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これホントに暗殺者の仕事なの?  作者: 羽根ペン
1章 迷宮編
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23.先輩後輩

さすがに朝書いたのが短すぎたので更新です。

初めてその少女に会った時・・・と言ってもまだ会ってから5時間も経ってないが、ドレットは驚きの前に畏怖を感じた。


理由は明白。怖かったのだ、彼女のような幼少の頃から戦いをし、命をかけることが出来る者が。嫌悪を催すのだ、そういう存在を見ると。故にドレットはブラドから彼女の力量を測って欲しいと言われた時、全力で彼女を戦いから遠ざけようとした。


結果的には彼女は自分達と戦った後に正式にギルドの一員となることが決定し、自分が止めようとしたことも悟られたりはしなかったが。それでもドレットは、時々男と間違えそうになる彼女をできる限り守りたいと、戦いから遠ざけたいとそう考えるのだ。


それが叶わぬ願いだと知りながら。


「ただまあ、このまんまじゃ先輩としてカッコつかねえわなあ。」


今日自分がダンジョンに入ってからやったことと言えば矢のトラップの解決方法を教えたことぐらいである。


「我ながら情けねえ・・・。吹き飛ばされてばかりじゃねえか。おいルース!!お前も、このまんまじゃ示しがつかねえとか思ってんだろ!!」


だから呼びかける。もう1人の同僚にこのままではいけないと。怒号のようにその声を響かせる。


「さっさとあの牛倒して誰が先輩か後輩にキッチリ分からせてやろうじゃねえか!!!」









初めてその少女と会った時・・・と言ってもまだ会ってから5時間も経っていないが、ルースは畏怖の前に興奮と驚きを感じた。まずはその存在の不安定さに。少女でありながら青年であり、同時に血を吸う一族の末裔の血を引いていること、精神内に唯ならぬ気配を放つ存在を飼っていることに驚き、戦いたいとそう強く願った。


ブラドから彼女の力量を測って欲しいとそう言われ、ルースは喜んでそれに飛びついた。結果的に彼女は恐らく今出せるうちの75パーセントで程の力で自分達と戦ってくれた。だが足りない。まだ足りない。もっと、もっともっともっともっともっと戦いたい。強者を自分の手で負かしたい。そう思った。そして何よりも、


自分より後輩の者がこれで2人に増えたことが純粋に嬉しかったのだ。


「ああ、ああそうだよドレット。その通りだ。彼に僕たちの方が強いと、君よりも戦えるとそう示さなければ、先輩面出来ないからね!!」


故にもう1人の同僚の怒号に答える。自分達の方が強いのだと。先輩として示しを付けるのだとそう彼に分からせるために。









「ぐ・・・あが・・。」


はね飛ばされた先にあったのは硬い岩でした。まじでクソ痛え。ぜってーこれ骨何本かいった。痛ってぇ・・・。


「そうだ・・パイセン方は・・・?」


2人が同時に体制を整えて地面に着地。こっちの方を向いて何やら頷いてから魔法を発動させてミノタ・・・なんだあれ?右手が龍の頭で?左手が狼の足。ふんふん。でもって上半身がミノタウロスで下半身が闘牛・・・なるほどなるほど。


「キメラやんけ。」


結局はこうなるんだなあ・・・。


「ドレット?なんか融合してないー?」


「ああ。まさかとは思ったが予想どおりスキル持ちか。厄介だな・・・。」


すきるもち?ああ、スキル持ちってことか。ゲームとかにはよくあったけど、この世界でのスキルって確かめっちゃ希少なんだよな。確か、魔法とはまた違う先天的に発生する異能の事だったかな?


「まあ、持ってないからべつにいいんですけど。」


「見たとこ喰らう系のスキルだねー。あそこまで融合してるのを見るのは初めてだけど。レートも2000超えたんじゃないの?」


「2500は下らねえだろーな。」


「じ、じゃあ剣聖より強いってことっすか?」


「お、目ェ覚めたか。レートってのはあくまで国に対する危険度の指数であって、実力の話じゃないんだよ。剣聖のレート1200ってのはあくまで、剣聖が部屋にこもって全力で大人しくする(拘束付き)をした状態での国に対する危険度ってだけでな。」


いやその状態でもブラドさんより危険度高いってだいぶだろ・・。ほんとに人間かよ?


キメラミノタウロスが俺たちのいるところに当たりをつけ、手当たり次第に斧で草むらや岩の後ろなどを切っていく。


「やっこさんもどうやら待ちくたびれてきたみたいだな。」


「そろそろ決着付けようかー。ここから早く出て、新鮮な空気を吸いたいよ。」


「完璧同意っすね。」


賛同の相槌をうち、3人で岩の裏から出てキメラミノタウロスを睨みつける。


「BMOOOOOOOOOOO!!!!!!!」


弾かれたようにこちらを向いた奴が咆哮を上げ、突進の構えを取った。瞬間、3人が3人ともその場から離脱。土煙が発生した先でパイセン2人が同時にが叫ぶ。


「「3分欲しい!!それでこいつを殺す!!!」」


「任せてください!!!」


先輩の要求には答えないといけねえのが後輩の辛いところだぜ!!

ドレットのキトに対する思いは隣の家に住んでるかなり年下の女の子って感じです。それなりに仲はいいけど、付き合いたいと言うよりかは危険から遠ざけて見守ってあげたいみたいな。


ルースがキトに対して思ってるのは妹とライバルと後輩を全部混ぜてぐっちゃぐちゃにした後3で割った感じですね。仲のいい友達だけど年下だしあんまり強くは出れないみたいな感じですね。




感想等いつでも待っています!!これからも拙作をよろしくお願いします!!!

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