5 出会い2
久しぶりの更新!
待ちきれなくなったので朝早くの更新です。
あと、評価とブックマーク登録ありがとうございました。
「マルベーリさんの席は一番奥の空いている席ね」
「はい、分かりました」
私はそう言って言われた席に向かい、そのまま座る。
その席は窓側から見て2番目の席で1番窓側の席にはソフィアさんがいた。
良かった。知ってる人が隣の席だ。それだけで安心できる。
それでもう片方のお隣さんは……
めちゃくちゃ美形の男子だった。
なんて言うか爽やか? 系の美青年がそこにいた。
青い髪と目で顔立ちはかっこいいと言うよりも可愛いって感じだ。
「僕はシオン=ブルーム。よろしくね、フィルさん」
「よ、よろしくお願いします」
「そんな緊張しなくても大丈夫だよ」
なんと、性格までもが爽やかだ。
なんというか、シオンくんはすごいモテそうだ。彼女とかいるんだろうか。
聞いてみるべきだろうか。そう思い口を開け……
……現実は残酷である。シオンくんともう少し会話がしたかったのに授業が始まってしまった。
初日から授業って地獄かな。
はぁ、しかたないからしっかり授業を受けますか。
そう思いながら私は教科書を開いた。
明日も更新します。