表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

1、鑑定

 1000年1月1日王国が誕生してから1000年とされるこの日にシンで生まれた子、アルゼは皆と等しく鑑定を受けていた。


「むっ!」


「ドルト、どうしました?」


村長であるシルクが問う。


「この子は!この子は鑑定が出来ん!SR+以上のスキルの持ち主じゃ!」


「な!何っ!シード!急ぎサンドラに知らせてくれ!」


「かしこまりました。」


副村長であるシードは通信機を使い、サンドラ国の連絡を取る。


『こちらサンドラ国鑑定所ーシンからの連絡なんてめずらしいねーどうかしました?』


『アイク様ですか?こちらで鑑定できない赤子が誕生しました。指示をいただきたく連絡しました。』


『まじか・・・SR+以上か・・・すぐに俺が行くからとりあえず待機しててくれ。』


『かしこまりました。』


「どうだった?」


「アイク様がいらっしゃるそうです。それまでは待機とのことでした。」


「そうか・・・それにしても、UR以上とはな。スキルの内容にもよるが、この村はさらに発展するな。」


「UR以上ともなれば国で保護され、戻れないかもしれませんよ。」


「いいんだよ。鑑定士以外は成人の10までは生まれた場所で育てることが決められているんだから。それまでにここを出ていきたくなるように育てたらいいんだ。」


「村長は土壌だったからそうはいいますが、戦闘専門のようなスキルだったらそうはいきませんよ。おそらく。」


「とりあえずはアイク殿の到着を待とう。LGとかだったら・・・世界を変えかねないがね。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