7 違った
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「さあ、行きますわよ」
「はい。了解しました」
私はそう言って先を進むソフィアさんについていく。
しかしソフィアさん、相当上機嫌だ。
よし、機嫌が良いうちに気になっていることを聞いてしまおう。
「ねえ、シオンくんって彼女いるのかな?」
「……どうしてそんなことを聞くんですの?」
「なんとなく、気になっただけ」
「……いないはずですわよ」
「そう、ありがとう」
なるほど、シオンくんは彼女いないのか。意外だ。
しかし、こちらとしては好都合だ。
私は高校生で恋人の1人や2人欲しいお年頃なのだ。……って2人はダメか。
それで恋人が欲しい私としては美系で性格が良い人がフリーなのは結構嬉しい話なのだ。
しかしソフィアさんの機嫌がなんだか悪くなってしまった……。
……もしかして
「ソフィアさんってシオンくんのこと好きなの?」
「違いますわよ」
あれ、違った?
絶対そうだと思ったんだけどな。
じゃあなんで機嫌悪くなっちゃったんだろう。
……考えても分からないので私はソフィアさんに部活の案内をしてもらうことにした。
贅沢を言います。
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