルメナはその指を鳴らし、己の目の前にベッドを呼ぶ。


其処には黒い痣に包まれたアメリアが眠っていた……〝何の変化も無く〟


「さて君達、彼女と他の人間を見て、何か気付かないかな?」


アルメナはそう言い口を愉悦に歪めて6人を見る…。


「――アメリアだけ、何とも無い?」

「〝その通り(イグザクトリー)〟…この呪いは〝衰弱の呪い〟だ…文字通りこの呪いを受けた人間は己の生命力を少しずつ吸われ徐々に衰弱死してしまう…なのに何故このアメリアは何とも無いのか?…体質?…偶然?…ハッハッハッ♪…否、否ッ、そんな偶々や奇跡何て起こる筈無いだろう、教えて上げよう…この女、この無垢で儚い少女の素性を♪」


アルメナはその顔を妖艶に、愉悦に歪めて皆を見て続ける。


「この少女、アメリア…その本当の名は〝アルメナ〟だ…私と同じ名を持つ、かつてこの村を追い出された魔女、そして…フフフッ♪――〝ハデスの分身〟だ♪」

「「「「「「ッ――!?」」」」」」


その言葉に皆が言葉を失う……その内に渦巻く心の色を見て、とうとうアルメナ、二人目の〝アルメナ〟は堪えきれず笑みを零す。


「もし、そうだとして……お前は、まさか…!」

「フッフフフッ、フハッハッハハハハッ、アッハハハハッ♪」


――アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ――



ルドルフの言葉に、アルメナは笑う、嗤う…狂った様に、嗤う嗤う嗤う…。


――ズオォォォッ――


その嗤うアルメナの身体が崩れ去り、その黒い染みが渦巻き、其処に〝ソレ〟は現れる。


「――流石に此処まで言えば気付くよなぁ♪」


其処には男が居た、黒い衣服を身に纏い、その白い整った顔を悪辣で妖艶な笑みで溢れさせ、黒い髪を揺らす……余程の事でも無い限り守護者の誰もが知る〝最悪の化物〟の姿が其処に有った。


「ッ――…」

「ユーリス君を育てたのは…育てたのは何故なんですか!?」

「ッ―――フフフッ、それはな神官の娘、このアルメナに〝俺の分け身としての記憶〟が無かったからだ…この娘は最後の最後まで、己を村へ転がり込んだただの人間としか思っていなかった」


そう言うとハデスはアルメナを見て笑う。


「俺の分け身は確かに俺の力を持ち、俺の記憶を持つ…だが〝完全に同じ個体〟では無い…それぞれに異なる意思を持つ…恐らくはソレ故だろうなぁ…この分け身は〝孤独〟に耐え切れなかったのだろう……だからハデスとしての記憶を消して一度、アルメナとして村へ降りてきた…街から来たと装ってな……初めの内は順調だったが、此処で誤算が有った…魔術による豊穣はリスクが有った…過度な魔術によって土地の栄養は減って来たんだ…その辺りは俺の記憶を消した弊害だな、魔術へのリスクはアルメナの記憶には無かったんだろう、馬鹿な事だ」


「無論ソレを知らなかったアルメナは調べただろうな、色々な魔術や文献を読み漁り…そして試したんだ、どうやって村の田畑を癒せるのか……間が悪い事に其処に飢えて判断力の鈍った人間が現れ、アルメナを魔女と呼び糾弾した……追い立てられて尚アルメナは村の為に研究し、そして夜な夜な人目の付かない頃に田畑へその成果を与え、村を元に戻したんだろう……そして己は無知の罪にあの山の頂に籠もった…しかし気付いたんだ、己が幾ら年を経ても姿形が変わらない事に」


「当然だ、何処までアルメナとして生きようと分け身は分け身、人間では無いのだから……そして孤独に耐え切れずアルメナはまた人里へ降りた、また記憶を消して、今度はアメリアとしてな……今度は魔術の事も記憶から消してだ…だが、アルメナは其処でも過ちを犯した…いや、そもそも孤独を嫌い、人と共に生きたいなら〝ハデスの因子〟を完全に捨て去る必要が有ったんだ」


