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88.粘着されてる、キャラ未だに定まってません! そしてミステリもの並みの親切設計な誘導!

お待たせしました。


88話目です。


ではどうぞ。



『……来宮さんのクラスメイトだからとか、彼女を守りたいからという理由は分かるけど。私達の【パーティー】に誰かを入れる気は最初から無いの。ごめんなさい』


『こっちも同じく。ソルアへの気持ちとか、まあ他のこともね。どんな崇高(すうこう)な理由を並べられても、【パーティー】に入れるのは無理よ』



 久代さん、アトリの二人が、それぞれ窓口となって【パーティー】に関する受け答えをしていた。

 どちらも男連中からの要求にはキッパリNOを突き付けている。 

 

 ……だが久代さんは久代さんで、アトリはアトリで。

 上手いこと本当のことには触れず、誤魔化しながら答えているように見えた。



「まあ、そうだよな。“俺”がいるせいで、そもそも【パーティー】に空きなんてないもんなぁ」



 だが久代さんはそれをあえて告げず。

 しかもその事情を前提として、嘘にならない範囲で“どんな理由でも【パーティー】に入れる気は無い”という風に上手くかわしてくれている。

 

 こちらの事情をくんでくれているのだろう。




「いえっ、滝深さんがいる“せい”だなんてとんでもない! 滝深さんがいて下さる“から”、私達、とても助けられてるんですよ!」



 俺の呟きを拾った来宮さんが、芯の籠った言葉でフォローしてくれた。

 


「ですです。ソルアお姉さんたちみたいなドエチエチ――じゃなかった。ムチャ強い人たちと行動を共に出来るってだけでも、えげつないメリットですからね?」



 水間さんもソルアとリーユを視界に入れつつ、自分の思った意見をちゃんと言葉にしてくれる。

 ……まああまりに思い過ぎて、途中で本音が漏れかけてたけど。


 なんだ“ドエチエチ”って。

 ドS・ドMの派生版?


 いや、ソルア達がドエッチ・エチエチなのは激しく同意だが。

 



「で、そのお姉さんたちはお兄さんのお助けキャラだから、セットで考えないとダメなんですよね? ならお姉さんたちで【パーティー】を組んでいるっていう方便もありだと思います」 

    


 ……やはり水間さんは水間さんだ。

 (ひょう)々としているようで、ちゃんと物事の核心部分は理解している。


 

「うん。正についさっき、アトリも同じような言い方でのらりくらりと断ってくれてるよ」


 

 ファムから見える映像、未だに諦めずにいる男二人などを、通訳するように言葉へ変換していく。

 そして念のため、試しに肉眼でソルアを捉える。



<パーティー申請を行います。申請したい相手を視界の範囲内に入れて、パーティー申請を行ってください>


 

 機能の無機質な音声が聞こえる。

 そして指示通りにし、ソルアへと【パーティー申請】を行ってみた。



<対象の相手へは、パーティー申請を行えません>

 

 

 うん。

 ちゃんと否定されたな。


 この実験通り【パーティー申請】では、生存者(サバイバー)・異世界人を区別する術はない。


 否定された理由が“相手が既に【パーティー】を組んでいる”からか。

 それとも“自分が既に人数一杯の【パーティ】を組んでいる”からなのか。

 はたまた“相手が【パーティー】機能の恩恵を受けない異世界人”だからか。


 それらを区別してくれるほどの親切設計ではなく、これだけからは判別がつけられないようになっているのだ。

  


「私も。ソルアちゃんたちは今のままの方が、【パーティー】っていう風除けがあった方がいいと思う。ソルアちゃんたち凄く可愛いし綺麗だから。悪いこととか、良からぬことを考える男の人が、一杯寄ってくるかもだし」


「ハルカ様……。ご心配いただき、ありがとうございます。ご主人様のご配慮のおかげで、今は無事に過ごさせていただいています。……ハルカ様も、お世辞抜きにとてもお美しいと思いますよ?」



