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モブ顔の俺が男女比1対12のパラレルワールドに転生。またも同じ女の子を好きになりました   作者: #とみっしぇる


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98 合宿2日目も刺激的

柔道部合宿の初日は慌ただしく終わった。


さすがの勇太も女子部屋で一緒に寝るわけにもいかず、小さな個室を借りた。


今日は疲れていても、11時に寝て12時半の起床。


少し勉強して、あとは腕立て伏せと腹筋。


本当は2時半から校庭を走りたいが、幽霊騒ぎが起こりそうなので控えた。なので外が明るくなってきた朝4時から30分だけ走った。


8月だから早朝でも汗だく。水を浴びて新しいタンクトップに着替え、下はジャージ。朝ご飯の準備を始めた。


ご飯を炊いて、味噌汁、卵焼き、焼き鮭というシンプルな組み合わせ。まだ勇太のレパートリーは少ない。


朝6時半になって、次々と女子部員が起きてきた。


「勇太先輩、一人でやらせてしまってすみませ・・・」

「おはようござ・・・」

「わっ・・・」


起きてきた部員は、みんな言葉に詰まった。勇太のタンクトップ攻撃を早朝から食らった。


「・・手伝う」

「おおサンキュー、キヨミ。味見してよ」


味噌汁を小皿に取って、味見をしている勇太。その小皿に残った味噌汁を勇太から飲ませてもらうキヨミだ。


「あ、あいつ、朝からちゃっかりしてるよ・・」


朝から色んなフェロモンをまき散らす勇太に、部員達は心拍数を上げている。


「おはよ~勇太。私が最後だ~」

「おはよルナ。相変わらず寝起き悪いんだな~」

「ごめんなさ~い。手伝うから許して~」


「いいよ~。麦茶でも飲んで、ゆっくり待っててね~。ほら、みんなも座って」


部員たちは『相変わらず』の一言に、過剰反応している。この経験をルナは、何度もしているのかと。


モテる男子に朝ご飯を作らせて、あとから起きてくる。この世界なら女子の極上の贅沢。


柔道では頑張ればルナとの差が縮まる気もする。ルナは努力の人だけど、そこまで格闘技の才能を感じない。


しかし恋愛マウンテンでは、はるか高みにいる。


柔道部の部長としてよりも、むしろそちらで尊敬の念が深まっている。


今日も午前中に柔道の練習。


勇太は再び初心者の指導と思ったが、マルミ、タマミ、キヨミにも相手を頼まれた。


勇太に体力チートがあっても、勉強、芸術の面では目立ってこない。だって基礎スペックはノーマルだから。


代わりに運動では利点を発揮している。


「うりゃっ」「ほいな」


マルミが投げ体勢に入る前に、勇太はマルミの袖をつかんで少し下げた。そして重心が狂ったところを転ばせた。


「きゃっ」「油断しすぎ」


勇太は自分の中にある合気道の下地を考えて、相手の崩し方を練習していた。初段の1年生姉妹になら確率3割で通じるようになった。


「勇太、じゃあ私もお願い」

「よっしゃルナ、おりゃあああ!」


と気合いを入れたが、ルナは10月に2段の昇段審査を受ける実力者。パラレルなルナは前世ルナと同様に勉強もできるし、文武両道なのだ。


運動の名門・茶薔薇学園の女子らと交流するから強く見えないが、暴漢、いや暴女程度なら抑えられる。


なので・・


「とりゃああ」

「甘い勇太!」


勇太の内股がすかされ、簡単にひっくりかえさえた。


そしてルナの胸と腕で、肩と顔を押さえ込まれて20秒。内股すかしと合わせ技で、1本となった。


「対応できたけど、余裕なくなってきた。勇太の技って磨きがかかってきたね」


「いやあ~完敗。組み手の段階から好きにさせてくれないし、まだまだ勝てる気がしないよ」


2人で今の攻防の検証を始めた。会話の内容も表情も真剣だ。



新入部員達は、ますますルナを尊敬している。


男の子を投げて、おっぱいで顔を押さえ込んだ。


そんなセクハラレベルのことをやった直後に、スケベ心を見せずに柔道部の部長として、副部長勇太と会話している。


ルナは勇太がいるからと、あの伊集院光輝君に交際を断っている。


男女比1対12の世界で逆ハーレムを作るなら、この人ではないかと思うようになっている。


午後からプールを借りると、勇太は2日連続のトップレスで登場。水泳部員全員が再び参加した。


ルナがそれとなく上も着用と言っていた。勇太は何を勘違いしたか、スイムキャップを着けてきた。


確かに上だ。


リクエストに応えて平泳ぎ、背泳ぎを披露したあと、今日もルナの特訓を始めた。


「じゃあルナ~、5メートルでいいから泳いでおいで」


バシャバシャと派手に水しぶきをあげたルナ。水面に顔を付けたまま5メートル先の勇太にたどり着いた。そのルナを勇太が抱き留めた。


「げほっ、ごほっ」

「よ~しよし、頑張ったな!」


何も身につけていない上半身に少し水を飲んだルナをしっかり抱き、背中をさする勇太。2人の顔は至近距離にある。



これをやると、当然、こうなる。


「勇太せんぱーい。私達も水泳特訓して下さ~い」


タマミ、お前はさっき普通に泳いでたやん、とは言わず勇太はリクエストに応えた。


「勇太せんぱーい、つかまえて~」

「はいは~い」


柔道部員が終わったあとは、昨日に続いて水泳部員も特訓に加わった。


勇太は夕方から、水泳部員が持ち込んだ大量の鳥肉を揚げることになる。



そして歌も歌った。


サービスしまくりの勇太だった。








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