【見えない幽霊】設定ー
■あらしじー
ここは現代。機械潤う人間の世界。
非科学的な存在は未だ健在し、そんな事件を解決する霊媒師と言われる人々が存在していた。
そんな彼らに知られる噂。
痛みを集める男のお話。
幽霊?妖怪?いいえ、それとも別の存在?
そんな噂の正体を見つけるために、とある霊媒師がその男の元を訪れるーー
■舞台ー
現代。硯山町っていう町が舞台。
機械あるよ!でも幽霊系もいるってさ!
霊媒師はモグリっぽい商売だよ!
世間的にはそういう非科学的な物は認められていない世界。
■人物紹介ー
・少女/霊媒師 笹倉・エル・リメルバー 15歳 女 149cm
小さな頃から不思議なものを見ることの出来た少女が大きくなり霊媒師になった。A級の霊媒師である。
まだまだ卵である彼女は霊媒師という世間から認められていない職業を必死で勤めて行く。
そんな最中一枚の手紙が彼女の元へ届けられた。差出人は霊媒師協会である。
「痛みを集める男」その噂は彼女の耳にも届いていた。今回、その男の所在が明らかになったというのである。
現れては突然消える謎の男。幽霊なのか妖怪なのかはたまた別のものなのか。
彼女は降ろしたばかりの装備をまといその噂の社へと足を運ぶ。
[言動log
「わたしが、わたしが知ってる。見てる。そこにいる!だから、孤独じゃないの!!」
霊媒師の卵の少女。ただしゴスロリ。何故かって?何故かゴスロリ少女がハンマー振り回してる映像が作者の頭の中に流れたからだ。本当になんでだ。
帰国子女っぽい気がするのはなんでなんだろうなぁ…なんとなく想像したらそんな感じなんです彼女。
小さい頃から不思議なものが見えて、そしてそれを現世のものでないと認識していた少女。霊媒師的に言うと天才。
うっかりお兄さんを見たので声をかけた。そのことでこの物語が動き始めたとも言う。
お兄さんを救うために一生懸命頑張ったのに、そのお兄さんは自分を庇って消えてしまうといます。
彼女に残ったのは寂しさという痛みだけ、さて、その痛みはどうなるんでしょうか。
・硯山町霊能力社支部管理者/江山 真 23歳 男 179cm
非公認組織である霊能力社に所属していて、硯山町にある霊源を管理するという名目で立てられた支部を管理している。
支部と言っても見た目はただの商店街にある骨董品店。近所付き合いをしたり商店街の総会に参加したりとごく一般人の生活をしている。
霊源付近で夜に歩いていると襲われるなど不審な事件が多発したため調査と応援を本部に頼んだ。
頼んで来たのがゴスロリ少女のエルだったため嘆いたとか。
彼はB級の陰陽師であるが、結界等が専門であるためあまり戦闘能力は無い。そのためまだ力を持たない静次郎の事件を防ぐ事が出来なかった。
エルとともに事件を追ううちに少しずつ真相に近づいていく。
[言動log
「終わった…本部からの救援がゴスロリ中学生!?冗談じゃないって!…あぁ…胃が…」
中間管理職。胃薬が必要っていうぐらいの中間管理職。
陰陽師の一家で昔から霊源を管理しているんだけども。その家系の力が弱まったころ、霊能力組織に硯山町の霊源を管理するように命令される。
霊能力組織では硯山町の霊源の重要性は低いと考えられていた。組織ではエルの部下という扱い。
今回の厄神さんはその霊能力組織も把握していないほど昔に忘れ去られてしまった社にいたため江山も気づく事が出来なかった。
その事に深く反省して、その後社の管理は江山に一任されることとなった。
厄神の一件を組織に報告する際中学生のエルには辛いと江山が報告書を提出したのだが、静次郎の事は被害者とだけ書かれていて名前を表記しなかった。
理由は、ニュースでも死亡していない限り被害者の名前をださないから、だとか。
報告書にはきちんとエルの手柄と書いたので、彼の出世はまだ先になりそうだ。
・警察官刑事/安藤 城 45歳 男 182cm
年頃には珍し長身の男性。嫁と娘が2人いる。硯山町で起きた事件を調べるために派遣された。
霊能力などを信じないのでエル達の事を全否定している。
彼独自の捜査で事件が起きた時に姿を見せていたエルと江山を犯人だと考え逮捕するために彼女達の前に現れる。
[言動log
「お前が犯人なんやろ?わかっとるんや。とっととお縄につけさせて貰うで」
「言われなくても、スタコラさっさだぜぃ!」
「陰陽弾を、食らえぃ!」
ハイテク技術もあまり好きでは無いが幽霊なども信じない頭の固い人物。
地味に嫁と2人の娘と離されて単身赴任しているのが不満でイライラしていたとか。
エル達と出会った事件で静次郎を見て霊能力の存在を認めエル達と協力することとなる。
厄神が祭られていた時代の地図や静次郎についての情報を手配したりととても助けてもらってます。重要なお仕事。
