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第二十一話『二十キロをつっ走れ! (後編)』

 宮殿のバルコニーに置かれた大きな椅子に、白髪の老人が座していた。

 白いフロックコートと白いスラックスを身に纏い、端正な顔に白い髭を生やした老人は一言も発さず、虚ろな灰色の瞳で曇り空を眺めていた。

 長い白髪に白い髭、白い肌に白い衣服――白で固められたその姿はまるで燃え尽きた灰のようだった。

 周囲を固める青い軍服の近衛兵たちは、そんな老人の背中をただ見守っていた。


 やがて、バルコニーに白いドレスを纏った少女――ウォシュレが現れた。

 近衛兵たちの敬礼にうなずいて応えると、ウォシュレは老人の背中に声をかけた。


「陛下、ご機嫌麗しゅう。昼餉ひるげのお時間です」

「……そうか。今日は雲に覆われて太陽が見えぬ。残念なことだ」


 老人――国王クミトリー九世は空を眺めながら、独り言のように言った。

 少ししわがれてはいるが、力強い響きを持つ声だった。


「はい。ですが、どうぞご安心を。空は必ず晴れます」

「……そうか」


 クミトリー九世は背を向けたまま、なおも空を眺めていた。

 しばしの沈黙の後、思い出したようにクミトリー九世は再び口を開いた。


「ところで、摂政。昼餉はまだか」

「はい、陛下。ちょうど昼餉の支度ができましたので、お呼びに参りました次第です」

「……そうか」


 クミトリー九世はゆっくりと椅子から立ち上がり、振り返った。

 百九十センチメートノレ近い長身は筋骨たくましく、八十一歳とは思えない威圧感があった。

 その頑健な肉体とは対照的に虚ろな瞳から目を逸らすように、ウォシュレは深く頭を下げた。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 宮殿の三階にある陽の当たる広い食堂で、純白のテーブルクロスをかけた長いテーブルにパンとスープが運ばれる。

 一人で席に着くクミトリー九世の後ろに控えたウォシュレが献立を読み上げる。


「陛下。本日の昼餉の献立は全粒粉と雑穀のパンにペイザンスープ、鶏むね肉と根菜のグリル・玄米黒酢ソース、緑茶にドライフルーツのケーキです。本日も些か質素な献立ですが、ご容赦ください」


 クミトリー九世は大きくうなずいてみせた。


「……確かに品数が少ない。国民の暮らしに、何か不都合が生じてはおらぬか」

「はい、陛下。クソシテネーレ共和国との国境付近――ベンピァックに伝説の魔龍が出現し、農業地域が占拠されております。その為、農水畜産業に甚大な被害が生じております。加えてジョロジョロ川が魔龍の排泄物によって汚染され、水上交通もままならず物流が滞っております」

「……そうか。一刻も早く魔龍を倒して国土と経済を回復し、国民の心を安んずるのだ。もし、余が討伐せねばならぬ状況であれば、忌憚なく申すがよい。その時は余自らが聖剣を携え、直ちに出陣しよう」

「はい。陛下の仰せのままに」

「ベンピァックか……彼の地で行われる四十年に一度の豊穣祭が近いはずだ。つつがなく行えるよう、魔龍を倒し準備を万端にせねば。アナルニアにとって、摂政にとって……余にとっても大切な儀式だ」

「はい、陛下。恐悦至極に存じます」


 何度も繰り返したやり取りの後、クミトリー九世は一人で黙々と食事をした。

 瞳は虚ろなものの、パンを千切りスープをすくう手つきは優雅かつ堂々としたものだった。

 やがて、主菜が運ばれてくるとソムリエによってグラスに半分ほど赤ワインが注がれる。


「陛下。お身体に障るといけませんので、ワインは一杯だけになさってください。本日は建国千年の記念式典で献上された、メゼルナー地方のワインをお持ちしました」

「……そうか。良い香りだ」


 クミトリー九世は右手でグラスを取ると、ワインを一回ししてから静かに口をつけた。

 その瞬間、虚ろだった瞳に強い光が灯った。


「陛下。いかがですか」

「実に良い味だ。力強さとたおやかさを併せ持つ落ち着いた風味、適度な渋みと酸味。後口も心地よい。本日の主菜にもよく合っておる。だが……これも違う。余が飲みたかったのは、このワインではない」

