【あぶない専門店とあぶない?タイケ】(タイケ)
・《ふとくてじょうぶなひもの専門店》の小話です。
【あぶない専門店とあぶない?タイケ】(タイケ)
「これから『ふとくてじょうぶなひもの専門店』にいこうかとおもうんだけど。タイケもいかないか」
ある時、バスターがいってきた。
「…………」
(ふとくてじょうぶな……なんかあるやつか。
とても人気らしいが)
…………。
いいんだけど。
バスターがいくなら、もちろんいくが。
(…………)
なんか……あれって。
あぶなそうなかんじがするんだよな。
「(“あぶない店”なんじゃないか?)」
『専門店』ってところがなんか。とくに。
ちょっと「いかがわしい」だよな。これは、さいきん知ったことばだ。うーん。
ふたりでそんなみせにいったらあぶないことがおきてしまうかもしれない。
いや。それはいいんだが。むしろ、なってほしい。てんかいだ。が。
(なってほしい、あぶないてんかいには。きたいしていたい。
…………。が)
「(〝ふとくてじょうぶなひも〟──か。
…なんか。あぶないどうぐ とかなのかもしれない。
なんか そういうのがあるらしい。
よくわからないが。
『あぶないことにつかうどうぐ』というものがあるらしい。わからないけど。よく。
そのうちの一種──というかのうせいが かんがえられる)」
ちょっとな。
あぶなそうだよな やっぱり。よくないきがする。なにかが。あんまりこのみにあいそうなかんじじゃないっていうか。わからないけど。
うーん。
(………。───ていうか)
そんな あぶなそうな店に2人ではいったとして。
もし。そのようすを。
だれかに みられたら。
なにものか に もくげき でも されたら。
──(『そ ん な ──────。』)──
「・・・・・・・・・・・・」
……やめとくか。
いっしょにはいるのは。
もちろん店の前までは、いっしょにいくが。
「おれはいい。…店の前までいく」
「そうか。じゃあいこう。ピケにもいったけどあいつはいいって…──」
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たいけ
「………(【あぶない!】)………」
(・・・・たいけは上の方をみている・・・・・)
ばすたー
「(うえをよくみて、首をかたむけたりひねったりして、タイケはよくかんがえている。なにかを。
なんか、ときおり『あぶない』とかきこえるが…。
かんがえるのがながいなあ。タイケは。いいんだけどな、べつに。タイケっぽいしな)」
【あとがき】
このとき『せんもんてん』の前まではバスターといっしょにいったが、店の中にははいらなかったタイケ。
なぜ店内にはいらなかったのか。なにか理由があるようだ。
'25/08/11