ゴズロリ少女を追いかける40代のおっさんというなんとも言えない状況で真面目に仕事をするあたり、仕事にかける情熱は本物らしい。
人々の平和な生活のため、とエル達を手伝ったのは良いものの結果は霊能力系で報告書をどうしたものかと悩んでいたり。
直接的に霊能力とは関係のないある種、一般人ですがこのおっちゃん作者は好きです。
実は生きている頃の静次郎と同年代だったりと、どこかで出会った事もあるかもしれないですね。
・男/見えない幽霊 静次郎:名字不明 21歳 男 172cm
生前は本音を素直に口に出せない、強がりを言う天の邪鬼な性格であったが、友人にも恵まれ大学生として不自由無い暮らしをしていた。
そんな彼だったが、当時流行っていた疫病にかかりあっさりと死んでしまう。
死んだはずの彼だったが、気づくと帰り道にあった霊源の側に立っていた。
霊体でもなく魂でもない不確かな存在になった男は誰にも気づかれない、成仏も出来ないその孤独に苛まれていく。
数年経ったある日。溜まりに溜まったその寂しさは痛みとなって彼の心を蝕んでいた。
その痛みを放り投げるように霊源であった厄神の社へとぶつけた彼は、痛みを厄神へ納めることでわずかな時間ではあるが霊体でいられることに気づく。
長い孤独に耐えられなくなった彼は自分の持つ痛みをすべて厄神へと納める。しかしまだ足りない。
そうして、彼は人々から痛みを集めることを思いついたのだった。
[言動log
「俺は寂しいとか、辛いとか、そんなもん思ったことなんかない。俺は一人でも生きていける男なんでな」
霊媒師にですら痛みを厄神に納めたわずかな時間の間でしか見つけてもらえない男のお話ですね。
こちらからは向こうが見えているのに、声も聞こえるのに自分の存在は見えない。そんな孤独に狂ってしまったって感じです。
最初に幸福な日々を送るとさ、それが消えた時に倍以上の悲しみを受けるもんなんだよっていう。
誰かに見つけてもらうために始めたのに、結果は誰かを遠ざけるだけになってしまったという、色々と空回りしています。ちなみに町に人がいなくなったのは厄神の疫病が流行ったから、彼が死ぬ原因になった疫病です。やるせないというか…
少女に見つけてもらったことで孤独から解放された彼は自分のおとしまえをつけるために痛みをその身に受けてしまいます。
最後には消えちゃう彼ですが、少女には"痛み"を残してしまったようで。さて、どうなるんでしょうね。
・霊源/厄神 神 性別とか無い まず人型じゃないだろっていう
かつて厄神として疫病を振るまいた悪神。それを鎮めるために霊源に社がつくられた。
しかし、非科学的だという世界の主張によって社は朽ちていき厄神を鎮める者、いや、厄神の存在すら人々の記憶から無くなっていった。
誰の記憶からも無くなった厄神は己の存在を認識させようと力を集めることにした。
この厄神の力の源は痛みであった。しかし、厄神の孤独だけでは霊源の戒めを解くだけの痛みにはなりえない。
そこで厄神は持てる痛みを使って疫病を流行らせた。それで命を落とした魂を捕らえ痛みを得ようとしたのだ。
疫病に選ばれたのは1人の大学生。その男の痛みは厄神の想像以上であり、厄神は着実に力を強めていく。
[言動log
「疫病、災厄、厄神である我から人間への戒めである」
人間から忘れられてしまった悲しい厄神さん。この方も孤独なんですね。
科学が発展するかわりに廃れていってしまったらしく、自身の存在を主張するためにこんなことを起こしています。
静次郎が幽体でも魂でもないのは厄神さんがていていっと隠していたため。彼の痛みを集めるという行動は嬉しい誤算のようなものだったらしいです。想定の範囲外と言うか。
ちなみに最後で厄神さんは消えてませんよ。あくまで消えたのは静次郎の集めた"痛み"です。いわばエネルギーが消えただけで厄神さんの存在は残っています。
少女が色々と手を回してくれるんじゃないかなぁ。きちんとまた祭られていると嬉しいです(作者が)
バットエンディング…?
いえいえ、すまん。作者がバッドエンディング書けない人なんだ…だって可愛そうなんだもん。
救いの無い鬱デレエンディングを書いたこともあるが、実はパラレルワールドだお!的な落ちにしてみたりとかな。
"痛み"は厄神のエネルギー。"痛み"は男の集めていたもの。"痛み"は少女に残されたただ1つのもの。
んでもって静次郎は"幽霊"で、エルは"霊媒師"です。
まぁ、厄神も含めてなんですが。男はもう孤独じゃないんです。ソレだけ言えば、十分ですとも。
この後について真面目に考えてみたらマンキンだよねっていう結論にたどり着いた。
そういえば霊媒師漫画だったんだっけ、アレ…
アイアンメイデンの中身が色々と衝撃的だったな…




