表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

赤方偏移

作者: 雪つむじ

思い出は

セピアに変色を続けながら

赤みがかったノスタルジィを

いつまでも産み出していく


紅く

茶色く

色づいた

君の頬の温度を測れば

白く

朱く

暖かく

血が通っているのがよくわかって

触れてみようと思っても

それは一枚の写真のように

切り取られた時間の中

いつまでもいつまでも

続き続けるループのよう


限りなく

終わりなく


遠く

近く


過ぎていくスピードは

追いかけようとする想いを超えて

君の色はどこまでも

朱色を超えて染まっていく


逃げるから

赤くなる


恋をするのはいつだって

追いかける時だと相場が決まってる

ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