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これホントに暗殺者の仕事なの?  作者: 羽根ペン
1章 迷宮編
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67.少し才があるだけの凡人

さてさてさてさて、これからどうしようか。公共の場では無いため罪に問われることは無いだろうが、それでも本来であれば街中・・それも王城内で貴族に拳を振るった暴漢ということになるだろう。王は笑っていたが、それで許されるかどうかはまた別のもんだ・・てかなんで俺がこんなこと考えなきゃなんだよ。ただ不敬なやつをぶっ倒しただけなんだからそんな罪とかに問われるいわれは・・・


「王よ!この者を不敬罪で捕縛するべきでは?」


ぶ、ブラドさん!?何を仰っていらっしゃるのですかあなたは!?かりなも自分の部下を処刑させるようなことするもんじゃありませんことよ!!焦りすぎてお嬢様言葉みたいになってしまいましたわ・・って、マジで何してんの?この人。え?あんたも俺に死ねと?


「それも一理ある・・が、キトはここを公の場ではないと理解した上で行動している。故にその罪を咎めることは出来んよ。まあ、それ相応の罰を下さねばならぬかもだがな。」


うっそだろ!?え?超こええんだけど!?何させられんの俺?ねえ?俺は何をさせられんの!?いやそんなチラッとこっち見るだけの意味深な目線やめて!?ちゃんと言葉にして言わないと伝わらないってことあるか・・・


「まあ罰については【永遠之棺】攻略時の報酬を減らすとかでいいだろう。今は東の公国についてだ。私としては正直、【永遠之棺】にまで出張って来るとは思わなかった。」


なんか執事のじいさんが頭抱えているが、まさかこの人自分が狙われていることに気づいた上で迎え撃ったってことか?え?未来予測とかできちゃうタイプの人?


「そして、これはあくまで私の予想だが・・・」


うわ長くなるタイプの話だ。こんなもんまともに聞いてることの方が稀だし、今のうちに他の人間を『分析之魔眼』で見ておこう。自己紹介とかも特にないし、別にいいだろ。


固有魔眼スキルーーー『分析之魔眼』


先ずは手前のゴリマッチョからだな。


アブセル・アルダープ 29歳

王都ギルドのギルドマスターにして最強の冒険者


次はその奥のロリ・・(?)でいいのか?


クリマ・フォン・クリメール 126歳

エルフ族で最も若くしてその頂点に至った者


さらに奥の・・少年か?ドレットパイセンたちと同い歳ぐらいかな?


エイブル・ミラボトレーデ 17歳

王都近郊に住む天才狩人にして現在ギルド内の若手で最も強い者


さて、それで王の両隣のおっさん達か。


ガルデア・フォン・カーストリン 45歳

才能が少しあっただけで努力も何もしないまま上がってきただけの者。英雄や傑物には程遠く、頭も悪い。魔眼を使ったところでドレットより弱い。


おぉふ・・散々な言われよう・・。もう1人はどうだ?


アルデイル・フォン・バラモレオン 46歳

少し才にめぐまれただけの凡人。努力も何もしない阿呆。魔眼を解放したところでこの場にいる誰よりも弱い。


うわぁ・・フルボッコだ。つーかこいつらそんな弱えのになんでいばれたんだよ。自分に才能が少ししかないこと気づいてないのか・・?まあいい。つぎは・・シュトロハイムさんの両隣の2人か。


じゃあ先ずは金髪の方から。


ミア・ファウ・クルンデラ 22歳

かつてあったクルンデラ王国の王族の末裔にして、新たな魔法を生み出した現代魔法の申し子。正真正銘の天才。


すげえ・・魔法を生み出した・・って。マジかよ。現代魔法の申し子とか言われんのも頷けるわ。・・で?銀髪さんの方は?


レア・ファウ・クルンデラ 21歳

かつてあったクルンデラ王国の王族の末裔にして、古代魔法を解読し、独学で昇華させた古代魔法の秀才。日々姉に追いつかんと努力する本物の秀才。


えぇ・・何この天才姉妹。つーか2人とも昔の王国の末裔とか、古代魔法だの新しく生み出しただの・・天才しかいないやん。マジすげえ。


・・で、そろそろ全員分見終わったし話し合いに戻るか。


「・・というわけで、東の公国と戦争になるようなことがあったら、初陣の先頭を切ってキトが駆け抜けて欲しい。」


え?え?えぇぇぇ!??なんで俺?そこはシュトロハイムさんとか剣聖とかにしようよ!!なんで俺!?なんで!!?


「そして、その後ろを暗殺ギルドの面々がついて行き、さらにその後ろから騎士と冒険者の混成部隊が行く。もちろん言われずとも理解していると思うが、この作戦の場合キトの行動が1番の鍵だ。お前のルートで全員が生きるか死ぬか別れる。そこを理解した上でかけろ。いいな?」


どうせ断っても勅命だからで片付けられるんだろ?ならやって野郎じゃねえか!!


「拝命致しました。」


「よし。まあ、これは突撃作戦のホンの一通りでしかないから、そんな固くならなくてもいいがな。」


あっ・・・確かに一つだけしか作戦がないなんて・・そんなことないですよね・・ハハッ。まあその後も俺のついていけないような話し合いが延々と続き、議会が終わってギルドに戻ったら


「まあ、案の定夜っすよねぇ・・。」


「しょうがないと言えばしょうがないけど、あの王の両隣が無駄に意見したりするからいっつも長引くんだよねぇ。」


やっぱアイツら迷惑しかかけねえじゃねえか。


「ま、明日ぐらいに王がこっち来ると思うからその時に【永遠之棺】の報酬分配しようか。」


「そうですねー。それがちょうどいいかもですねー。」


でも俺、報酬減らされんだよなぁ・・・。やっぱあのおっさん二人はクソですわ。

Q本来の【永遠之棺】ってどんなやつなの?

A第3廻廊で四象と四霊にまつわる魔物を倒し、第4廻廊で出会う様々な種族と交流して共に第5廻廊に行き、第5廻廊で四霊と四象を合わせた魔物2体と戦うってやつ。具体的にはくっそ硬くてくっそ早いし、くっそ変な挙動で高火力たたき出す四象合体型とくっそ硬くてクッソ火力高くて飛び回る四霊合体型の両方と戦う。

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