5月20日
久しぶりに掃除をした。
5月20日|(土曜日)|「つくも」
自宅にて—
「んんっ、ふぁあ...今何時だ...?」
窓から射す朝日を受け、大きな伸びとともに体を起こす。
スマホの画面に映し出される時間は12時32分、とても朝日と呼べる時間ではなかった。
「よく寝たな、てか寝すぎだなこれは」
今日は特に出かける用事もないし、昨日母に言われた通り部屋の片づけをしよう。
「とその前に顔洗って飯を食べよう...」
*
「よし、さぁ始めよう!」
傍から見れば強盗が入ったかと疑われるぐらいの状態、一言で表すなら『地獄絵図』
「とりあえず布団を干そう、そうしよう」
ベランダに布団を干し布団たたきをする。
「うぅわ!リンの抜け毛やば!!」
一回一回叩く度に大量に舞い散る毛、こんなものを掛けて寝てたかと思うと...いや、これ以上は言わないでおこう。
次は机の上をやろう。
「ごみは全てゴミ袋じゃあ!!」
何時のものか分からない学校からの手紙やプリント、お菓子の袋等々...
そしてそんな時それは起こった―
「これは何の本だ...?」
書店の紙製ブックカバーの付いた本。
「あぁ、この漫画か、ちょっとだけ、ちょっとだけ読もう」
◇
「いつの間にか最終巻まで読破してた...」
全然掃除進んでねえ!!!
その後しっかりと掃除は終わらせました。