「……左様ですか。では、明日はまた別のワインをお持ちします」


 クミトリー九世が静かにグラスを置いた時、その瞳は再び虚ろになっていた。


「……あのワインを飲んだのは……いつであったか。五年前……十年前……否、六十年前か……? あのワイン……あの味を、いま一度……」

「陛下、ご安心ください。お求めのワインを必ず見つけて参りますので」

「うむ。よきにはからえ」


 ウォシュレはこれまた何度も繰り返したやり取りの後、強く拳を握り締めた。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 同じ頃、宿屋の二階にある大部屋では、死んだように眠る八人の男を前にチンタローたちが頭を悩ませていた。


「ドエーム。この人たち……ドエームの魔法で起こせないか?」


 チンタローの問いにドエームは首を横に振ってみせた。


「私の魔法ではどうにもなりません。これは私の知らない魔法……おそらく、遥か昔に失われた古代魔法によるものです」

「古代魔法……まさか、魔龍がこの人たちを眠らせたのか?」

「おそらくは。眠りをもたらす魔法の術式は現代でも広く普及していますが、殆どがちょっとした刺激で目覚めてしまうものです。それ以上に効果を大きくすれば魔法をかけられた者の命に関わりますし、かける者も膨大な魔力を消費する羽目になるんですよ」


 ドエームは言葉を区切り、エプロンを着けた三十代と思しき男の頭に右手をかざした。


「私の見立てでは、彼らが眠りに就いてからおよそ十五時間。現代の魔法でこれだけ長い眠りに落ちた場合、心身にも大きな負担がかかります。が……健康状態は至って良好な模様。これほど高度な魔法は現代では考えられません」

「なーるほど。確かに起きる気配がないんだゾ」


 ミャーコが大工姿の男の横顔を平手でバシバシ叩きながら言った。


「おい、ミャーコ! 何してんだ!」


 チンタローが咄嗟にミャーコの手を掴んだ。


「やめろって。乱暴なことするなよ!」

「落ち着くんだゾ。物理的な刺激にどう反応するかを見てたんだゾ。これだけひっぱたいても筋肉や眼球がまったく反応を示さないあたり、脳と神経の全てが魔法で支配されてると考えて間違いないんだゾ」

「ミャーコさんの言う通りです。外部の刺激には一切反応せず、おそらく魔法をかけた術者の意志だけで動く。今の彼らは完全な操り人形です」


 ドエームはそう言って男の横たわるベッドから離れた。


「……タケヤ、ヤーラシュカの見立ては?」


 チンタローが話を振ると、タケヤとヤーラシュカは揃って首を横に振った。


「ドエームが言った以上のことはわかんねーよ。そもそも、俺が使えんのは攻撃魔法だけだってこと、忘れたのか? それ以外の魔法は詳しくねーんだよ」

「私もですわぁ。こういうのは専門外ですもの」

「そっかぁ……」


 チンタローは再びベッドの上の男たちに目を移した。

 タケヤとヤーラシュカは確かに強力な魔法を操る魔法戦士と魔法使いではあるが、二人の魔法は攻撃に特化していた。

 下衆・クリムゾンが強豪パーティーであることに疑いの余地はない。

 しかし、回復魔法を使えるのがたった一人というバランスを欠いたパーティーでもあった。

 チンタローは僅かな危惧を抱いていたが、追放される段になってもそのことは口にしなかった。


 ふと、チンタローはエプロンを着けた男のズボンについた炭の汚れに気づいた。


「ネイピアさん。この人……向こうの店の人じゃ。行方不明者の名前はわからないかな」


 ネイピアが行方不明者のリストを取り出し、名前を調べた。


「あの店……ノァトーニ商店の主――トゥイレソ=ノァトーニ。年齢、三十五歳。確かに、行方不明者に含まれています。その可能性は高いですね」


 ネイピアが言い終わる前に、ミャーコがエプロンの男に歩み寄った。


「ペロッ……これはパンくず! うん、おいしい。エプロンには炭の匂い……この人、たぶんパンを焼いて運んで、どこかで切ったんだゾ。風味からして、パンは一昨日焼いて昨日切ったもの……時系列的にも辻褄が合うんだゾ」


