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5月17日

今回はいつもより少し多めです。

5月17日 (つくも)


同好会にて—

「はい、今日も同好会やるぞーって言っても特にやることないんだよねー、てことで自由にしてていいぞー」

前回部費の話が終わり、いわゆる『やることがない』のだ。


「つくもー、デュエルしようぜー!」

トモは鞄から遊△王のデッキケースを取り出し、俺に見せる。

「おう!やろやろー!」

2人で机を並べ、カードを並べられるだけの空間を作る。

「ジャンケンポン!」

「よし!俺先攻な!」

他の人達も各々喋ったり、某動画配信サイトで動画を見せ合ったりしている。

「お、俺手札強いぞ、俺はモンスターを召喚!効果発d...」

「すいませーん」

言いかけたところで扉の方で1年生と思われる女の子が二人が来ていることに気づく。

※リアルの筆者は3年生です。

(やっば...もしかしてこれって同好会見学とかじゃないよね?完璧俺ら遊んでたけど...)

「あ、はい、どうしましたー?」

恐る恐る聞いてみる。

「あの...ここって旅同好会で間違いないですよね?」

「違ったかな?」

あまりの光景に信じられない様子の二人。

「いやいや!合ってますよ!ようこそ我らの旅同好会へ!見学ですよね?」

「「はい!」」

どうぞ自由に椅子に座って、と二人を座らせる。

「お前ら!そろそろ活動するぞ!お前らも席に着きな!」

「「「「おう!」」」」


「えっと、今日の活動は前回に引き続き部費の話しな」

本来前回この話は終わったが、前回はトモがいなかったのと人生ゲームが却下されたこともありもう一度話すことにした。

「えぇ、前回その話は終わったんじゃないのー?」

「人生ゲームって言ってたじゃん」

らむとゆうが言う。

「あのね、いや分かってたことなんだけど、却下されました」

そう言った途端、ゆうとらむは立ち上がり、

「よし!抗議しに行こう!」

「そうしよう!」

部室を出ようとする。

「おい待てお前ら!!」


「—てことでな?俺も色々説明したんだよ?けど却下されたの、お前らに説得できるか?」

2人に一から説明兼説教をする。

「回りくどい言い方するからダメなんだよ」

「男だったら当たって砕けろ!」

「砕けたらダメだろ!!言うけどな、職員室でだ、ほかの先生方もいる中でだよ?そんな空間で『遊びたいので人生ゲームを部費で・・・買ってください!』なんて言えるわけないだろ!?」

ごく普通、全国の小学生にアンケートをとっても9割がたは同じことい言うよ。

「じゃあなんで人生ゲームなんかにしたんだよ」

らむが言う、その瞬間俺の頭に「プチっ」と何かが切れる音がした。

「お前ら前回『人生ゲーム以外に何かある?』って聞いたら『人生ゲーム』って答えたよな!?終いにはなんだ!?『人生ゲームに使う駒にト〇カ買おう』って!『プ〇レールとかもいいな』って

言ったよな!?まともなの無いよ!プラレ〇ルなんて使ったら人生ゲームも10マスくらい一気に進むよ!しかも人生ゲームが駄目だった場合の話をしてたのにだよ!?」

「そんな話してたっけ?」

「さぁ?」

とぼける二人、他の人達、見学に来てた後輩含めみんな腹を抱えて笑っていた。

そんな説教を淡々と二人にぶつけ、今日の活動が終わりを迎えた。

「ごめんね、後輩ちゃんたち、こんなコント見に来たわけじゃないでしょうに...」

と謝罪をすると「楽しかったですよ!」と意外にも好評だった。

いつの間にかお笑い同好会になっていた。

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