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これホントに暗殺者の仕事なの?  作者: 羽根ペン
1章 迷宮編
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19.漫画でよくある怒涛の展開

「はぁーーー・・・君たちはほんとにもう・・・ホントにさあ!」


瓦礫撤去の後に救い出された俺とパイセン2人はブラドさんからお説教を喰らった。ブラドさんが怒ってる原因として、まずパイセン方2人には俺に喧嘩を売るよう言っていたらしい。なんでも、俺の実力を調べるためだとか。


「そらそうだろ。俺らだってこの人の事尊敬はしてるけどそんな信望するほどの人ではねえって分かってんだからよ。」


それで難癖つけられて結構な重傷負った俺はどうしてくれんだろーね?ブラドさん?そこんとこどうよ?


みたいなことを聞いたらそもそも君も君で本気出しすぎだの、部屋の中じゃなくて外でやるよう言ってたのに・・・弁償が・・・みたいなことを呟いて、だんだんと体育座りになっていき、最終的に泣き笑いみたいな状態で俺とパイセン2人を許し、カーネリアさんに縋って本格的に泣き始めた。


「うわぁ・・・」


「カーネリアさん、服がビッショビショだねえ?」


「だからなんすか?」


「いや?別に?」


いや別に気になってないとかそういう訳では無いけど、無いけど!ガン見するのも違うでしょ!?と俺はそう思うわけで、泣きつかれる美女もいいななんて別に思ってないです。思ってないです!


「おいおいおいおい、帰ってきたらギルド消えてんじゃん?これ誰のせいよ?」


「ん?おおー帰ったか」


「任務おつかれー新人の子と僕ら2人で戦っててね、それでこうなったんだよ」


「ほーん・・いやまあ別に・・・良くねえだろうがよォ!俺の愛犬は!?どこだ!??俺の『ラミー』ちゃんはどこだよ!!!」


「ちゃんと救出してあるよ」


「クソ犬がぁ!俺の手ぇ噛むんじゃねえ!」


なんか茶髪パーマのメガネかけたインテリヤクザ見てえな人が現れたと思ったら黒い犬にドレットパイセンが手ぇ噛まれてキレてんだけど・・・あ、殴った。


「てんめぇ、ドレットふざけんじゃねえぞこらぁ!!」


「うっせえなぁ、噛んできた犬がわりいだろーがよ!」


あ、この2人根本的に似てるんだな・・・と思う次第。同族嫌悪ここに極まれりって感じだよ。


「相手してやるからてめえこっち来いやオラァ!ラミーちゃんの敵討ちじゃあ!!」


「うっせえ黙れ!言われんでも行っとるわ!!」


「ま、まあまあおふたり共この辺で・・・」


「「元はと言えばお前が加減間違えて部屋とかぶち抜きまくって暴れたのが原因だろうがよお!!」」


はいプッツン来ましたよこれは。こいつらマジでっ!名前も知らねえこのパイセンはさておきドレットパイセン、あんたはそれ俺に言う権利ないですよねえ!!?


「ドレットパイセンがそれ言うのは違くないっすかぁ!?」


「おーおーおー上等だこらもう1回戦やるか?ゴラァ!」


「こっちも上等ですよ!やってやろうじゃないっすか!!」


「やめろ暴れんなお前ら。俺のラミーちゃんに埃がかかる。」


「「あんたテンションの振れ幅えぐいなぁ!?」」


なんか言い争ってると、続々と森の方からギルドの構成員みたいな方々が集まって来るではありませんか。


パンパンっと、手拍子が2回鳴り響きカーネリアさんの唇が言葉を紡ぐ。


「ほら、3人ともそこまでになさい。ルースはもう並んでるわよ。新人のあなたはこっちね。ドレット達は向こうに行って。」


「え?なんっ・・なん?」


「ああ、あれかぁ。そういややってなかったな。ほら、ラミーちゃんおいでー。」


マジであのパイセン感情の振れ幅と態度の振れ幅おかしいことんなってるって・・・。前世でもあんな変な人そんなにいなかったぞ。


「へいへい。分かりましたよ。」


気怠げにドレットパイセンが歩いていき、犬と戯れ始めたパイセンに絡み絡まれつつ列に並ぶ。


「ほら、ブラドさん。行きますよ?」


「あ、ああ。わかっ・・・うぅ・・・・・。」


まだ泣いてるし・・・。ここまで来ると申し訳なくなってきたな。後でちゃんと謝ろ。


「うぅ・・・。」


数分ほど泣き声が聞こえた後に


「さて、それじゃあ皆夜の任務お疲れ様。昼シフトの皆は引き続き宜しくね。てことで皆さんおはようございます。」


「「「「「「「おはようございます」」」」」」」


「今日の朝会はいつもとひと味もふた味も違・・うんだけど、まずギルド本店が有りません!新人君の力量図るために当人とルース、ドレットの3人が大暴れした結果です!3人には後で罰則つけるから宜しくぅ!」


おいまて、今とんでもねえこと聞こえたぞ。罰則?


