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5月2日

こんな会話を授業が始まる前にしていた。

5月2日「ゆう」


午前7時過ぎ、自宅にて——

「ふあぁ、まだ眠いや...今何時だ?」

スマホを開きロック画面に映し出される2種の数字、画面中央に「7:12」、そして右上に映る「16%」。


「あれ?おかしいな、充電コードも刺さってるし、コードの線切れたかな?」

スマホに刺さった充電コードをIPodへと挿す、黒い画面に光が灯り充電中の文字が現れる。

「線は切れてない、ってことは壊れたのはスマホの方!?」

再びスマホへコードを挿すがやはり充電の文字は出ない。

「もう最悪だよ!」


「そんなこんなでスマホ壊れたんだよ~、マジで最悪」

俺はその後、家を出て学校へ着くや否やつくもとらむにスマホのことを話す。


「マジかよ、線が切れてるとかじゃないの?」

つくもは鞄から蓄電器を取り出し俺のスマホへと挿す、もちろん充電はされない。

「うわ!ほんとじゃん!笑えるわ!!」

らむはその光景を見て爆笑する、こいつよく俺が困ってるのに笑ってられるな!

「おいおい、そんなに落ち込むなって、見ろよ、俺のスマホは充電される」ティロン♪

スマホに蓄電器を繋ぎ画面を見せつけるつくも、お前もからかってくるのかよ!

「お前らな!そんなに俺のスマホが壊れたのが楽しいのかよ!」

こっちは1ミリ楽しくない!だって残り充電9%だし!

「まぁ、楽しいか楽しくないかって言われたら...なぁ?」

そういったつくもはらむと顔を合わせる。

「うん、楽しいわ」

こいつらっ...!!

「もうお前らなんて知らん!きっとトモだったら共感してくれるんだ!この悲しみを!」

俺が二人に背を向け離れようとするとつくもが呼び止める。

「待てって、俺の話を聞くんだ」

今更何を言うというんだこいつ...

「な、なんだよ、どうせまたバカにするんだろ!」

そう言うとつくもは真剣な眼差しでこちらを見る。

そして言う。

「いまお前はスマホが壊れてショックを受けているだろう?」

つくもは言う。

「お、おう、そうだね、やっと分かってくれたか」

俺は安堵した、もう馬鹿にされないのだと。

「けれど、もし、もしも『マイケルジャクソン』がお亡くなりになりましたってニュースを観るのと、お前のスマホが壊れたって事実を同時に体験したとしたらお前はどっちのほうが悲しい?」


その時、俺の脳内に衝撃が走った。

(真剣な顔つきで何を言っているんだこいつは)

「さぁ!答えてみろ!」

分かってくれたと思っていたのに...

それに、このふざけ切ったつくも、そして次に腹立たしいのは、つくもの後ろでこの状況に飽きたかのようにすました顔でスマホをいじっているらむだ。

この光景、状態に遂に俺の中で何かが弾けた音がした。


「スマホの方がショックだよ!!マイケルはもう死んでるんだよ!!天国で『アオゥ!!』ってやってるんだよ!!何言ってんだよお前!」



トモ「マイケルは『アオゥ!』っていうか『ポウッ!』のイメージのが強い」


高校生特有の訳の分からない、八割がたその場のテンションで笑っている会話ですね。

一応言っておきますが『マイケルジャクソン』を馬鹿にするつもりでこれを書いたつもりはありません。不愉快に思われた方には申し訳ないです。

筆者はマイケルが大好きなのでスマホとマイケルだったら1mm誤差もなくマイケルを取ります。

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