表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/59

エピローグ

「またいらっしゃい。リアちゃん」


「充の彼女なら俺たちの娘同然だから、遠慮なく来いよ」


「は、はい、ありがとうございます。悟さん、杏奈さん」


「あらあら……お義母さんって呼んでもいいのよ」


「……母さん」


呆れた目を向ける。いや、いつかはそうなるんですけどね………。


「それじゃ、送っていってくるね」


「おう、行ってらっしゃい」


「気をつけるのよー」


夕焼けに染まる道を二人で歩く。家から駅までのたった15分間歩く道。手は自然と恋人繋ぎ。


「……ありがとうみぃくん」


「……ん?」


なんに対してのお礼かよく分からなかったので聞き返す。


「私……久しぶりに家族の愛ってのを感じ取れたの……だから、ありがとう」


「………うん」


一旦立ち止まって、メリィちゃんを正面から抱きしめる。


「これからは家族だけじゃない。恋人としての愛情も、君に注いでいくよ……好きだよ、メリィちゃん」


「うん……私も、大好き!」


夕日をバックに(そんな雰囲気)キスをする。この腕の中にいる子は一生をかけて幸せにすると誓った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ノクターン版、読みました。 そのせいか、眠れぬ夜を過ごしてしまいました。 (他の小説も読んでしまったせいで) どうしてくれる(笑)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