プロローグ
神聖期540年
アルメス王国で勇者召喚の儀式が行われ異世界より勇者が32人召喚される。
神聖期541年
異世界より召喚された勇者が魔王討伐に旅立つ。
神聖期543年
勇者が魔王城へたどり着き一時準備のためアルメス王国へ帰還する。
神聖期544年
勇者達が魔王に挑み討伐に成功する。
しかし、魔王を倒した勇者達の元に邪神が現れる。
勇者達は邪神の強さになすすべもなく段々数を減らしてゆく。
====================================================
「行くぞォォ!!」
「「「おおおおおお!!!!!!」」」
"此処で邪神を倒さなければいけない"
勇者達は自分達を信じて待つ人類の人々を守るという事だけを考え戦いに挑む。
しかし、邪神の圧倒的強さと魔王を倒した時の疲労で段々勇者達は劣勢になってゆく。
最初35人いた勇者達は今戦える者は7人に減り、戦える者も骨が折れたりしたものがほとんどだった。
そんな時に1人の勇者が自らの命を代償に魔法を使い、邪神を倒した。
その者の名前は藤堂刹那
鬼族のスキル等を行使出来る<鬼の王>を持つ通称「鬼神」と呼ばれ魔王討伐軍最高戦力として活躍した勇者の一人だ。
女性のような見た目をしており初めて会う人からは必ずと言ってもいいほど女性として見られて間違えられるたびに頬を膨らませて怒るのでファンクラブが世界中に存在している。
後に刹那は救国の英雄として歴史に刻む。
刹那は永遠の眠りにつく..........
はずだった。