謎の味方・金柑仮面
剣丞視点
久遠との祝言を挙げてる最中に現れた四聖獣に敗れた俺は目の前で久遠を拐われショックを受けるも奴らの拠点が京にあると聞いて立ち上がり
ついに…
剣丞「やって来たぜ京! 」
京へとやって来た。
ひよ子「本当に小説って移動が便利ですよね 」
そういうこと言うなっての!
そして俺達は一葉の案内により
一葉「ここじゃ主様 」
バァンッ!!
四聖獣が潜むという居城・四聖門に着いた。
剣丞「待ってろよ久遠、俺がすぐに助けてやるぜ! 」
直ぐ様、四聖門を潜ろうとしたその時
朱雀「久しいな新田剣丞 」
ブォンッ!!
剣丞「おわっ!? 」
目の前に突然朱雀が現れた。
朱雀「お前のことだ。我と信長殿との祝言に参加しに来たわけではあるまい 」
当たり前だっての!!
そんな祝言に誰が参加するか!!
朱雀「お前を中に入れぬようにするのは簡単だが我はそうしない。死に急ぐのなら四聖門を潜るがよい 」
この野郎…
剣丞「そんな脅しに怯えるか!! 」
ブォンッ!!
俺は朱雀に刀を繰り出すが
スゥッ!!
ひよ子「か…刀をすり抜けた!? 」
転子「奴は化け物ですか!? 」
いや、そうじゃない
朱雀「言い忘れていたが目の前にいる我は幻だ。本物の我は信長殿との祝言準備で忙しいのだからな 」
この野郎!!
朱雀「ただし、この門を潜れるのは新田剣丞と一度死んだものしか入ることはできぬ。援軍を期待しても無駄だ 」
壬月「ちっ!! 」
一葉「奴め、先手を既に打っておったか 」
朱雀「では去らばだ 」
シュッ!
そう言うと朱雀の幻は消えていった。
剣丞「こうなったら行くしかねぇ! 」
一葉「主様!? 」
剣丞「最初から俺一人で乗り込もうと思ってたんだ。みんなはちょっと待っててくれ 」
俺はみんなにそう伝え、門へと向かった。
麦穂「剣丞様… 」
壬月「儒子!必ず帰ってこい!!帰らなかったら一生許さぬからな! 」
一葉「主様、頑張るのじゃぞ! 」
任せとけ!ここに来れなかった美空と光璃、その他のみんなの分まで暴れてやるぜ!
スゥッ!!
皆に見送られ、俺は四聖門を潜っていった。
門の先にて俺を待っていたのは…
剣丞「何だこりゃ!? 」
バァンッ!!
枯れた細い木が生え、空の色は緑という同じ京とは思えない空間であった。
剣丞「あの門はど〇でも〇アかよ!? 」
周囲の変化に戸惑いつつ、俺は前を見ると
剣丞「何だありゃ? 」
遠くの方に四重の塔らしきものがあるのが見えた。
剣丞「見るからにあそこが四聖獣の居城っぽいな、とにかくあそこに向かうとするか 」
俺が塔へ向かおうとすると
ガシッ!!
剣丞「ぐへっ!? 」
バタンッ!!
何かに足をつかまれ、転んでしまった。
剣丞「いたた…何だよ!? 」
俺が足元を見てみると
そこには…
?「ゲヘヘッ!! 」
すごく痩せた男が俺の足をつかんでいた。
剣丞「な…何だよこいつ!? 」
しかも一人ではなく
ずぼぼっ!!
?『ゲヘヘッ!! 』
地面からうようよ出てきやがった。
?「久々の生きた人間の肉だ!! 」
あーんっ!!
俺につかまっている男は俺を食おうと口を開くが
剣丞「食われてたまるか!! 」
ドカァッ!!
?「ゲヘッ!? 」
食われてたまるかとばかりに俺は男を蹴り飛ばした。
どうやらこいつらは餓鬼とかいう奴らしい
餓鬼「生きた人間の肉を逃がすな! 」
餓鬼「食ってやるーっ!! 」
食われてたまるかっての!!
だが
うじゃじゃーっ!!
剣丞「くそっ!!こいつら戦闘力はないけど数が多すぎる!? 」
さすがの俺でも対処しきれない
かといって、これから四聖獣と戦うってのに無駄な気は使いたくないし
餓鬼「肉〜!! 」
来るな!寄るなーっ!!
もうダメだと思ったその時!
カァッ!!
俺がやって来た方向から光が放たれると
?「迷える邪悪な魂よ、正義の名のもとに散りなさい 」
誰かの声が聞こえ
?「アーメン!! 」
パァッ!!
光を放った瞬間
餓鬼達『ゲゲッ…ゲギャーッ!? 』
パアァッ!!
餓鬼達は消滅していった。
?「ご無事でしたか剣丞殿 」
今のは!?それにアーメンってまさか!?
剣丞「エーリ… 」
俺が近づいてきた人物を見てみると
そこにいたのは…
金柑仮面「私はエーリカの親友、金柑仮面です 」
バァンッ!!
金柑を模した仮面をつけたエーリカであった。
剣丞「何やってんだエーリカ? 」
金柑仮面「わ…私はエーリカではありません。金柑仮面です! 」
剣丞「いや、どう見てもエーリ… 」
金柑仮面「金柑仮面です!! 」
エーリカ、いや、金柑仮面は俺に迫ってきた。
どうやら星義姉さんの華蝶仮面みたいなものらしい
ならば逆らうわけにはいかないため
剣丞「き…金柑仮面さん 」
金柑仮面「よろしい! 」
金柑仮面として扱うことにしたのだった。