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モブ顔の俺が男女比1対12のパラレルワールドに転生。またも同じ女の子を好きになりました   作者: #とみっしぇる


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342/342

342 フェロモンルナは人気爆上がり

勇太はフェロモンがどうだとか言われても、パラ高、茶薔薇学園なら普通に柔道ができる。


合同練習にも熱が入る。


まずは69キロ級のエースハラダヨシノと乱取りした。


「勇太く~ん、よろしくね」

「どうも。ユウキ君とはうまくいってる?」


「うん、梓ちゃんに教えてもらった『コンドゥー・ム』のおかげで、楽しくやってるよ」


やってるよ、が何を意味するのか、あえて突っ込まない勇太。


あまりにもヨシノが普通すぎる。


しかし練習が始まると、いつもの修羅モードだ。


「うらああ、おらおらおらあぁ!」

「うひー、修羅に拍車かかってる。けど簡単に負けらんねえ。うりゃあ!」


「ぬん、甘い。同じ失敗を繰り返してるう!」

「ぐへっ」


勇太は投げられた。ヨシノは乙女モードに戻った。


「今日も乱暴でごめんね勇太君」

「練習になるから、大丈夫」


今日はユウキ君は来ていない。ヨシノは乙女モード、菩薩モードならいいが、修羅モードは見せたくない。


ユウキ君は、修羅モードもいいと言っているけどヨシノは恥ずかしい。


『ヨシノさん、僕は修羅込みでヨシノさんが好きなんだけどね』

『いやだ…。恥ずかしくて練習に集中できないよう』


で、それを聞いた茶薔薇学園の女子達の感想。

『そんなのどうでもいい! のろけるなリア充どもが』


茶薔薇の女子達が絶対に正しい。



「勇太、次はアタイの相手頼むぜ」

「おっす、カオル」


白熱した攻防。カオルはあえて内股オンリー。少しでも仕掛けが甘い時に、止められて勇太に後ろから抱え上げられた。


お姫様抱っこ状態。


ふたりはそのまま会話を始めた。


『きゃ~』

『あのまんま会話してる』

『カオルさん、格好いい~』


カオルは平気なふりをしている。


「ちくしょ。警戒してる勇太でも投げられるくらいになりてえ」

「かなりの破壊力だぞ。技が分かっててもギリだった」


「よし、降ろしてくれ」

「おう」


勇太のお姫様抱っこは、今日はギリで耐えられる。


夕べ、事後に梓と共に何時間も密着した。なので賢者モードを保ててる。それに今は柔道着で集中している。


「じゃあカオル、次は寝技で」


「え、え~と、無理…」


寝技、と聞いただけで男性が上になる、夕べの『男性騎乗位』を思い出してキョドるカオルだ。


立ち技が目立つカオルだけど、公式戦ではルナを2回も寝技で仕留めている。


去年のインターハイでも何度か寝技で決めていたほど精度が高い。


だから勇太はカオルと寝技の攻防をしたい。


けれどカオルは、勇太と肉体関係を持ってから、前以上に寝技の態勢になっただけでキョドる。


勇太VSカオルの柔道。立ち技の攻防レベルが上がるほど、寝技がぐだぐだだ。


茶薔薇のメンバーは勇太フェロモンを浴びながらも、勇太の真剣に応えるため集中した。


ツバキ部長もクラクラしながら、勇太を押さえ込んだ。



「お疲れ~、みんな。久々だから多めにお菓子持って来たよ~」


勇太が恒例の差し入れクッキーを持ってきた。ツバキ部長や部員のみんなに勇太が配っている。


しかし、部員もギャラリーも今回ばかりは違うところを見ている。


「カオル、はい、あ~ん」

「ルナ、い、いいってば」


「遠慮しないの。あ、食べさせるのは勇太からが良かった?」

「そ、そんなんじゃねえけど」


「じゃあ、はい」


ルナがカオルとくっついて、クッキーを食べさせている。


ゆっくりとクッキーがカオルの唇に当てられ、赤い顔をしたカオルの口に吸い込まれていく。


ルナの指がカオルの唇を少しなでて、離れていった。別に変な光景でもないのに艶めかしい。



ついさっきは、カオルがルナを豪快に投げていた。柔道では関係は変わらない。けれど今は完全にカオルが女の子にになって『受け』の態勢。


1週間もすれば勇太、梓と一緒に籍を入れる2人。肉体関係もあるから気安くて当たり前だけど、みんなが見ているのはそこではない。


パラ高生も感じている通り、ルナの雰囲気が変わったのだ。



ギャラリー女子達には分かる。ここは男女比1対12の世界。


男女よりも、女と女の恋愛が増えている。そして赤裸々な世界。


ルナと勇太はセッ●スにおいて対等だという話を聞いていた。

さらに最近、カオルとも結ばれたのだけど、これは一方的と噂される。


噂の大元が梓だから間違いない。


簡単に言えば、ルナがカオルを抱いた。また勇太もカオルを抱いた。さらに梓もカオルを抱いた。


という訳で4人の関係では、カオルが3人に代わる代わる女の子にさせられてしまった。


マウントを取り合うことはないけど、ルナとカオルで並ぶと一目瞭然である。



いつの間にか誘われるように、スケベ免疫が少ないパラ高、茶薔薇の1年生部員がルナとカオルの周りに集まっていた。


「どうしたの、みんな」

「な、なんだどうした」


「ルナさん、私たちも、あ~んしてほしいです」

「え、え?」


「カオルさん、なんか可愛くなってません?」

「は、どういうことだ…」



ルナとカオルの頭の上には「?」マークだけど、まるでどちらも女神印の魅力を勇太から分け与えられたかのようだ。

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― 新着の感想 ―
一週間かかってようやく読みきった とても面白かったです
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