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モブ顔の俺が男女比1対12のパラレルワールドに転生。またも同じ女の子を好きになりました   作者: #とみっしぇる


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96 ドキッ、勇太と女だらけ水泳訓練

パラ高柔道部の合宿初日。


午後から水泳部の好意でプールに入らせてもらう。


「練習を午前中で切り上げて、午後から開放してくれるんだって勇太」


「お礼は後日として、今日は楽しもう」


「おおー」


てっきり柔道部10人でプールを使えるかと思ったら・・


水泳部の15人も全員が残っている。

「私達も午後から一緒に入るねー、勇太くーん」


「あれ、まさか水泳部の練習メニューが残ってたんですか。お邪魔して申し訳ない」


「いえいえ、大丈夫だから」


せっかく男子と泳げるチャンス。水泳部員に帰る選択肢はない。


「いい?勇太君」

「こっちが、使わせてもらう側ですよ。よろしくお願いします」


さっそく着替えに行った。


勇太は、あらかじめ水着を買っていた。1人でスポーツ用品店に行って、上下セットを購入。


薄着で男子に貞操の危機が訪れる世界。


男子のブーメランパンツなタイプなんて存在しない。


勇太が買ったのは、ダイビングに行くの、ってくらいに肌が隠れる。上下で別れているのが救いだが、そんなセットが基本なのだ。


そして勇太は勘違いする。先に言っておく。



勇太は水着の上から大きなバスタオルを羽織って登場した。女の子達は一斉に勇太を見た。


勇太は女子の水着を見たが、これはみんな実用型。


ルナも含めて黒の太ももまであるタイプ。上は首元まで隠れるか、大きく開いているか。タイムを求めた、前世の競泳用に似たデザイン。


海水浴で見知らぬ男女の交流もない。女性のセクシー水着は進化しなかったようだ。


バスタオルを羽織って、プール際まで来た勇太。


「勇太って泳げるの?」

「うんルナ。速くないけどクロールと平泳ぎ、背泳ぎくらいできるよ」


「ええ、すごおい!」


「さすが勇太先輩」「泳ぐとこ見たい」「素敵」


ルナの驚いた声に冗談かと思ったが、1年の3姉妹もガチにびっくりしている。


水泳部の面々も、男子なのに泳げるんだと、ざわざわしている。


そう、この世界の男子は、ほぼ泳げない。


男子が水着になるなんて危険だから、日本の水泳は女子しかやらない。


海でも泳がない。


男子の水着はある。ハーレムメンバーと海に遊びに行ったりするためのファッションとして。


男性水泳教室は、小さな男子専用プールで浮き方を練習する程度。


例外は家にプールがある富豪くらい。


東南アジアの男子なら泳げるらしいが、日本の水泳男子はレアモンスターレベルなのだ。


「勇太君、泳いでみてよ」

「水泳部の人に披露するほどじゃないよ。不恰好かもだし」


「笑ったりしないからお願い」


真面目にお願いされて、ルナまで期待の目で見ている。


その気になって、第3レーンの上に立った。そして上からかけていたバスタオルを取った。


ぱさっと落ちたバスタオルとともに、女子全員が沈黙。


「ゆ、ゆ、勇太」。辛うじてルナが声を出した。



勇太はトップレスだ。前世なら当たり前。それどころが膝より下まである水着は、勇太の中では布地が多すぎる。


だから、上半身を覆うための装備は更衣室に置いてきた。


この世界の男性水着の必需品を置いてきた。


そして、水着から下半身の形状がくっきり出ている。


この世界の男子水着は、身体のラインが出ないようにダボっと着るのが基本。


しかし勇太はフィット感重視で選んでしまっている。


夜中に走って柔道をやって、引き締まった身体。そして盛り上がってきた胸板。


ピチピチの股間。


スケベ女子の目が向いているプールサイドで、勇太は堂々と立っている。


もちろんスマホを構えている子もいる。


そのスマホに向かって、勇太は乳首丸出しで手を振っている。


もちろん屈託がない笑顔だ。


「ゆうた・・むぐむぐ」

ルナが勇太の間違いを指摘しようとした。すると水泳部キャプテン水野鮎から口を押さえられた。そこにはマルミ、タマミ、キヨミも協力している。


「ルナ部長、乳首のためにこらえて下さい」。意味不明だ。


大半の子は、顔を真っ赤にして絶句している。柔道部の面々でさえ焦っている。


勇太は水に飛び込んで、クロールで25メートル、ターンして背泳ぎで25メートルを泳ぎ切った。


カフェ店員並に珍しい、女子の前で泳ぐ水泳男子。上半身は童話『人魚王子』と同じトップレスだ。


いや、胸にホタテ貝が付いていないから、勇太の勝ちだ。


ものすごい拍手だ。色んな意味で。


誰もプールに入らない。半裸の勇太に触れたらセクハラと言われそうだ。それなら、しっかり目に焼き付けようと思った。


勇太は1人では寂しいからルナを呼んだ。


「ルナ~、一緒に泳ごうよ」

「え、えーと、私、泳げないんだよね」


「じゃあ、俺が教えるからおいでよ」


おそるおそる、水に入ったルナ。その両手を取って、勇太がバタ足の練習をさせた。


「手、離さないでよ勇太」「ほれっ」「きゃっ」「あはは」「もうーー」


みんなガン見している。


みんなプールに入ってきた。


そして、勇太がプールの端までルナをバタ足させ終わったとき・・


キヨミが、ルナが勇太の手を離した隙を突いて、勇太の手をつかんだ。


「どうしたキヨミ」「泳げない・・」


嘘である。計算ずくの妹キャラ発揮である。


気がいい勇太は迷わずキヨミにもバタ足訓練をした。キヨミの視線は勇太の右乳首と左乳首の間を往復していた。


タマミ、マルミ、そしてパラ高柔道部員も続いた。


ぼそっ。「この世界って、泳げない人がやけに多いな」



柔道部員が終わったのだが・・


「実は私、泳げません」

水泳部キャプテン水野鮎か、バタ足特訓を希望してきた。


そして水野の後ろには、水泳部員が並んでいる。


「どうしたのみんな・・」


「実は私達、水泳部なのに泳げないんです!」


なんでやねんと、突っ込みたかったが、圧かすごい。


そしてルナはいつものように、勇太の背中をぺちぺちたたいている。「ドンマイ」と大笑いしている。


ルナの笑顔を見ると、つい女子のリクエストを聞いてしまう勇太だった。





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