5月10日
調理実習があった。
5月10日 (ゆう)
2限調理実習にて—
「ゆう!具材切り終わったよ!パスタは?」
「パスタはお湯がまだ沸騰してないからできないよ!」
調理実習、つくも、俺、山鳥、野村の四人班でツナとトマトのスパゲッティ、コンソメスープを作っていた。
しかしおかしい、おかしいよ、どう分担したら俺一人で鍋を2つも扱うことになるんだ、つくもは具材をカット担当、山鳥はパスタとソースを絡める担当、野村は味見担当...味見担当!?なにその楽な担当は!
俺はパスタを茹でてスープを煮込む係だけど何だか俺だけ仕事量が多い気がするんだよね、気のせいかな。
「よし!パスタ投入!どれどれスープの方はどうかな...」
スープは大丈夫なようだ。
「おいゆう、パスタの方火が強くないか?」
「え、マジ?本当だ少し弱めよう」
「ゆう!スープがボコボコ言ってるぞ!」
「うぇ!?ちょっ!」
くそ!大変だ、手が回らないよ!
「はははっ!それは笑えるわ!」
「だろ!それでさ—」
つくもと山鳥は洗い物をしながら楽しそうに雑談をしていた。
あいつらまじ傷口に洗剤が染みて悶え苦しまないかな!
「それで残ったお前は何をしt...」
野村は茹でていない乾燥パスタをっ...食べていた!!!
「意外と美味いぜ」
野村はグッ!と親指を立てる。
「美味いぜじゃねえ!!」
*
「「「「いただきます」」」」
「不味くはないしそれなりだな...」
「うん...」
スープの方はちゃんと美味しかったです。




