表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モブ顔の俺が男女比1対12のパラレルワールドに転生。またも同じ女の子を好きになりました   作者: #とみっしぇる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

329/342

329 結ばれた4人の阿蘇観光

カオルからすると、いきなりだった勇太との初夜を過ごした次の朝。


朝食会場に現れた勇太、カオル、ルナ、梓の4人。


ルナと梓は、勇太がいても普通通り。だけどカオルは勇太と結ばれただけでなく、勇太というか、男性の裸を見たのも昨日が初めて。


まだドキドキしすぎて、足元がおぼつかない。3人に交互に手を引かれながら歩いている。


今は観光シーズンから少し外れた2月。食事を摂る大広間にはハーレムグループが2組いた。年齢層は40歳前後。


カオルの動きを見た御夫人が優しく声をかけてくれた。それから少し話した。その人のハーレムグループは、この旅館の常連。


数年前、メンタル弱めの夫が気疲れしない旅行先を探していたら、2月の阿蘇に行き着いたそうだ。 


ルナがメモを取っていた。



今日はまず、勇太前世と同じく活火山のパラレル阿蘇山に行く。


夕方になる前に阿蘇東原ファザーズ牧場。男性が妻達の手を借りて、自分中心で観光農園を経営している、珍しい人気スポットだ。


それから大分県に入り、パラレル湯布院で泊まる。


途中に景観がいいスポットがあり、色々と立ち寄るから時間的にはギリギリ。


阿蘇山は火口近くに駐車場がある、世界でも珍しい火山。


なので車は、最も火口に近い位置に停めた。何気に希少な男子の優遇制度を利用した。


「ギリギリまで火口に近付こうよ」

「空気が済んでて、空が綺麗だな~」


「ただ硫黄の匂いもすげえな~」

「カオル、写真撮ろうぜ」


みんなではしゃぎながら、前世なら草千里に当たる場所、パラレルな道の駅などを見て回った。


「ファザーズ牧場に着いたよ」


「バイキングで肉食えるんだろ、勇太」

「おう、食べ比べするか?」


ここは勇太の前世なら山間部の観光地によくあった、家族が中心に経営していた、ご飯がおいしい牧場。


だけどファザーズ牧場の名の通り、男性みずから動物の世話をして経営している。


勇太一行が食べ物をオーダーすると、いきなり別のテーブルの人から声をかけられた。


「おお、勇太じゃねえか!」


「え?ああ、原山さーん。お久しぶりです」


1952年生まれ。昭和のハーレム野郎、原山良作である。


「こんなとこで会えるなんて、びっくりしました~」


「おめえらは新婚旅行か?」

「婚前旅行で~す。4人で式を挙げるのは来月ですよ」


原山さんは今回、奥さん5人と来ている。最初の奥さんの依子さんもいる。阿蘇が好きというより、ファザーズ牧場のオーナーと仲良しだそうだ。


そうこうしているうちに、ツナギを着た男性が現れた。


「よっ、原山さん、よく来てくれたね」

「おう西田。おめえのピザが食いたくなって、はるばる来たぜ」


西田民雄50歳。72歳の原山さんとは少し年が離れているが気が合うそうだ。


何より、男女比1対12の世界でも、可能な限り自分が働らいて嫁を養おうとする気持ちが、共感できたそうだ。


原山さんの声が大きいから、若い女性だけの4人グループが撮影を始めた。


一応の名目は防犯目的だ。本音は勇太を見付けたから。


「へえ~、おふたりとも格好いいですね」


「バカヤロー、おめえもだろ」

「へ?」


「なんか曲作りで頑張って、10人以上の嫁さんを食わせていこうとしてるらしいなど」


「ああ、君が最近噂の坂元君か。もう可愛いお嫁さんが3人いるんだな。やるなー」


「ええ、みんな自慢の彼女ですよ~」


勇太は少しの間だけど、『生計』というものに対する感覚が近い男の人に出会って、楽しく話せた。


ピザも美味しくて、結局はカオルと競って食べることとなった。


「じゃあ原山さん、失礼します」


「おう、またな。近いうちに、家にも来いや」


3つのハーレムで女性同士が話していると大騒ぎだったけど、みんな楽しそうに話していた。


梓とルナは、100人規模の『良作村』を取り仕切ってきた依子さんに内政のことを教えてもらう。


最初に訪問する日を決めていた。


カオルは若い頃は強かったであろう叔母様方に囲まれ、男子警護の要点を教えられていた。


完全に『護衛枠』で嫁になると誤解されている。


ついでに、牧場で飼われている牛、羊、ヤギ、ウサギなどを見て回った。


「いやあ~、楽しかったな~」


「だね~」

「ピザうまかったな~」

「カオルちゃん他の感想は?」


「ラム肉も旨かった」

「あははは」


阿蘇から大分へと続く独特の景観を見ながら、湯布院に到着。


もう日が暮れていた。今日の宿も大浴場付き。ご飯の前に汗を流すことになった。


男子同伴浴場の脱衣所に4人で入ると、今日は誰も見当たらなかった。貸し切り状態だ。


「わあ、露天風呂だ」

「寒い~」

「早く暖まろうぜ」


「お、おう」


勇太の裸に慣れているルナと梓は、通常モード。


タオルを置いて、かけ湯して湯船に浸かった。ルナも梓も何も隠していない。


カオルはモロに勇太のアレを見て固まっている。


昨夜、処女は捨てたが、豆電球だけの部屋の中。昨日の風呂でも勇太を直視できなかったし、勇太のモノをはっきり見たのは今が初めて。


湯船に浸かる前から顔がカッカしている。


「アタイ、よくこんなオープンなファミリーの仲間になれたよな…」


今更になって、そんなことを呟いている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