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『シップ』

全長3000kmに及ぶ超弩級恒星間移民船。

西暦3300年代に地球を離れてから、人類が居住可能な惑星を探し、長大な時間に渡って宇宙を彷徨し続けている。

内部に地球環境を再現し、当時惑星上に存在していた大多数の生命体が収容されている。

自動蛋白製造プラント及び水耕プラント、高純度浄水機関・有機転換炉・重力場発生操作装置などを内包しており、高度な環境循環維持システムによって生存空間が賄われる。

生産と消費活動が自己完結しているため、外部からの物資供給を必要としない。

船内には閉塞した空間を清浄に保ち、土中バクテリアの殺菌、発生炭酸ガス量や酸素濃度などを調整する環境保持用ナノマシンが常に漂っている。

運行及び船内の全機能は中央統括AIによって管理され、自律作業機械群が故障個所などを修繕・補強していくため、乗船種は移民船に関して必要最低限のシステムチェックをするだけでいい。

ただし中央統括AIは人類を始めとした収容生物の保全まではカバーしておらず、こちらは人類による調整や管理が不可欠。

船内は区画単位で番号が振られ、各区画が直列的に連結して続いている。非常時には区画境が隔壁によって封鎖され、物理的に行き来が不可能となる。


『ノイズ』

人類と敵対関係にある外宇宙生命体群。

活動時に雑音へ似た耳障りな鳴き声を発すことから名付けられた。

多種多様な形状特性を持ち、サイズも人間大から数倍する大物まで様々。

比較的既存生物に近しい外観のものもあれば、悪夢めいた異形までと統一感はない。

極めて獰猛且つ攻撃的で、テリトリーの拡大を目的に大規模活動する。

常に支配域の拡充を求めて邁進し、進路上の全てを蹂躙していく。

空間を超越して母体種からエネルギー供給を受け生存しており、飲食を必要としない。が、襲撃した人類を好んで捕食するという習性がある。

各個体に思考能力は存在せず、本能に衝き動かされているのみ。

そのため意思の疎通が図れず、対話による交渉は不可能。

全てのノイズは母体種を起源としている端末的なモノで、母体種が機能停止すれば連鎖反応的に活動を止め、絶命する。


『ノイズ支配種』

他のノイズよりも巨大な体躯と能力を誇る上位存在。

ノイズが制圧した各区画の深奥部に君臨し、同域に蔓延るノイズ群を統括している。

母体種の子機的役割を担い、母体種からのエネルギー供給を中継し、配下のノイズへと送る。

そのため間接的に母体種の支配権を有しているが、それは弱点でもある。

ノイズ支配種が倒されると末端ノイズと母体種の繋がりが断裂するため、同域のノイズは活動停止の後に絶命していく。

各区画に於ける所謂ボスであり、これを討ち取ることで区画の奪還が可能となる。


『公社』

工業・金融・医療・農業など多岐に渡る業種に参入しているメガ・コングロマリット。

複数区画に跨って事業展開し、人類が社会生活を営む上で欠くことのできない様々な要素を取り扱っている。

優れた技術力と莫大な資本によって並々ならぬ影響力を持つ一方、ノイズ戦争によって尋常ならざる経済的損失も被っている。

シップ内で最も強く人類の勝利・戦争終結を求めている組織とも呼ばれる。

開戦当初からノイズの研究と対策を主導しており、数多くの対ノイズ兵器を開発してきた。

戦況の膠着化へ伴って(業を煮やし)最新装備と多額の報酬提供を条件に、民間から傭兵を募って独立戦団を発足。最前線の防衛ラインから突出させ、ノイズ支配域を穿つ攻略部隊として進発させた。


『傭兵』

報酬と引き換えに依頼をこなし、あらゆる厄介ごとを解決する仕事屋。

真っ当な社会に背を向けたアウトロー勢で、荒事に慣れたクセ者が多い。

常人には理解され難い価値観に生きる者もままある。

軍人くずれや闇医者、殺し屋から犯罪者まで、来歴は千差万別。

その性格上、スタンドプレーを好み、統率・連帯を重要視する正規軍とは折り合いが悪い。

公社によって行われた大々的な募兵を請け、報酬目当てで集った傭兵達により、このたび戦団が組まれた。

目的は最前線へ突撃し、ノイズ支配域を攻略し、船首区画に鎮座する始まりのノイズ母体種を撃滅すること。

そんな傭兵の1人が、プレイヤーの操作キャラクターである。


『リバティアーマー』

傭兵がノイズ支配域へ挑む際に持ち込む可変型マルチウェポン。

圧倒的な物量と苛烈さで押してくるノイズへ対処すべく、公社が開発した多目的兵装。

公社の下へ参集した傭兵達には無償で提供されている。

開発初期が着込むタイプだったため慣例的にアーマーと呼ばれるが、改良を重ねられた現在は剣型、銃型、盾型、双翼型、多脚型、分離飛行するビット型など実に多彩な形状を持つ。

また独自の可変機構を内蔵し、瞬間的に異なるフォームへと変形することで、あらゆる状況に対応が可能。

主機による予測演算を用いたサポートや、サブアームを展開しての自律攻撃など、従来の武装を凌駕する応用力も備える。

拡張性の高さから独自のカスタマイズが叶い、持ち主のオリジナリティ溢れるアーマーが多く見られる。

シップ内に漂う無数のナノ粒子を吸収・蓄積し、これを利用することで戦闘用強化外殻への展開機構『ドライブ・バースト』も有する。


『ナノマシン』

極微小機械群。

目視不可能なほど小さな機械の集合で、分子レベルからの様々な作業へ用いられる。

医療分野や人体の強化といった生化学方面での普及率が最も高い。

蛋白質を基本構成素材としているものが主流で、立体構造を自己形成し、自己構築する機能を持つ。

人体や機体に注入することで筋力や機能性の一時的な増強が叶うほか、傷の治療や抵抗能力の底上げ、空間上へ散布することで限定的な電磁領域を構築しステルス化・量子転移を可能とする。

これを利用した携行用ナノマシンデバイス『アクティブ・ブースト』は、軍人や傭兵の基本装備の一つ。


『前線拠点』

人類の主力軍が駐屯・防衛している最前線。

ノイズ支配域との境界となった封鎖隔壁を正面に据え、広大な地雷原を挟んで巨大な要塞都市が築かれている。

傭兵達のベースキャンプでもあり、ここで戦いの準備を整え、敵陣へと切り込んでいくこととなる。

兵員が集まっているため、彼等を当て込んで商売する者も方々から集い、数多の商店が軒を連ねる一大商業区という面も。

要塞都市は非常に雑多で活気に満ち溢れ、それが故に騒動も絶えない。

公社によってテレポーターが設置され、ダンジョン探索中に量子転移した傭兵は、此処に戻ってこれる。

逆に傭兵は拠点テレポーターを使うことで、隔壁先のノイズ支配域へ転移し、戦いへ赴く。


『テレポーター』

前線拠点に配置されている転移装置。

蒼光を湛えた円形の足場が座標ポインタで、拠点内の中心広場に存在する。

傭兵が携行するナノマシンに位置情報が記憶されており、転移用ATB使用時に対象の全情報を量子化し、連動するポーターで再構成する仕様。

これによりノイズ支配域から脱出した傭兵の帰還点となっている。

また同ポーターを使い、ATB量子情報が残る探索点(前回最後にいた場所)まで戻ることもできる。

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