序章
馬鹿な中学生が書いているので文法等間違えていると思います。
なので編集したほうが良いと思われる場所があった場合教えて頂ければ幸いです。
ある田舎とも都会とも言えない町の夜コンクリートを強く踏む音の合間に、はぁはぁと、乱れた呼吸音が暗闇の路地に響き渡っていた。
その音が普通の町に響くだけならランニングしてるのかとしか思わないのだが、その町は普通では無かった。
「あいつらなんなんだよっ!」
青色フレームのかなり度が強い眼鏡とリュックを背負い、赤色の無地Tシャツに短パンと言う先程まで寝ていたであろう服装の高校生
桜風楓は、後ろの腐臭を漂わせる、人の形をしているが人で無い物を睨みながら悪態をついた。
決して楓の足は遅くはないが、その後ろの腐臭を町中に撒き散らしている者、もといゾンビはその楓より少し遅い位のスピードで、楓を追いかけていた。
もう数分間走っているがゾンビの足が遅くなる気配はない。
もはや人間ではないので疲れを知らないのだろう。
楓はこのままじゃ追い付かれると考えたのか背中にからっているリュックに、手をいれがさごそと物色をする。
そして月明かりを反射し銀色に光る先の尖った文化包丁を取り出した。
そして包丁を逆手に持ち、体を反転させる。
その勢いに任せ刃をゾンビの延髄に深々と突き刺す。
刺されたゾンビは一度体をブルリと震わせその後倒れこんだ。
死んだかどうかも確認せず楓は、直ぐ様進行方向に体を戻し走り去る。
ビクッビクッとゾンビは体を痙攣させていたが…
数秒でその痙攣も収まりそのゾンビは動かなくなった。
「はぁはぁ、マジでなんなんだよ!くそっ!」
そう言うと楓は大きく舌打ちをし、尚も走り続けた。