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国宝は風と共に❗  作者: 皇帝ペンギン
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風神それは早き如く、雷神それは速き如く(出発)

拙い(つたない)文章、ゴミな設定

使い古されたであろうネタの数々もしかしたら読んでいて不快にするかもしれません

それでも読んでくださる方には満足できるようにしたいと思います

国宝とはその国に存在する宝である

国宝には様々な形・能力がある

国宝は国に一つしかあらず(つい)をなすもの以外は例外なく一つしか存在できない

国宝は国宝樹(こくほうじゅ)の種を王の玉座に蒔くと発芽し実をつけその実から国宝が生まれるとされている

そして国宝はその国に最も忠誠心がある者が扱える

その者を総じてこう呼ぶ国宝持ち『ホルダー』と


ここはとある世界にある国

ウィリアズ公国

その国の玉座の前にこの国の国宝持ちたる剣士が片ひざをついていた

国王『その様にかしこまらんでも良いぞスカイ』

玉座に座る王カルバール・ウェディ・バーストが剣士に優しく促す

カルバール・ウェディ・バースト4世

この国ウィリアムズ公国の国王、国民には人気が高く名君とされている人物現在57歳

スカイ『そうはいきません、あなた様はこの国の国王なのですから』

スカイこの国の剣士にしてこの国のホルダー(国宝持ち)

顔は少し頼り無さげだがそれを補うように両目は金色

髪は黒のためその瞳の色をより際立たせている

体の方は赤色の鎧と黒のマントに包まれているが戦う者が醸し出すオーラをまとっている

国王『しかし、それを口にするなら、お前もこの国の英雄ではないかスカイよ』

スカイ『私などまだまだ弱輩のみでございますよ』

国王『あーー、まぁ良い、この件に関してはまたの機会にしよ』

スカイ『はい』

国王『さてスカイよ、ラダーム領は知っていよう』

スカイ『はい、キルズ運河のほとりにある』

国王『そうだ、そのラダーム領が近々、国に成るとの知らせが入った』

スカイ『ラダーム領がですか、それは、それは』

国王『そうだ、その為に国宝樹(こくほうじゅ)(たね)をラダーム領に届けて欲しい』

スカイ『国宝樹(こくほうじゅ)(たね)をですか、しかし、今回位置ならば別のホルダーが向かうべきですが、なぜ私に?』

国王『理由は3つ、一つ現在ラダーム領に近い、国が祭りには入り、ホルダーを国内から動かせん、一つそうなると現在国内で行事のないこの国に白羽の矢がたった、最後の理由は、デルタがお前なら安心と私に助言したからだ』

スカイ『わかりました、ではすぐには出発の準備に、できしだい出発いたします。』

国王『ほーー』

スカイ『何ですか?』

国王『いや、何この事をスカイに告げたら流石に怒るだろうとデルタが申していたのだがな』

スカイ『ええ、ですので帰還は少し遅れると思います、一度あのバカの所に寄ってからになりますので』

国王『なるほど、了解したでは頼むぞ、スカイよ』

スカイは片ひざから立ち上がり国王に敬礼をして出発の準備のため国王の間から出ていく

国王には背を向けたままのため国王には解らなかったがその顔は悲痛に歪んでいた

王の間から出ると、そこには一人の少年剣士が壁にもたれてスカイのことを待っていた

スカイ『なんだ来ていたのか、ウィンド』

ウィンド『当たり前でしょう!隊長』

ウィンド、この国の軍隊所属、そしてスカイに絶大な信頼を寄せる男、容姿はスカイより凛々しく黒色の両目に金髪、身に付けている鎧はシルバーであるがきちんと手入れされまるで金のように輝いている

ウィンド『それより、どうしたのですか?』

スカイ『なにがだ?』

ウィンド『いえ、顔が怨嗟(えんさ)に歪んでましたので』

スカイ『いや、なにバカで救いがたい親友をもつと苦労するなと』

ウィンド『?』

スカイ『デルタのことだ』

ウィンド『デルタ様のことですか・・・』

スカイ『ああ、アイツの余計な一言で仕事が増えた』

スカイは今ここにはいない別の国の国宝持ちデルタに一言もの申してやりたい気持ちで一杯だった

ウィンド『スカイ隊長』

スカイ『なんだ?』

ウィンド『デルタ様と友情を結ぶのは結構ですが、お二人は一国の最大戦力なのです!』

スカイ『解ってる、あまり馴れ合うなと言うんだろ、しかしな』

ウィンド『解ってらっしゃるなら構いません』

スカイの言葉を打ち切るようにウィンドは話を進めた

ウィンド『それで、陛下のご用件はなんだったのですか?』

ウィンドはこの話はこれで終わりと本題に入った

スカイ『国宝樹(こくほうじゅ)(たね)を、ラダーム領に届けて欲しいとのことだ』

スカイも慣れたもので本題をウィンドに話した

ウィンド『国宝樹(こくほうじゅ)(たね)をですか?』

スカイ『ああ、一番近いのは我が国らしいからな』

ウィンド『なるほど、了解しました、いつ発たれますか?』

スカイ『準備ができしだい直ぐにだ』

スカイはそれだけ告げると歩き出した

それに続くようにウィンドも歩き始める

ウィンド『ラダーム領と言いますと、あの領ですか』

スカイ『そうだ』

ラダーム領、この国に流れるキルズ運河その運河を上ること7日そこにこれからスカイが行く領、ラダーム領がある

ウィンド『しかし、大丈夫でしょうか?』

スカイ『だから、俺が行く』

ウィンドの心配はまるでスカイに、見透かされていた

国宝樹(こくほうじゅ)(たね)は、国宝を生み出すこれはこの世界に住むすべての人間が知る事実である、当然それを狙う者がいないとも限らない、そのため護衛と運搬役を現国宝持ちにさせるのが古くからの制約である

ただしこれに該当するのは、多数の国が有能(ゆうのう)と認めた国宝持ちに限られる

ウィンド『解りました、こっちのことは気にせず任務をこなしてください隊長』

スカイの執務室の前に到着するとウィンドそう言って敬礼した

スカイ『頼んだぞ』

スカイも敬礼で答え、執務室に入り扉を閉めた

そしてスカイはラダーム領に向かう準備に入るのであった

今回の話ではスカイが出発するまでの物語です

まだまだ序盤も序盤なので

国宝樹の種の秘密

国宝の秘密等書かなければいけないことが多々ありますが頑張って書き上げたいな・・・


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