9 買い物
pvが3000越しました。
ありがとうございました!これからもよろしくお願いします。
私とソフィアさんはスーパーに足を運んでいた。
あ、この野菜安い。こっちのお肉も安いって感じで安いものをカゴの中に入れていく。
「…そんな適当に食材を入れて……」
「だって安いし?」
ソフィアさんは呆れているようだが関係ない。
あるものをそれっぽく調理するのが私のやり方である。
……そろそろカゴが重いし、今日はこのくらいでいいか。
「あ、これ買いません?」
そう言ってソフィアさんは雑貨コーナーにある2つのコップを手に取った。
……ソフィアさん、それ、恋人用のやつですよ……
そう思うが口の出さない。
ところでこれ、いくらくらい……安い。買おう。
「買いますか」
「いいですの?」
「もちろんいいですよ」
そう言ってコップを手に取りレジに並ぶ。
レジがすいてたのですぐに会計をする事ができた。
えっと、……意外と高いな。
私はそう思いながらサイフからお金を出した。
お金は学校側が一ヶ月ごとに一部屋ずつに一定額を振り込んでくれるのでルームメイト間での金銭問題は少ない。ちなみに今出したサイフのお金も学校からもらったお金だ。……でもこのお金、元は親の金か税金なんだろうな。
何故そんなサイフを私が持ってるか?
昨日の夜、ソフィアさんに買い物を担当するなら必要でしょう、と渡されたのだ。
信頼されてるのかな。
そんなこんなで買い物も終わり、私たちは帰路をたどっていた。
……ソフィアさん、あのコップが恋人用のって知ってたのかな。
明日もぜひ見に来てください。