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モブ顔の俺が男女比1対12のパラレルワールドに転生。またも同じ女の子を好きになりました   作者: #とみっしぇる


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122/306

122 勇太VSツバキ

新人戦の準決勝。


先鋒戦。勇太VS茶薔薇の山田ツバキ部長。カオルによると勇太が勝てる確率は2割。それも甘めの見立てで。


かなりの勢いで勇太が強くなっている。だけど柔道の枠の中では、まだ弱い方だ。


「勇太、頑張って!」背中をルナがぱーん。


便乗してタマミ、マルミ、キヨミもぱーん。さらに便乗して、残り5人の部員もぱーん。


「頑張るっす」

「ファイト」

「健闘望む」


「お、おう」


試合前から背中がひりひりする勇太だ。


「始め!」


新人戦とは思えない歓声の中で、まずは格下の勇太から攻めた。


しかし、軽く返されて足払いで有効を取られた。


寝技から逃れ、仕切り直して3分。有利な組み手にできず奥襟を取られた。


勇太は、作戦を立てている。技術は上がっていないが、フィジカルは格段に上がっている。


だったら・・


投げ技を仕掛けた瞬間のツバキの背中を受け止め、腰を持って一気に持ち上げた。そして左側に投げた。


「え・・」

「うしゃあ!」


ぱーん、と背中からツバキを投げた。しかし相手は百戦錬磨。体をひねって、一本負けは避けた。


「技あり!」


茶薔薇での稽古も通じて、初めてツバキ部長から大きなポイントを取った。裏投げというやつだ。


このまま寝技の攻防、と思ったが・・


寝技こそ、勇太は避けるべきだった。


勇太の崩し、投げ技は合気道の下地で鋭くなってきた。だけど寝技は練習量がモノをいう。


「やられたわー、勇太君。ここからは私の時間よ」

「は・・」


下になったツバキ部長が笑顔で勇太の身体を這うように、上下を逆転させた。そしてのし掛かってきた。


ゆっくりに見えるのに、長い手足で着実に勇太を拘束していく。


「え、ヘビ女?いや、そんなファンタジーな異世界転移してないよな、俺・・」


会場からざわっと女の子の声が上がった。勇太の右腕、左足、左腕、右足の順番にロックされていく。


そして1回戦と同じく、正面から抱き合っているような、縦四方固めが出来上がった。


早くもネットでは『対勇太固め』と紹介されている。


腰だけ動かせる勇太が下でもがく。ツバキが体重をかけて腰を密着させる。


ルナとカオルは感心している。敵味方で陣営は離れているが、同時にハモった。

「さすがツバキ(部長)」


2人だけは純粋な柔道選手の目でみている。完璧な押さえ込みだ。


ギャラリーも、パラ高、茶薔薇陣営さえも違う目で見ている。


あれって・・

正常位だよね・・

茶薔薇の人、偶然だよね・・

セッ●スみたい・・


試合だと分かっていても、特にナマ勇太のナマナマしい腰の動きを初めて見る女の子には刺激が強い。


余談だが、この世界のナニカの正常位とは女性が上。反対は、男性上位と言う。


性にあからさまな、この世界。ルナは勇太が好きなセ●クスの体位をよく聞かれる。


ルナは「普通」と答えるが、この世界的な女子主導な普通のヤリ方は、あまりしていない。


勇太も攻める。ルナも攻める。


コホン・・。神聖な試合に戻る。


勇太は、1回戦と同じ技で負けたくなかったが、あっさり30秒経過。せっかくの技ありを生かせず、逆転負けを喫した。


勝ったツバキ部長は、勇太の1回戦の相手と同じく、やらかしたと思った。しかし勇太は気にしていない。


「くっそ~、完敗。ツバキ部長、次に茶薔薇に行ったとき寝技教えてね」


「ノットセクハラ、ベリータッチ」


余計な返事をしてしまうツバキだった。


試合は次峰のキヨミが健闘して引き分けたが、マルミ、タマミは敗戦。副将戦のタマミはインターハイの個人戦代表・ハラダに思い切り投げられた。


「タマミ、投げられたとき胸に乗られたけど大丈夫か?」

「勇太先輩、少し胸が痛いです」


勇太に抱き締めてもらって背中をぱんぱんされ、痛かったけどプラスにしたタマミだった。


残念ながら大将戦を待たずに、3敗1引き分けでパラ高は準決敗退が決定。


しかし、注目の一戦は次のカードだ。


カオルVSルナ。


3月3日には籍を入れ、一緒に勇太とも婚姻届を出す。


嫁対決で注目されている。



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