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カレーなるNAVY ~7日に一度のお楽しみ~  作者: 佐久間五十六


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祝 正宗と美奈子の新婚生活

 中国の混乱も落ち着いた頃、約8ヶ月ぶりにうみゆきは、横須賀に戻ってきた。

 そんな中、かねてより交際していた山島田正宗三等海尉と寺倉美奈子三等海曹が結婚する事になった。きっかけは、山島田のプロポーズだった。

 「おい!寺倉三曹、なんだこの汚れは?」

 「すみません。あっ。」

 デミグラスソースか何か分からなかったが、結婚しようという意味の「marry me」という文字が書かれていた。

 「ここでは、上官と部下という関係だ。でも今だけ対等な関係だ。愛してるよ。海の底から。」

 「山島田三尉って意外とロマンチストなんですね。」

 二人は抱き合いkissをした。戦場で死ぬ思いもしたから、尚更美味いkissだった。

 自衛隊内部者同士の結婚はよくあることで、特段大きな話題になることは無かった。と同時に寺倉三等海曹は妊娠している事が分かった。それも一卵性双生児、双子の赤ちゃんであった。

 自衛隊病院で、見てもらったため間違いない。妊娠2ヶ月、妊娠初期であった。

 結婚式は親族と交流の深い幹部自衛官のみのこじんまりとしたものであった。寺倉改め山島田美奈子三等海曹は山島田正宗三等海尉と、晴れて夫婦となった。

 仕事中は、上官と部下であったが、新居での生活では美奈子が正宗をリードした。今時年の差18才というのは、珍しい事では無かったが、少しスパイスの効いた二人の関係は、回りから見ると、少し変わっているという印象は否めなかった。

 結婚式はというものに、重きが置かれなくなった現代において、形式にこだわらないのが、正宗の性格であった。プロポーズこそ、小芝居でロマンチストの一面を見せた正宗だったが、結婚式ではカッチンカッチンに緊張していた。

 自分でも何を言ったかあまり覚えていない。待望の赤ちゃん双子が生まれたのは、それから7ヶ月後の事である。男の子が雄大(ゆうだい)、女の子が空雪(くゆき)と、それぞれ名付けられた。

 こうして、家族4人で最高に幸せな新婚生活がスタートした。新居と言っても横須賀にある中古住宅をリフォームして住んでいるのだか、まぁ、海上自衛隊の隊舎よりはよほどマシだった。

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