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これホントに暗殺者の仕事なの?  作者: 羽根ペン
2章 戦争編
73/242

72.ははっ・・・。

若しかしたらというか、確実に木曜日から2週間近く更新できなくなるかもです。・・・具体的に言うと定期なテストがですね・・・。

ああそうさ。確かに俺はあいつらの倒し方を知ってるし、それが『人間には到底不可能な事だ』ってことも知っている。あくまで、俺が知ってる蛇の倒し方はやつが水辺にいた頃の話だし、巨人の殺し方なんかもっと曖昧だ。辛うじて詳細まで分かるのは大狼だろうか。


「知ってるっすね。ただ・・・」


「詳細までは覚えてない・・と。」


「大狼は行けますけどねぇ。」


「了解した。では永戸の言う倒し方とやらに推測を混ぜつつ作戦を進めよう。というわけで、割り振りなんだが・・・。」


「「我らはこの城で王とともに護衛としていましょうとも!!」」


この2人も大概気になんなくなってきたな。人ってあんまりにも嫌な存在がいると無視するようになるんだな。つーかそれはそれとして王の護衛には剣聖がいるから必要ねえよお前らごとき。


「いや、貴様らには・・そうだな。シュトロハイム殿、まかせても?」


「あいわかった。」


何やら企んでるっぽいが、前線からシュトロハイムさんがいなくなんの結構やばくないか?・・・でもなぁ、他にも実力者は多数いるわけで・・・なんとかなる・・か?・・不安だ。


「では改めて、まず【国より巨大な蛇】に対処するのは・・・」


具体的な采配としては、まとめるとこんな感じだ。


【国より巨大な蛇】・・・ブラドさん、ルイズパイセン、ドレットパイセン、ルースパイセン、アブセルさん、エイブル


【百の手を持つ巨人】・・・シュトロハイムさん、おっさん2人、クリマさん、オスカー、カーネリアさん


【白銀の大狼】・・・俺、キト、ミアさん、レアさん


なかなかいいのでは・・・?いやちょっと待てなんで俺のとこは実質三人しかいないんだ。というかカーネリアさんいたんですね?気づきませんでしたよ。隠密技術高すぎないっすかね?


「よし。こんな感じだろう。大狼の方は人数が少し足りないかもしれないが、キトも対処法はわかると言っていたし、大丈夫だろう。作戦会議はまた後日開こうと思う。明確な日取りはまたおって知らせる。それでは、いい夜を。」


暗転し、そして目を開けたら暗殺者ギルドの自部屋に寝ていた。右手にはアップルパイが握られており、黒装束が買ってきたばかりなのか、ほっかほかだった。


「ん〜、美味い!!」


舌鼓を打ちつつ共有スペースに行こうと立ち上がったところで気付く。


「来ているのは俺のいた世界の神話生物・・であれば、あっちの世界の英雄も当然くるはずじゃないのか?」


今考えてもどうしようも無いが、頭の隅に留めておいて、次の会議にでも言ってみるとするか。そんなことより、今は飯飯〜。・・・なお、結果的に言うなら、アリスさんには二度と包丁とフライパンを持たせてはいけないということが今日わかった。・・なんだよ炭火焼き風鯖の塩焼きって・・・ただの炭じゃねえかビビったわ。


「アリスさん・・・炭火焼きって炭になるほどが目安なんじゃなくて、炭で焼くことだからね?」


「・・え?そうなんですか?」


「うっそだろおい・・・。」


いやマジで知らなかったのかよ。絶句したわ。ベルパイセンなんか固まってるぞ。見ろよあれ。信じられないものをみた・・ってかんじの顔してるじゃねえか。


「ま、なんにせよ今日から炊事当番はキトとベルに任せよう。ほかは誰も料理作れないしね。」


かろうじてルイズパイセンも作れるっぽいけど・・あの人今どこだ?帰って着て早々「じゃっ!」とか言って消えてったけどなあ。いや、心配ではあるけどね。どうせまた女でもひっかけてんだろう。


「うぃーっす、ただいまー。」


おっ、噂をすれば影とでも言おうか。帰ってきたルイズパイセンは魚をみてただ一言。


「何この不味そうなやつ。明らか不健康じゃん。え?みんなこれ食ってんの?うわー、外食しといてよかったー。」


瞬時に動く足、立つ音が聞こえたと同時に踏み込みは完了しており、魔法陣がルースパイセンの喉元に描かれる。


次いで帯電する豪脚が寸止めとしてその顔の数ミリ手前で止まり、隙を生み出す。紅の棍棒になった布が突っ立っている足を払って跪かせ、アリスさんの方に俺たち3人がルイズパイセンを献上する。


溢れ出る怒りのオーラと悲しみの覇気がその身から流れており、メガネの奥の顔を直視出来ない。なんでかって?彼女の周りの魔力密度がえぐい事になってるからだよ!!跪くルイズパイセンは言わずもがな、その隣や後ろに居る俺達3人にも余波が来て、圧でまともに顔があげられない。そして、アリスさんが口を開けて・・・


「ただいまー。あれ?みんな飯食ってたの?言ってくれたら外食しなかっ・・・え?何この重い空気と不味そうなさか・・・あっ・・。」


え?今瞬間移動しませんでした?踏み込みの音とか全く聞こえなかったんですけど!?つーかギルパイセン花火みてえに高く飛んで・・・あ、天井に頭ぶつけて落ちてきた。


「ごっ・・・!?」


次いで放たれた真横への回し蹴りがいつの間にかルイズパイセンに炸裂しており、その体をハウスの外まで吹っ飛ばす。


「ははっ・・・。」


後にはブラドさんの悟ったような乾いた笑みが残った。

アリスさんは魔力総量は少ないけど幼い頃から魔法使いの名門の家で育てられ、訓練という努力だけは怠らなかったために総量が普通なのに密度がえぐい事になってます。具体的に言うと、彼女が体の故障とか死ぬこととか無視して自分の加速に魔力を全振りした場合、ルイズの9割の速さと同等になります。

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