 来宮さんとソルア、仲のいい二人がお互いにお互いのことを思い合っている。

 その様子は地球人・異世界人の間でも気持ちが通い合えるワンシーンを見せてもらえているようで、とても心が洗われた。



『なら理由を教えて欲しい! 俺は、兄貴から久代さんのことも沢山聞いてる! 来宮だけじゃない、久代さんのことだって守りたいんだ!』       



 だからこそ。

 今ファムの目の前、というか目の下で行われている茶番に、少しずつだが不快感が湧いてくる。


 ……ってか建屋(キミ)さ、さっきは“俺、来宮を傍で守りたいだけなんだ!”って言ってたじゃん。

 即行で理由に久代さん追加かよ。

 前言撤回が早すぎんだって、大切な物がストーリーごとにどんどん増えていく陽キャ主人公君かよ。


 

「…………」


 

 男二人の様子を見ていると、失望感のようなものが生まれてきた。 

 必死こいて、千種と激闘を演じてまで、助ける意味あったのかな、と。



『そ、そうだよ! 僕らは別に、き、君たちを害したいわけじゃない! ただ一緒に行動を共にして、この理不尽な【異世界ゲーム】の世界をを乗り越えたいだけなんだ!』



 これだけしつこいと、この二人はむしろ“不良達から理不尽な目に遭わされたんだから。これからはその分だけ美味しい思いをしてもいいじゃないか”みたいに考えてそうだ。


 この二人だけが特別なのかもしれないが、一度生じた不信感は“ホームセンターの住人”全体へと及んでしまう。



 ――それを止める意味でも、これ以上は見るに堪えないな。    

 



「……ちょっと行ってくるわ。皆は休憩しててくれ」


 

 そうしてゆっくりと立ち上がり。

 久代さんとアトリが頑張っている場所へ向かった。



□◆□◆ ◇■◇■  ■◇■◇ ◆□◆□ 


  

「いや、だから何度も言ってるけれど。あなたも、あなたのお兄さんも関係なくて。何なら誰が来ようと――」



 程なく現場に到着。

 未だに粘着されている二人を見て、これはちょっとやそっとじゃ引き下がらないだろうなと感じてしまう。



 ……仕方ない。



 アトリ、久代さん、二人の背後から接近。

 そして勢いよく両方の肩を掴んで抱き寄せた。



「ウィーッス! お疲れちゃん、二人とも~! 今日もカワウィィ~ね!」



 

 ――圧倒的パリピな陽キャお兄さんで行く! 

  



「は?」


「えっ?」



 そして二人のこの唖然としたリアクションよ。

 俺が近づいてくること自体は分かっていたらしいが、今まで見せたことないバカテンションでの接触は流石に想定外だったらしい。



「何なにぃ~? 俺っちに隠れて内緒話ぃ~? 悲しいなぁ、俺っちも混ぜてよ。【パーティー】の話、一緒にしようぜ~!」



 自分でもキャラの内容が完全に固まり切ってないので、内心メチャクチャにキョドってます!

 


「あっ、キャッ――むぅ~!」  



 その動揺が体に出てしまったのか。


 意図せずだがアトリの脇腹へと回ってしまった手、その指先が。

 女性特有の、極上の膨らみにタッチ。

 素肌がこれでもかと露出したサキュバス衣装のアトリだからこそ、余計にその感触が手に記憶されるくらい伝わってしまった。

 

 

 ……顔を赤くして可愛い悲鳴を上げたアトリに、これまた可愛く睨まれた気がする。


 うぅぅ~ごめんよぉ~!

 後で何でもするから、アトリさん許してぇぇ!!



