二の夢
と言う事で始まりました。
二夢って少し変だなぁ
初夢に続いて夢をつけたいのでなにかアドレスあればお願いいたします
学校の図書館であの本を見つけてから数日後
俺は…嫌俺達は桜山のふもとに集合していた。
『彩華の奴遅いな…集合時間は過ぎてんのに』
学級委員をやっている割には時間に案外ルーズな奴だ。
「向かえに行ったら少し準備するから先に行っててって言われたんだけど…」
奏音がそう伝えながら彩華が来るはずの方向を見つめて
「でもそろそろ登り始めないと頂上に着くのが遅くなってしまいますね。」
片手に持っていた文庫本から顔を上げて晃大がそうぼやく
「ごめーんまったぁ??」
彩華の声がしたのでそちらに視線を移すと明らかに山登りをするスタイルではない彩華がそこにいた。
「大丈夫待ってないよ」
那音が微笑みながら彩華にそう伝えると彩華の顔は真っ赤になった。
…こういう所は可愛らしいのに
「今から山道を歩くんですよ? そんな格好で大丈夫ですか?」
文庫本をリュックにしまった晃大が俺も思っていた事を問いかけてくれた。
「えっ!? 登るのロープウェイとか!バスとか!ないの?」
事前にメールできちんと説明したはずだがこの分では彩華の持つ膨らんだ鞄の中身はほとんど化粧品とかだろう。
「メールはしたはずだよ?山登りするからちゃんと登りやすい格好で来てね?って」
流石の那音も苦笑いしながらそう言って
「とりあえずもう仕方ないし登ろう?」
気まずい雰囲気を一片させようとした奏音が言う
『そうだな先頭は俺で一番後ろは那音でなるべく列を乱すなよ。桜山は案外迷いやすいからな』
迷ってしまっては夏休みの自由研究どころか、夏休み返上で学校の掃除をやらされかねないのでそう伝え。
俺達は頂上に向かい歩を進めた。
物語があまり動かなかった。
…次回こそは!