「んでもって、新人君には自己紹介をしてもらいます!!てことでどうぞ!」


「えぇーここで俺に振んのかよ・・・。ということで、ご紹介に預かりました。キトです。孤児なので苗字はありません。気軽にキトと呼んでください。歳は10です。宜しくお願いします。」


「OKキト君ありがとう!じゃあ続きまして、ギルド員1人ずつ彼に自己紹介していこう。まず最初は僕からだね。ギルド長のブラドだよ、宜しくぅ!」


「次は私ぃ?副ギルド長兼事務長兼人事部長のカーネリアよぉ。よろしくねぇ。」


ヒシヒシと肌に感じるカーネリアさんのこの人がいないとこのギルド立ち行かないよ感パネェ。


「次は俺だな!よォ新人!さっき相手になったドレットだ。いい戦いっぷりだったぞ!これからもよろしくな!!」


「次は僕だねー。こんにちはキトくん。ルースだよ。さっきの戦い、凄い良かったよ。また今度一対一サシりあおうね!」


「チィッ!」


舌打ちしたよねぇ!?今舌打ちしませんでしたか!??


「失礼。これからも宜しく。『ギルベルト』だ。もし会った時はギルとでも呼んでくれ。まあ、俺はラミーちゃんの世話であんまり合わねえと思うがな。」


さっきのインテリヤクザパイセンがギルパイセンね。OKOK。でも舌う(以下略)


「はぁい。新人ちゃん?で良いのかな?ここの事務員兼人事官を務めてる『アリス』だよ。宜しくねぇ。」


こ、この人も結構な破壊力をお持ちでいらっしゃる!!カーネリアさんほどじゃねえが、この破壊力・・ラミアさんに匹敵・・・いや、それ以上かもしれねえ!!


てかこの人カーネリアさんの直属の部下的な立ち位置なんだな。OKアリスさんね。覚えた覚えた。


「よぉ!俺は『ルイズ』!なんか新人ちゃん元気ないみたいじゃん!?ほらテンション上げてこーぜ!!」


チャラ男で陽キャの金髪青眼がルイズパイセンだな。覚えた。見たとこリア充っぽくは無いな。理由?テンションが空回りしてるから。


「ふぇぇ・・・『リンカ』って言いますぅ・・アリスちゃんの同僚ですぅ・・・。おう!リンカの自己紹介が終わったみたいだな!アタシは『レンカ』!!リンカとは姉妹だ!!普段はカーネリアさんとアリスの護衛をしてるよ!!宜しくな!」


な、なんか濃ゆいキャラ来たなぁ・・・。二重人格とはまた・・・俺とキャラ設定被ってるじゃん・・・。ま、まあ弱々しい方がリンカパイセンで?姐御っぽいのがレンカパイセンかな?


「さ、最後は俺?ってことになるのかな?ど、どうも『ベル』です。宜しくお願いします!歳は15です!!」


黒髪赤目・・・これといった特徴も無い普通の少年・・・わかる、分かるぞ!!俺の厨二センサーがビリビリ来てる!!こいつは絶対なんか力を隠してる感じのキャラだ!!じゃ無かったら不必要に作者が手抜きで書くはずがない!!!


「以上9人・・・レンカも加えたら10人かな?がここ、暗殺ギルドの構成員だよ。それじゃあキト君。これからは同業者として、宜しくね!!」


「はい!宜しくお願いします!!」


こうして自己紹介タイムが終了し、各々が解散していく中、倒壊したギルドの建物の前で俺、ドレットパイセン、ルースパイセンはブラドさんに呼び止められた。


「罰則の件に着いてなんだが、ある依頼を受けてもらいたい。それも今から。」


「えぇ・・・。」


「マジかよ・・。」


「ブラックだねー」


「うるさい。元はと言えばお前らが悪いだろうが!てことで依頼内容だが・・・『ダンジョン攻略』だ。」


何この漫画でよくある怒涛の展開的な奴。

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