「い、いやぁ……」


「ぼ、僕たちは別に、そんな話なんて……」


 

 だが幸いにも、男二人はそこには気づかず。

 むしろ俺の意図した通りの動揺を見せてくれていた。



「えぇ~良いじゃん。俺だけ仲間外れって、そりゃないでしょ~。透子(とうこ)ちゃんたちの【パーティー】の話なら、俺が一番の当事者なんだから」   



 自分の一人称が早速“俺っち”か“俺”で定まってない、陽キャ慣れしてない陰キャっぽさが出てしまっている。


 くぅぅ~。

 さっきのソルア達の時といい、陽キャへの道は辛く険しい。

     


「と、透子っ!?」



 いきなり馴れ馴れしく名前呼びをしたからか。

 久代さんから女の子らしく、とても可愛らしい驚きの声が聞こえた。


 ごめんね久代さん、後で何でもお願い聞くから!


 ……とはいえ久代さん、そんな反応もするんだね。

 うん、トウコちゃんは女の子。



「っ!? と、当事者!?」


「そ、それは一体……」



 一連のやり取りから、久代さんへの近さみたいなものは感じ取ったのだろうが。

 それを気にする余裕もなく、男二人は後ずさりながら目を泳がせていた。


 よし、ここまでは概ね想定通りだ。



 ――アトリと久代さんからの鋭い視線は完全に想定外だけどね!



「さっ、こっからは3人でお話しようか。――二人は戻ってて。来宮さんやソルアが心配してたよ」



 久代さん、アトリにそう声をかけ。 

 改めて建屋達に向き直る。



「いや、でも……」



 一瞬渋る様子を見せたアトリに、笑顔で頷き返す。



「……うん、分かった」

 


 全てを納得したという感じではないが。

 それでも飲み込んで、俺を信じて戻る判断をしてくれたらしい。

 

 久代さんも、アトリに従うように戻っていった。

 


 ――ファム、二人をスペースまで案内してあげて。その後は自由時間、外でフォンとでも遊んであげてればいいから。



≪あっ、そうなの? わかった! じゃあ終わったら遊んでくるね!≫



 もう一つの視界が俺たちから離れていくのを見て、あちらは大丈夫だろうと結論付ける。

 良し。

 で、だ。



□◆□◆ ◇■◇■  ■◇■◇ ◆□◆□



「お二人さん、悪いねぇ~。せっかく足を運んでまで“【パーティー】入れてくれぇ~!”って頼んでくれたんでしょ? ――でもごめんね、俺が【パーティー】に入っちゃってるからそれは無理なんだ。諦めて」 



 意図的に挑発したような、それでいて気味の悪さを感じるような抑揚ある声音で話す。



「っ~!!」


「なっ、なんだそれは!」



 二人、特に建屋の方がバカにされたと感じたようで。

 表情に怒りを滲ませて睨みつけてくる。


 だが、言葉にはならず。


 ……うん、やっぱり。



「あれあれ~? 何か気になってることがあったりする感じぃ~? ――あっ、もしかして“【パーティー】の話をしてた”ことをなんで知ってるのかって、ビックリしちゃってるぅ?」

 


 意図的に語尾を伸ばし、イラつく話し方を心がける。

 少しでも神経を逆なでし、意識がこっちに向けば、それだけでも儲けものだ。

 

 俺のやることは至ってシンプル。

 ヘイトを稼いで、来宮さんやソルアへ向かう意識をこっちに集中させることだ。


 ……うん、本当モンスターだろうと人間相手だろうと、俺ってやること変わらないんだね。

 ボッチの悲しい(さが)、与えられる役割が変わらないってことっすわ……。  


  

「っ!?」


「な、なんでそれを……」



 図星らしく、二人は分かりやすく動揺してくれる。


 やはり知らぬうちに、知らぬ方法で盗み聞きされていたことに。

 強く不信感・不気味さを覚えてくれたようだ。



 俺が千種相手に感じた、強者ゆえのオーラみたいなものは。

 別に、俺自身が本当に凄い奴じゃなくても作れるのだ。


  