「ハデスの因子はアルメナの記憶の其処で燻り、そして〝破滅の種〟を撒いた…そう、それが呪いだ……アメリアを中心に呪いは広まってゆく…ユーリス、お前が呪いに掛からなかったのはあの老婆の薬草茶のお陰だ…村人達は飲まなかったせいであぁ成った…呪いに対抗するのは意思だ、あの老婆が呪い(まじない)、その茶をお前は頻繁に飲んでいたんだ……だから呪いの蓄積が甘かった…結論を言ってしまえばこの女がハデスを完全に切り離せばこうは成らなかったって事さ♪」


ハデスはそう話を締め括る……そして。


「さぁ、この女を殺せ♪―ユーリス♪」

「「「「「「……は?」」」」」」


そう言ったハデスの言葉に全員の声が震える、ソレに対してハデスはその目を歪ませてユーリスを見る。


「お前は言ったな…〝復讐の為なら、呪いを解くためなら何でもする〟…と、俺の前でそう〝言った〟んだ♪」


――キィィィンッ――


「二言は無く、吐いた唾は呑めないぞ?……お前は魔女の、悪魔の眼の前でその〝契を結んだ〟んだ…契約は絶対だ♪」


――ガクッ――


「ッ!?」


ユーリスの身体がガクリと動く…その動きから、ユーリスの意思は感じられず、ユーリスは困惑と絶望に声を失う。


「ッ止めろ!」


そして守護者が駆け出す…その瞬間。


――バシュンッ――


「〝四肢削ぎ鎌風〟」


守護者全員の手足が斬り飛ばされ、全員が地面に這い蹲る。


「さぁ♪…続きだ♪」

「や、やめ…止めろッ、嫌だ…」

「ほぉ?…契約を破ると?…ならば〝罰〟が必要だなぁ…〝お前の一番嫌な事をしよう〟♪」


――パチンッ――


ハデスが言葉と共に指を鳴らし、宙に剣を産み落とす、そしてユーリスの目の前にその剣を動かす…ユーリスの身体はその剣を手に取り、ゆっくり、ゆっくりと近付く…アメリアへ。


「ッオイ!止めろッ」

「止めなさいよこの屑!」

「止めさせるッス!」

「この、クソ野郎がァッ!!!」


叫ぶ叫ぶ、守護者の怒号にハデスは腹を抱えて顔を覆い笑う。


「ハッハッハッ、ハッハハハッ!――何を言っているんだ?…選んだのはお前達だろう!?…お前達が俺を殺す事を選び、お前達が他の方法を模索する事を諦めたんだ!…お前達がその気なら一人一人呪いを解くことも出来た、それこそ其処の娘が少しでも挑戦すれば変わった、老婆の話を聞いて、お前達はこの女に疑問を持たなかった…可笑しいと思わなかったのか?…この村に来た二人の少女、その登場の仕方がまるで同じな事にッ…いいや気付いた筈だ、だがお前達がその情報を斬り捨てた…この女に巣食う〝悪魔の因子〟を取り除く足掛かりは幾らでも有った…それこそ俺はお前達が俺の話を聞き、問い方次第では呪いを解く術を教えてやっても良かったんだぞ?…だが、お前達は選んだ、全てを壊し苦い苦い結末を迎える事をなぁ!」


ハデスはそう言って笑い、ユーリスに目を向ける。


「さぁ殺れよ復讐者、その切っ先をソイツへ向けろ、かつて愛し、そして己を息子の如く育ててくれた愛しい姉を、その手で壊せ♪……お前は言ったんだ、〝呪いを解く為ならば何でもすると〟…復讐に囚われた者が突き進むのは地獄の道だ、ソレを知って尚地獄へ来たんだろう!?」


「ッ―嫌だ、ヤだ、イヤだイヤだイヤだ、ヤダヤダヤダヤダッ、止めて、止めてよぉッ、イヤだ、ねぇッ――」


――ズプッ――


ユーリスの手に握られた切っ先が、アメリアの胸へ突き刺さる、ゆっくり…じっくりと。


「ぁ…アァッ…あ……」


絶望にユーリスが喘ぐ、剣と肉の間から漏れ出す赤い雫はベッドのシーツを濡らし、白を朱に染めてゆく……ソレと同時に、村々の家から黒い呪いの痣が集い出す。


ユーリスの手には感じるだろう、心臓の鼓動が……そしてその肉を切り裂きながら、その鼓動に迫る己の刃が…ユーリスは絶望に涙を流し、嗚咽を漏らしながら、ソレでも抵抗する……だが、その努力も虚しく、とうとう刃は心臓へ迫り――。