 エプロンに付いたパンくずを指で掬って味わいながらミャーコが言うと、モミーナがおずおずと手を挙げた。


「あのあの……チンタローさん。この人を見てください。作業服におがくずがついてますよぉ。のこぎりで木材を切ったようです」


 大工姿の男を一瞥し、チンタローが唸った。


「まさか……魔龍が魔法を使って、この人たちを操って……パンを焼かせたり、大工仕事をさせたり……身の回りの世話をさせてるってのか……?」


 チンタローが半信半疑の言葉を漏らすと、他の全員がハッとした。


「ちょ、待てよ。魔物がそんな――」

「魔物には人間並みの知能を持っている者もいる……そう言ったのは貴方ですよ、ラムーキン殿」


 タケヤの言葉を遮って、ネイピアが言った。


「……っ! そりゃ、そうだけどよ……」

「魔物が人間と同じ暮らしをしているなんて、聞いたことがありませんわ」

「タケヤ、ヤーラシュカ。元々、魔龍がどんな魔物かは伝わっていないんだ。俺たちが知っている魔物とは全く違った生態を持っているとしても不思議じゃない」


 チンタローがそう言うと、タケヤとヤーラシュカはそれ以上、反論しようとしなかった。


「あのあの……だとしたら、魔龍はこの街の中にいるんでしょうかぁ?」

「いいや、ここにはいないんだゾ」


 モミーナの言葉をミャーコがはっきりと否定した。


「この人たちの全身から、鉄と酸化鉄のニオイがするんだゾ。みんな、鉄鉱山の中にいたんだゾ」

「それでは、魔龍は今も出現場所の廃鉱山に……?」


 ネイピアの問いかけに、ミャーコが力強くうなずいた。


「間違いないんだゾ。魔龍は廃鉱山の中にいて、この人たちを働かせてるんだゾ」

「廃鉱山は……ここから五キロほど先です。坑道の奥には労働者たちの休息所などが残っているはずですが……」


 室内に沈黙が訪れた。

 チンタローはしばし考え込んだ後、ぽん、と手を打った。


「よし。人間並みの知能を持っているなら……一つ、お土産でも持って行って、話をしてみるか」

「えぇっ!?」


 交わされる会話の内容が理解できず笑顔でいるマッスロンを除いた全員が、驚きの声を上げた。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「ビール、ビール……と。どんなビールが好きかわからないけど、こういうのはまず誠意が伝わればいいよな」


 ビールの瓶を手に店から出てくるチンタローを、笑顔のマッスロンを除いた全員が不安の表情で迎えた。


「どうしたんだよ、みんな。お金なら置いてきたけど?」

「あのあの……そういうことじゃなくって。チンタローさん……本気でやるつもりなんですかぁ?」

「冗談でこんなことできないって。元々、魔龍がどんな相手かもわからないんだ。ここは以前の成功例に学び、最善の策を取るべきだと俺は判断したのだよ、モミーナくん。戦わないで済めば、それに越したことはないだろ? うんうん」


