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剣丞一大事!!魂合共鳴不可!?

語り手視点


ついに朱雀と久遠の祝言が始まろうとするなか、ボロボロになりながらも剣丞が現れた。


だが剣丞は久遠が朱雀と祝言を挙げるはずがなく、催眠術でもかけられてるんだと勝手に思い、朱雀を怒らせるのだった。


朱雀「この場で戦うには雰囲気がないな 」


パチンッ!!


朱雀が指を鳴らすと


バァンッ!!


あっという間に祝言会場が変化し


高い岩の足場があり、下には灼熱の溶岩がある場へと変化した。


落ちたらひとたまりもないだろう


だが


久遠「剣丞の戯け(たわけ)!!待て朱雀… 」


久遠は二人の戦いをやめさせようと叫ぶが


朱雀「信長殿には黙っていてもらおう 」


パチンッ!!


再び朱雀が指を鳴らすと


ズゴゴォッ!!


久遠「なっ!? 」


剣丞「久遠!? 」


久遠は岩の牢に閉じ込められてしまった。


朱雀「安心しろ。邪魔をされぬよう閉じ込めただけだ。我が花嫁を人質にするわけがなかろう 」


この朱雀の言葉に


剣丞「久遠がお前の花嫁だと!!何言ってやがる!! 」


激しい怒りを見せる剣丞


朱雀「さぁ、戦いを始めようではないか、先に言っておくが既にボロボロの貴様を痛め付けようが貴様が我の治癒を拒否したのだから我は卑怯者ではないからな 」


朱雀がそう剣丞に言うと


剣丞「うるせぇ!! 」


バッ!!


朱雀に対して激しい怒りを見せる剣丞はそのまま向かっていった。


剣丞「うらうらうらーーっ!! 」


ブォンブォンブォンッ!!


既に青龍戦で傷ついた体でありながらも全力で戦う剣丞であったが


サッサッサッ!!


朱雀は剣丞の攻撃を全て避けてしまった。


朱雀「今の貴様の動きなぞ簡単にわかってしまうぞ 」


剣丞「うるせぇ!! 」


ブォンブォンブォンッ!!


更に攻撃を増やす剣丞であったが


朱雀「はぁ〜、貴様の相手をするのも少々あきてきたぞ 」


あくびをしながら剣丞の攻撃を避けていた朱雀は


バサァッ!!


シュッ!!


剣丞「なっ!? 」


翼を広げ、剣丞の後ろに回り込むと


朱雀「フンッ!! 」


ドカァッ!!


剣丞「がはぁっ!? 」


そのまま剣丞を蹴り飛ばした。


朱雀「フッ!こうも圧倒的だと貴様が青龍達を倒せたのがおかしく思う。貴様は我を卑怯者呼ばわりしたが貴様こそ真の卑怯者であろう 」


朱雀は剣丞を挑発すると


剣丞「お…俺が卑怯者だと、嘗めるんじゃねぇーっ!! 」


久遠魂へと魂合共鳴しようと気を高める剣丞であったが


剣丞「あ…あれっ!? 」


何故か魂合共鳴はできなかった。


朱雀「それが貴様の秘技か?不発とは笑わせてくれる 」


剣丞「く…くそっ!! 」


もう一度魂合共鳴しようとする剣丞だがまたも不発であった。


剣丞「(何故だ!?体はボロボロだがまだ気はあるはずなのに!!) 」


すると


朱雀「秘技とはこういうもののことを言うのだよ 」


バサァッ!!


朱雀は翼を広げ


ボボボォッ!!


自分の回りに火球を出現させると


朱雀「鳳凰孔雀蓮華!! 」


シュシュシュッ!!


剣丞「がはぁっ!? 」


ドドドンッ!!


火球を剣丞目掛けて繰り出しまくるのだった。


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