 相手の手の内を、話の中身を、自分たちが知らぬ間に把握されている。

 不快感を覚えるほどに明るくふざけた奴が、話題の核心に入った時、いきなり真面目なトーンで語りだす。


 

 要するに“糸目キャラが開眼した時、なんか激強だよねの法則”みたいな話。    

 不気味さ、格上っぽいオーラは演出できるのである。


  

「まっ、そんな些細なことはどうでも良いじゃん! とにかく、俺が4人目で【パーティー】として入ってて。で、君たちはだから入れない。それが全てなんだから」



 あえて誘導してあげるこの優しさよ。

 俺が女なら惚れてるね。

 ……ゴメン嘘吐いた。


 こんな嘘吐きボッチ、モテる要素0だったねうん。

 


「っ! でも、それはおかしいじゃないか。それじゃ一人で2つの【パーティー】に入ってることになる! 一人が複数の【パーティー】に入れるなんて矛盾してるだろ!」



 お、そうそう!

 建屋君、よくぞ言ってくれました!


 これが誘導した探偵が、ちゃんとヒントにたどり着いてくれたことの喜びか。

 助手役ってのも案外悪くないな、うん。



「それがそうでもないんだなぁ~ハハッ」


 

 いいえ、それがそうなんです、合ってますよ。


 俺は久代さんたちとは【パーティー】を組んでいるが、ソルア達とは厳密には【パーティー】の関係にない。

 だがそれが信用できない相手に露見するのは、ソルア達の身の安全という意味で出来るだけ避けたい。

 だからこの嘘は、貫き通す。



 ……しかしもちろん、そんなことは露程も顔に出さず。


 むしろ周回遅れの的外れな推理を笑う、悪役のような演技に徹する。 

 

 さっきの不良、クニ君が“モンスターの死体”云々という即バレな嘘を吐いちゃったのとは反対のような状況だ。



「君たち、ちゃんと【異世界ゲーム】、頑張ってる? 頑張ってないよね~。――俺みたいに一所懸命にモンスターを倒してる奴ってのには、こんな物が貰えるんだ」


 

【異世界ゲーム】、その仕様・機能は絶対だ。

 その前提からすると“一人が複数のパーティーに入ることはできない”。

 ……いや、もしかしたら後々その方法は出てくる・見つかるのかもしれないが、今の段階ではまだない。


 しかしクエストを沢山こなしている、他の生存者よりはかなり先を行っていると自負のある俺ならば話は変わってくる。

“自分たちの知らない機能・仕様があるのかもしれない”――そんな心理を作りだせるのだ。 



「見ててね――」 



 そうして何もない宙から取り出したのは、一枚のカード。

【冒険者ライセンス】だ。 

【パーティーランク】が最初にF-に到達したことにより得た、ワールドクエスト報酬である。  


 ……もちろんこのカード・ライセンスに、“複数の【パーティー】に所属できるようになる”などという効果はない。

“ジョブ【冒険者】を得たのと同じ効果”、そして“施設【冒険者ギルド】を使えるようになる”というものだけだ。

  


「えっ!?」


「それ、は?」



 しかし二人はそうは捉えず。

 何を取り出したのかそもそもわからないから、見た目で判断するしかない。


 先ず何もない空間からいきなり取り出すことに成功し、それを目の前で見せたということに強い意味が生じる。

 更にそれを、ゲームの先を行っているだろう格上らしき相手が自信満々に、それも“【パーティー】の話題を前提として”行ったのだ。



「これは“本来なら持ちえない複数への可能性を開くことができる”アイテム。……君たちだけじゃない。他の生存者(サバイバー)も、だ。未だに【異世界ゲーム】前の常識からアップデートできてないんだね」



 この説明なら嘘にはならない。

“本来なら持ってない複数ジョブの可能性を、【冒険者】というジョブを追加することで開いてくれる”。

 ……うん、嘘は言ってないな。



 だがこれでこの場では、“一人が複数【パーティー】へ所属できる”可能性は否定されなかったことになる。



「…………」


「…………」

  

