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モブ顔の俺が男女比1対12のパラレルワールドに転生。またも同じ女の子を好きになりました   作者: #とみっしぇる


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244 シャッフル◇真子&純子◇

◇純子と真子◇


ふたりは、11月まで接点ゼロだった。だけど、この10日間で何度も連絡を取り合う仲だ。


同級生だし、呼び捨てにしようと決めている。


神社から意外と近いコンビニの前にいる。


「純子、教えてくれたように嘉菜さんの乳首こねながら、アソコに舌這わせたら、反応がよかった」


「じゃあ次は嘉菜さんをうつ伏せにしてからさ・・」


「ええ、麗子ってそんなとこが性感帯なの?」

「そりゃ、人それぞれだよ。指で奥をこねて麗子がビクッ、ビクンッてなると、達成感すごいよ」


「ほえ~、勉強になる。嘉菜さんに試そう」

「ただ、好き嫌いがある場所だから、無理強いしちゃダメよ。」


「思いやり第一ですね、純子コーチ」

おっぱいこねこねの動きをしている真子。


すでにキスの練習で純子に、2回ほど腰砕けにされている。


「なに、その手つき。真子って意外とエロい」


「えへへへ~~」


最近まで『堅物むっつりスケベ』だった真子。


『セックス●イーン』に『歌う淫乱』の称号をプラスして、同性から尊敬される純子。


※この世界で●ックスクイーンと淫乱は最上の褒め言葉です※


接点はなかったけれど、勇太の嫁ズに加わる前から本気の彼女がいるという共通点がある。


純子には麗子。そして真子には嘉菜。


そしてふたりはセッ●スにおいては、どちらかというとアタッカー。


なので最近はLIMEも交わして相手のイカせかたを真子が習っている。


真子愛しの嘉菜は勤勉で外ではクール。


真子は夜のベッドの中、嘉菜を純子直伝の技で切ない声で鳴かせた。


ゾクゾクして、自分もイッた。


やってることは、勇太前世の若い女を開発するオッサンと思えばいい。


そこから、純子と真子は他の話も弾むようになった。


嘉菜は、自分と対極にいる純子と急接近した彼女の真子が気になる。


真子は嘉菜に、純子とどんな話しをしているのか聞かれた。


黙っていたら嘉菜に泣かれ「あんたの性感帯の話や」と明かすはめになった。



「そういや、真子と嘉菜さんって2年後に、勇太に正式に結婚を申し込むんだよね」


「そっちは半年後。籍はどうするの?」


「麗子次第。勇太君の嫁になると公言してるのに、3度目の告白をされたいんだって。籍のことは、その日の気分で決めるって」


「こだわるね~」


「だよね。周囲にも麗子が4人目、私が5人目で確定って自分で言いふらしてるのに」


「麗子って、そこだけ理解できない・・」

「限りなく優しくて、限りなくぶっ飛んでるからね」


「あ、間違いない。あはは」

「ふふふ。でしょ」



などと話をしていると声をかけられた。


真子と純子で歩いているときだけで、すでに3回目だ。


「あ、あの・・、今いいですか?」


「はい」「いいよ。私と真子のどっちに用?」


「マコさんの方に・・」


「真子、ご指名が入ったよ」

「ふふ、誰かの誕生日なんですね」


知らない女子からマコと呼ばれる吉田真子。


理由はハッピーバースデーの歌。勇太から真子に贈られた歌の歌詞は『マコ』


「ここにいる、友達のチカちゃんが14歳の誕生日なんです」


真子も初期のルナと同じくらい目立つのは苦手。


だけど12月19日の誕生日以降は、往来でも歌を頼まれる。


なにせ、使用はフリーだけど盗難登録防止のために著作権は申請してある。


手続きしてくれた伊集院君が題名を『マコソング』で登録依頼してしまった。


誕生日にマコを見つけるのは、縁起物のようだ。


「まあ、真子ったら、本職のわたくしを差し置いて歌うのですわね」

「ぷっ、あはは。純子、ハンカチ咥えて変なキャラ作んないの」


「おほほ。頑張って」


「おほほほ。やりますわよ」


純子が手拍子した。真子は誕生日の子の手を取って歌い出した。


♪₤♪♪♪♩♩ハッピバースデー♪♪♩


「♪♩♩♪ハッピバースデー、チーカー、ハッピバースデー、トゥーユー♪♪♩」


「おめでとー」

「おめでとー」


「マコさん、ありがとうごさいますー」


勇太不在なのに、なかなかの人だかりだ。


中学生が喜んでくれた。


純子は、人のためなら力が沸く真子に感心する。


普段の真子と違う。パラ横商店街で歌わせてみたときの真子は、ぐだぐだだった。


けれど、横に立つ真子は見知らぬ中学生の誕生日を祝ってあげるため、コンビニの前で真剣に歌っている。


すごく凛々しいと思った。



「真子、お疲れ」


「ありがとう純子・・ん」


純子がちゅっとした。


真子の顔が、たちまち真っ赤だ。


「ふわわ・・。耐性少ないんだから不意打ちかけないの」


「甘いよ、真子。したいときにするから、セックスクイーンなのだよ」



純子は中学生に向けて親指を立てた。


「純子さんカッコいいー」

「勇太ファミリーの女の人って、みんなすごいよね」



この映像を見た嘉菜が「ま、真子ちゃん、浮気じゃないですよね・・いえ、純子ちゃんと私達も結婚するからいいんだけど・・」


少し焦ってバグっている。





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