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プロローグ

 25歳、

 高校を卒業した後ブラック企業に就職した普通の男だ。

 親は俺がまだ幼い頃交通事故で死んだ。親の事についての記憶は曖昧であまり覚えていることはない。


 その後は母親の方の家に引き取られた。特に不便はなかったが、基本放置で最低限のことしかして貰えなかった。


 多少特殊な人生を歩んできたが、今となってはごく普通の社会の歯車の1つ。


 朝起きて、会社に行って、上司にキレられて、残業して、帰れる時は帰って、寝て起きる、そんな生活だ。


 こんな感じに毎日を淡々と生きているわけだが、学生時代も特にいいことも無くごく普通だった。


 朝起きて、登校して、授業中寝て怒られて、バイトして、帰る。



 あれ、なんも変わってなくね...?


 しいて言えば、学生の頃は趣味があった。

 ゲームだ。ゲームといってもRPGなどストーリを進めていくみたいなゲームではなく、対戦ゲームが主だった。


 バイトで稼いだお金は基本これに消費していた。


 今では、稼いだお金は生活資金や税金などで泡のように消えていき、時間もないのでゲームすら出来ていない。


 まぁ、そんな事はどうでもいい。こんな風になったのも全て自分の責任なのだから。


 だが、自分の責任だと分かっていても世界は理不尽だと思ってしまう。


「ああ、辛い...」


 そんな嘆きは誰の耳にも届くことは無かった。

 今はちょうど日付が変わる時間だ。

 当たり前のように残業して、終電に乗って、ちょうど徒歩で家まで帰っている途中だ。


 マジで眠いし疲れたし腹も減ったが、この真っ暗な時間は割とすきだ。

 静かで心が安らぐ。浅い理由だけど、


 そんな感じでぼーっと歩いていたせいで、信号が赤なことに全く気づかなかった。




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