 

 それを頭で嫌でも理解してしまうのだろう。

 二人は無言ながらとても悔し気に、それでいてとても憎そうに俺を睨みつけてくる。


    

 ……おぉ~怖い。

 あまりの怖さに再び闇落ちしました。


 闇落ち×2で、これからはただの陰キャボッチになります。

 対戦よろしくお願いします。



「――フフッ、それにしても追い出した不良達ってさ、発想の柔らかさってのはあったんだろうけど。若さが出ちゃってるよねぇ~」



 ここからは完全に話が変わった感を出す。

 自分が勝者だと確信したが故の、慢心から来る油断的なポロリ、こぼし話です。


 さぁ拾って拾って!



「“使いたい【施設】が先に定員オーバーになっちゃったから、じゃあ使ってる先に来た奴を()っちゃおう!”って? ハハッ、そんなん思いつくかっての、凄いよねぇ」


「……?」 

    

「……一体、何を」



 だがやはり全く関係ない話を始めたと、勝者の余裕をただ見せられてるとしか思ってないのか。

 二人は未だハッとする様子はない。



 ゲゲッ!

 ちょっぴりピンチかも!?

 (みな)の物! 

 もっと抽象化してしてー!



【施設】に限らず、【異世界ゲーム】であるでしょう、他にも機能が!


 君たち使いたい機能があるんだよね?

 でも憎くて憎くて堪らない、どこかの陰キャボッチが、4人目の席に座って黒一点を満喫してる!

 

 さぁ、どうすんの!?



「――でもこれは【異世界ゲーム】だ。いがみ合うんじゃなく生存者(サバイバー)同士、協力しなくっちゃね。アッハッハ!」



【パーティー機能】で自分たちが欲望を向ける相手と近づけず。 

 それを見透かした上で強者(オレ)が、皮肉を込めて言っただけのセリフ。



「……こんのっ!」


「ふぐぅぅぅ! うがぁぁぁ!」 



 ――だが二人は、極まる憎悪の感情をカギに、しっかりと答えへと辿り着いてくれたらしい。



 うんうん。

 表情が物語ってる。

 良い顔してるよ、君たち!

【パーティー】の4人目の座を空席にする方法、思いついてくれたんだよね!



 ……ここまで親切にしたんだから、もう後は知らないよ?



 そのまま“思い付きは思い付きのまま”具現化されないのなら、それはそれでよし。

 つまりショッピングモールへそのまま向かう俺たちには付いて来ない、これでおさらばだろうということだし。


 

 ――でも、もし付いてきてまで俺の命を狙ってくる生存者(サバイバー)がいたとしたら。



 それは……返り討ちにしても良いよね? 



感想で沢山期待のお声をいただいていましたショッピングモール、つまりワールドクエストは次から入れると思います。


ボス弱体化のための赤いクモどうした、となりますが、それも次のお話冒頭で纏められると思います。


次回からのお話は「『お前らを入れる空きはないんだよ』と【パーティー】の4人目からは追放されました。でも俺たち有能だから邪魔なボッチを殺して、残った美少女たちに愛されイチャイチャ終末ハーレムしちゃいます!」に題名を改変してお送りします!(純度100%の嘘)


沢山感想をいただけて、やはり反応があることを実感できて大変ありがたいです。

体のことも心配していただき、本当に嬉しかったです。


一応今のところ、支障はなく頑張れています。


感想ももちろんですが、それに限らず。

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今後とも当作品をよろしくお願いいたします。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 主人公よくやった!自称隠キャボッチなりに不器用ながら頑張ったのがリアルで良きです。 [気になる点] 肩抱き寄せたうちの1人がアトリじゃなくソルアになってましたのでお時間ある時に修正しちゃっ…
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