第24話後輩と恋人の遭遇
後輩ちゃんかわちいぜ
【七瀬優真】
「優真くん。おはようございます」
「おはよう凪沙」
昨日めちゃくちゃ拗ねてたのに今はこんなに元気だ
「今日は...いじめないでください」
失礼だなぁ、可愛がってるだけじゃないか
「かっ、可愛がるんなら、もっと...その...頭撫でて下さい」
「ん???」
頭を撫でる
「ふぇ!?」
撫でちゃダメだったのか...
というかサラッと心読まれたな
「え、いや、いきなりすぎて恥ずかしかっただけです。もっと撫でてもいいですよ?」
言われた通り頭を撫でる。
心地よさそうに目を細めて受け入れる
「ん〜んん〜」
可愛いなぁ
「ほら、凪沙。ご飯食べよ」
「はい!」
彼女がキッチンへトテトテと走っていく
呼び鈴が鳴る
「ん?誰ですか?優真くんの知り合いですかね?」
「俺が出るよ。一応隠れといて」
「分かりました」
誰かなこんな時間に
「はいはい」
「おはようございます!先輩!」
弥生さんか
「先輩♡一緒に登校しましょ」
「ふぇ!?」
あっ、凪沙が反応してしまった
「先輩?誰ですか?声的に若い女性の方ですよね?」
彼女が、無理やり入ってきてしまう。そして凪沙と目が合った
「え?...だれ、ですか?...」
「あなたこそ誰ですか?」
空気が地獄だ
「私は弥生造花、1年です」
「私は花城凪沙です、えっと、2年です。あと優真くんの彼女です」
「私は自殺しようとしてるところを先輩に助けていただいたんです」
「ボソボソ(あの、話したいことあるので連絡先交換してください)」
「ボソボソ(いいですよ)」
なんて言ってるか分からないけどいきなり連絡先交換をしだした
和解したのかな
「「それじゃあ一緒に登校しましょう!」」
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【花城凪沙】
優真くん浮気...?
学校ではそれしか考えれなかった。
いやいや、そもそもどちらかに好きな人ができた時点でこの関係は終わるんですから
とにかく本人にLINEで聞いてみましょう
「弥生さんって優真くんのこと好きですか?」
『はい、好きですよ』
ギュッと自分の胸が締め付けられるような気持ちになった
あ、そうなんだ、やっぱりただの人助けですから優真くんに私の気持ちを押し付けることなんてできません
『うらやましいです。先輩私には全然構ってくれないので、やっぱり彼女の方が大切ですからね』
あれ?優真くん弥生さんにも構ってないんですか?
「ちょっと会って話さないとわからなさそうですから今から会いませんか?」
『いいですよ』
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【カフェ】
「どういうことですか?」
「私もわかりません。だって花城先輩が彼女さんなんでしょう?」
もしかして私の単なる早とちり?
「あ、ごめんなさい。私多分浮気と勘違いしてました」
「いいですよ。誰だって家に女性が来たら勘違いします」
弥生さん、凄く優しいですね
「優真くん...ばか」
「先輩...彼女さんがいらっしゃるのに私のことを大切だとか、必要としているだとか、いってたんですか...」
必要...?大切...?そんなの...
「告白じゃないですか!」
「ボソッ(偽彼女のままの私も悪いんですけど...)」
「え...?偽彼女?」
え、あ、聞こえてたん、ですか?まずい、やってしまった。このこと言っちゃダメだったのに...うぅ、優真くんになんて言ったらいいんでしょう
「偽彼女?詳しく教えて下さい!」
説明しました。
「そんな...なら、狙えるって事ですよね!負けませんよ!花城先輩!」
う、ライバルができてしまいました。
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【七瀬宅】
「え!?凪沙言っちゃったの!?」
「はい、うぅごめんなさい...」
嘘つくのはダメなので、正直に言いました
「ま、いいよ。別にどのみちばれる可能性高いし」
ふふ、優しい優真くん好きです。
「「という事で先輩」優真くん」
「「よろしくお願いします!」」
コノウワキオトコメ




