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プロローグ

この世界では出生と同時に各々がスキルを与えられる。


それは、生きていくための基礎である。


火のスキルが与えられたものは火属性に特化したものを。


水のスキルを与えられたものは水属性に特化したものを。


その中には特殊なものもある。


スキルにはレア度とよばれるものがあり、レア度が高ければ高いほど優秀だとされている。


レア度はノーマル(N)、ノーマル+(N+)、レア(R)、レア+(R+)、スーパーレア(SR)、スーパーレア+(SR+)、ウルトラレア(UR)、ウルトラレア+(UR+)、レジェンド(LG)、アンノウン(UK)となっている。


割合はNからSR+までの%で50:30:10:5:3:2となっておりUR以上は少数点以下でほとんど出ないものとなっている。


これを判断するのは、鑑定スキルを持っている者であり、鑑定スキルはR~で存在している。また、鑑定士のランクより3段階以上のレア度のスキルは判別できない。よって、Rの鑑定士はSR+以上のスキルは鑑定ができないこととなっている。


UKに関しては、鑑定士では判別ができない。UKは文字通り未知数なスキルであり、N以下のこともあれば、LG以上のこともある言われているが、ほとんど発現していないため、その判断となっている。


基本的には、鑑定士は希少な為、鑑定士と鑑定されたものには、国が判明した時点で雇用し、国家鑑定士となることが義務付けられている。


各町村には、鑑定士が置かれる。


優秀なスキルを持っている者から、優秀なスキルを持っているが生まれるとは限らない。ただし、優秀なスキルを持っている者から優秀なスキルを持っているものは生まれやすい。


貴族はR以上、王族はSRのスキルを持っていない者が三代続くと権利を剥奪される。その際に、新たにR以上の血筋が三代以上続いている家系が貴族に任命される。王族も同義であるが、王族が剥奪された際には、貴族全体で話し合われ、次期王族が決められる。貴族は領主であり、町を自治することになる。王族は1席、貴族は10席と決まっている。


世界は、4つの国に分かれている。各国は5つの町と不特定多数の村で構成されている。


各町には貴族が2名ずつ配置されている。5つの町の内、1つが中心となっており、中心となる町には王族も配置されている。


村についての定めはないが、村は近隣の町に村の総収入の1%を税金として払うことになっている。


これがこの世界のルール。


俺が生まれたこの世界のルールだ。


俺はUKのスキルを持ってうまれた。


UKのスキルを持った俺の物語だ。

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