――ブツッ――


心臓を突き裂いた……アメリアの身体が跳ね、その胸から血が噴き出す……赤い赤い鮮血がユーリスの顔を濡らし、その手を濡らす…まるで己の手はもう穢れたと嘲笑う様に。


――パチッ――


その時、アメリアが目を開いた……ユーリスの手を握り、その目に涙を溜めて…。


「ユー…リス……騙して…ごめんね…辛い思いをさせて…ごめん…ね」


そう言うとその手から力は抜け、ダラリと垂れる。


「ッ――アアアァァァァァァッ!?!?」


ユーリスの叫びが響く、そして、漸く自由の効くように成った身体で、血濡れた身体でアメリアの亡骸を抱えて泣き叫ぶ。


「――さぁ、コレにてこの物語は幕を閉じた…結末は〝最悪の終わり(バッドエンド)〟…〝復讐の果てに少年は全てを失った〟…」


――シュウゥゥゥゥッ――


ハデスはそう言い、アメリアの身体から抜け出した黒い塊を手で掴み〝喰らう〟…。


「――さぁ、コレでお前達の役目は終わりだ…恨むは結構、怒るは結構、憎しみを以て俺の死を望むのは大変結構だが……正直な話、俺はお前達何てどうでもいい…〝つまらんかった〟ぞ?」


――ドプッー―


ハデスは言葉と共に影に包まれる、その紫の眼を冷たく光らせ、大地に転がる5人を心底下らないと言う風に見下ろし、こう告げる。


「〝次はもっとマシになっている事を期待しているぞ?〟」


――と……その言葉と同時にハデスは消える…残ったのは悔恨の念を宿した5人の守護者と。


――アアアァァァァァァッ!!!――


亡骸を抱えて泣き叫ぶ、〝全てを喪った復讐者〟の哀哭だけだった。

いやぁ、良い……こう言う残酷なまでのバッドエンドは胸が締め付けられて心苦しく、それでいて人間の愚かさと仕掛け人の残酷さがゾクゾクしますね。



因みにハッピーエンドを迎えたいならアメリアの呪いを治療するのにメアリーが頑張れば直ぐに行けました、余りの呪いの濃さにメアリーが判断を誤った…いや、正しい判断をしてしまったのが敗因ですね。


ノーマルエンドはアルメナを演じるハデスの御茶会に守護者が乗って、其処で質問をして御茶会を楽しくすればハデスが呪いを解く方法を教えてました…この場合アメリアは目覚めて、普段通りの生活へ、ハデスが秘密裏にアメリアの内に眠るハデスの因子を回収してその後は何事も無く…という感じですね。


バッドエンドは見ての通り、特に言う事は無いですね…大変満足です。


そしてトゥルーエンド。


コレは特殊で先ず呪いの根本原因がアメリアだと理解した状態でその上でアメリアを何とかしたいとアルメナ(ハデス)へ助言を貰いに行きます、ソレに対してハデスが無理難題(ユーリスによるアメリアの殺害)を与え、ユーリスがソレでも尚アメリアを殺して見せた場合、ハデスはその狂気に免じて呪いを解き、ハデスの因子を回収し、アメリアを人間に変えてくれます…。


トゥルーエンドが一番難易度が高いですが、だからこそ〝真相を知る終わり〟と言うのです。


私的にはハッピーエンドもバッドエンドも大好きですが、何より好きなのは人の歪んだ〝欲望〟の果てに〝破滅〟する結末です。


狂った人間、愚かな人間、醜い人間…その果に有る破滅は見ていてとても良い物ですね。

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― 新着の感想 ―
こういうのはバッドエンド迎えた側の"その後"が気になっていけませんねぇ〜。 ユーリス君、どうなりましたか? 普通に世界滅亡("世界再誕ノ刻"終了時)まで、廃人になってそうですが。 (まあ、ハデスなら"…
そうそう こうゆうので良いんだよこうゆうので
[良い点] 時々こういうのがあるのとってもイイ...
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