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敵情視察

ピッパちゃんとデートの時とは違い、余り人目に着かない衣装を纏い王都を目指す。


やるべき事は敵情視察。どの様にしてシェリレーヌ侯爵とビッグレッド商会はお金を得ているのか、それを事細かに調べ上げそれに対する策を練らなくてはならない。


自分とミルフィアさんはいつになく緊張感を持ち打ち合わせをする。


「まずはマイネル商会のブリッジにあってシェリレーヌ侯爵がどこで賭場場を開いているのか、そしてどの様なギャンブルをやっているのかを実際に行って調べましょう。あ、あとお金をどんなふうに貸しているのかも調べないといけませんね。」


「分かりました。偽造トランプと酒造ギルトの方はどうなさいますか?」


「それに関しては、サークル宰相に話を聞いてもらうのが一番だろうから、一旦サクシードさんに会って目処通り出来るか聞いてみよう。」


「了解しました」


と、空気を読んでくれたのか、それとも彼女なりに覚悟を決めてくれているのか分からないが、いつものフワフワした返答とは違い緊張感を持ち頷くミルフィアさん


仇討ちは失敗は許されない。失敗した場合爵位剥奪はもちろんギロチンだってあり得る。何よりカチューシャさんの無念は晴らす事は出来ず一生を過ごさなくてはならない。人によっては生きているよりも辛い事かも知れない。



忠臣蔵の主人公?大石内蔵助は、1年以上の歳月を費やし各地に散った赤穂藩士に声を掛け説得し


討つべき相手である吉良上野介の情報や家の見取り図を入手し


そして仇討ちを悟られないよう夜は遊び倒し、昼はのらりくらりとする事から昼行灯(昼に明かりを灯しても役に立たない様)等と揶揄されても尚、内に秘めたる主君の無念を晴らすべく12月14日に討ち入りし、悲願を達成させたのだ。


ちなみに私岩崎駿も大学生時代夜通しネトゲをし、昼に起き街を徘徊していたので大石内蔵助と同じく昼行灯でした。

ちなみに秘めたる野望なんかあったのかというと

ありました。ありましたとも!

なにせやっていたゲームは信長の野望onlineだったからね!腕力と知力の神秘石でないよねー。


信オンの話は置いといて、馬車の中でこのようなやり取りをしていると王都に着いた。


真っ先マイネル商会を目指す。

相変わらず業界大手とあって大きな店構えで多くの人で賑わっていた。


受け付けに着き

「すいませんシュンと申しますがブリッジさんはいらっしゃいますか?」

と尋ねると、少々お待ち下さい。と言って裏に行き数分後少し大きなお腹を揺らしながらブリッジさんが小走りでやってくる。


「えろうお待たせしてすんません。今回はどの様なご要件で?」


「お忙しい所申し訳ありません。今回は商談では無くシェリレーヌ侯爵について伺いたいのですが。」


「了解しました。では応接室でお話聞きましょか?おい、大事な話するさかい部屋には誰も入ってこんといてや」


何かを察したのか、神妙な面持ちで部下に指示を出し応接室に案内される


「すまんせんなぁ、お茶をお出しせんで。で、シェリレーヌ侯爵について話を聞きたいっちゃことやけど」


「はい。ここ最近シェリレーヌ侯爵家とビッグレッド商会が偽造トランプを作っているって話を耳にしたんですが」


「なんや、もう仕掛けてきたんかいな。すんません、それウチのせいかも知れません」


と言いカチューシャさんが街に来る前にシェリレーヌ侯爵に連れて行かれそうな所を半ば無理矢理奴隷にして連れて来た事を説明してくれた。(第39話カチューシャ視点より)


「なるほど、そんな事が。。。」


「はい。そんでシュンはんはどうされるんでしゃろか?」


と言って真剣な顔をしてこちらの出方を伺うブリッジさん


「もちろんカチューシャさんはもううちの住民で家族同然。そんな人がこんな思いをしたのですから何かしらの形で報復したいと思っています。」


とこちらも強い意志を示すために真剣な顔でブリッジを見る

すると何が嬉しいのか途端にニカッと笑い


「良かったわぁ。シュンはんがこのまま泣き寝入りするとか言い出したらどうしよかとおもってましたねん。ウチでよければ全力で力を貸しまひょ!」


と胸を叩き力強く賛同してくれた。


「ありがとうございます!つきましてはまずシェリレーヌ侯爵が主催している賭場場に行きたいのですが」


「分かりました!あそこ会員制やさかい紹介状書きますんで会員になってください。あと3店舗あるんですがそれも今地図を用意させますさかい少々お待ちを」


と言って部屋を出て数分後に紹介状と地図を渡してくれる。


「他になんか困った事あったら何なりと申し付け下さいな。」


お礼を言いマイネル商会を後にし、地図を頼りに賭場場を目指す。

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