 気取って何度もうなずくチンタローを、モミーナはなおも不安げに見つめていた。

 ミャーコも不安な表情を隠さなかったが、それでも反対はしなかった。

 やがて、チンタローは瓶を鞄に詰めると、ぽん、と手を打った。


「さーて、と。それじゃ行こうぜ、みんな」

「しゃーねーな。じゃ、陣形を――」


 タケヤが言い終わる前に、何かが空を切る音が聞こえた。


「……チッ!」


 タケヤが瞬時に剣を抜き、森から飛んで来た矢を払い落とした。

 矢が地面に落ちるのと同時に、モミーナたちがチンタローを中心に陣形を整える。

 チンタロー・モミーナ・ネイピアは剣を抜き、ミャーコ・ヤーラシュカ・ドエームは杖を構え、マッスロンは拳を構える。


「敵襲だ。みんな、準備はいいか」

「にゃふん。まーた、赤いのが仕切ってるんだゾ」

「おい、ミャーコ。今はそんなこと――」

「テメェら、静かにしろ! 来るぞ……!」


 タケヤの一言で全員が森に意識を集中する。

 しばしの沈黙を破り、森から一斉に矢が飛んでくる。


 最前列に立つモミーナは大きく息を吸い込むと、両手に握った長寸の刀をゆっくりと上から下に振り降ろし、宙に円を描いた。

 刃の切っ先が太陽の光に反射し、黄金の太刀筋がチンタローの目に焼き付いた。

 風を切って降り注ぐ無数の矢が目の前に迫った瞬間――。


「イィィィヤァァァァァァッ!」


 モミーナは天まで届かんばかりの雄叫びを上げ、刀を振るった。

 肉眼では捉えきれないほどの速さで繰り出される無数の斬撃と、それによって生じた衝撃波に、放たれた矢の全てが細切れになった。


「お、おぉ……!」


 モミーナの剣技を傍らで見ていたタケヤは、言葉を失った。

 圧倒的な気迫、一切の無駄がない太刀捌き……。

 サムライ式の剣術を目にし、刃を交わしたことは何度もあったが、モミーナの剣技は明らかにレベルが違う。

 この、おどおどした女のどこに、これほどの闘気と力、技量が隠されていたというのか。


「卑怯者! 矢など私たちには通じぬ! 姿を現しなさい!」


 モミーナは普段の言動が嘘のような鋭い声で森に向かって叫んだ。

 やがて、森の中からいくつもの足音が聞こえてきた。

 足音が近づく中、ネイピアは足元に転がるやじりの精巧さに気づいた。

 その後ろに立つチンタローも、同じことに気づいた。

 これだけ高度な金属加工ができるのは――。


「チッ……!」


 森から姿を現した敵を前にして、タケヤが舌打ちをした。


「ネイピアさん……あれ!」

「はい。彼らはおそらく……」


 チンタローたちの前に現れたのは、数十人の男女――冒険者だった。

 剣士に魔法使い、槍や斧など種々の武器を持った戦士に施療師ヒーラー盗賊シーフ

 一様に瞳は虚ろで、武器や杖を構えた姿からは言い知れぬ不気味さが伝わってくる。


「なるほど。行方不明になっていた冒険者たちが魔龍に操られていたとしても、不思議はありませんわね」

「見たところ、実力はそう高くもなさそうです。おおかた、王宮での審査を経ずに名を上げようとしてここへやって来たんでしょう。マッスロン、準備はいいですか」

「はっはっはっ。俺はいつでもよいぞ!」


 ヤーラシュカ・ドエーム・マッスロンが臨戦態勢を取った時だった。


「任せろ」


 タケヤはそれだけ口にすると、一人歩み出て剣を構えた。

 言葉の意味がわからずにヤーラシュカたちが黙り込むと、タケヤは舌打ち交じりに言った。


「……こんな奴ら、俺一人で充分だって言ってんだよ。お前らはチンタローと魔龍を倒しに行け。おら、くしろよ」

「っ…………!」


 しばしの沈黙の後、ヤーラシュカが怒りに顔を歪めた。


「タケヤっていつもそうですわね……! 私たちのことなんだと思ってるんですの!?」


 タケヤがため息をついた。


「るっせーなぁ。こんな所で時間を無駄にはできねーし、魔龍戦に割く戦力は一人でも多い方がいい。自明の理だろうが」

「なっ……あなたはいつも、そうやって――」


 言い募るヤーラシュカをネイピアが手で制した。


「確かに、ラムーキン殿の言う通りです。が……今回の作戦は行方不明者を可能な限り助けるという方針です。あなた一人では負傷者の救護もできません。作戦の監督責任者として、下衆・クリムゾン全員でこの場での戦闘を遂行することを提案します」


 タケヤが再びため息をついた。


「チッ……仕方ねーなぁ。チンタロー。ここは『俺たち』に任せて先に行け。こいつらを無力化したら、俺たちも駆けつける」

「わかった! よろしく頼む」


 チンタローが言い終わる前に、一人の魔法使いが放った火球が飛んで来た。


「ふん」


 タケヤは鼻で笑うと、難なく剣で斬り裂いた。

 二つに分断された火球が後ろの地面に衝突し、大きな煙を上げた。


「さぁて……おいでなすったぜ。おら、行け! くしろよ!」


 タケヤに急かされ、チンタローたちが走り出す。

 それに気づいた冒険者たちの一部が向かってきたが、マッスロンが立ち塞がり、右の掌を向けた。

 それだけで凄まじい風圧が発生し、重い鎧を纏った戦士が何メートノレも後ろへ吹き飛ばされる。

 倒れた戦士は声もなく気絶し、そのまま動かなくなった。


「はっはっはっ。お前たちの相手はこの俺だ! あっ、そうそう。俺はこの戦いが終わったら故郷で学校に行こうと思っているんだ。『頭悪い』と他のヤツに莫迦にされるのも、いいやも知れぬ……それから、アツアツの――」

「ちょっ……マッスロン!? なんか不吉だからやめて!」

「チンタローさん! 余計なお喋りしないで! ほら、行きますよ!」

「そうなんだゾ、バカ! この、うすらトンカチ!」

「口より足を動かしなさい、チンタロー殿!」

「あっはい、サーセン。みんな! 無事を祈ってるからな!」


 いま一つ緊迫感に欠けるやり取りを経て、チンタローたちは暗い森の中へと駆けていった。

☆ 読者の皆様へ ☆


ここまでお読みいただき、ありがとうございました!


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遂に魔龍の下へ辿り着いたチンタローたち。


その、恐るべき姿とは――!?


次回にご期待ください!

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