王様視点?と大富豪大会開催!
時は少し遡り、アルマリン王国の国王ピース三世は苦悩していた。
「ぐぬぬぬぬ···」
「さぁ陛下の番ですよ。早く出して下さい」
「うるさいっ!分かっておるわ!えーい!3のペアじゃ!」
「5のペアで上がりです。また私の勝ちでございますね」
クソぅ!また負けた!
シュンからトランプを貰いそれ以来大富豪に大ハマリしてしまった。
来る日も来る日も大富豪に興じているのだが、コヤツは駄目だ。コヤツというのはアルマリン王国の宰相であるサークルの事なのだが、王国の叡智と言われるだけあって強い。というか強すぎる。場に出して流れたカードを全て記憶してるとかそんな勝てる訳が無い。
だからといって別の貴族を呼んでやっても、本気で相手をされてない気がする。いつも一番である。カードを貰う時「お任せ下さいっ!」と言ってキング2枚渡された時はこりゃだめだと思った。悔しがれよ
子供達ともやってみたのだがキングを出した時、クイーンを出され「父上は母上より弱いので!」とか言われた。確かにあれには尻に敷かれとるが。。。
という感じで、初めてシュン達とやったような熱い勝負が出来ずにいた。
「う~むどうしたものか···そうじゃ!大会を開こう!」
「大会ですか?」
「うむ。貴族の間では大分大富豪も浸透してきたそうだし、ワシ主催で大会を行おう!優勝賞金は金貨1000枚じゃ!」
「承りました。ちなみに陛下、陛下主催である以上主催者は大会に参加出来ませぬぞ」
「わ、分かっておるわ!こうしてはおれん。シュンに手紙を書くぞ」
一方パール街
「大富豪大会?」
王様から手紙が届き、また厄介事かと恐る恐る手紙を開くと大富豪大会を開催するので、発案者のシュンは王都に来るよう書かれていた。
「王様が大富豪大会を開催するんですか?」
とピッパちゃんが聞いてくる
「うん、そうみたい。トランプの発案者の自分に大会前に一言言って欲しいって書いてある。あと何故か正体を隠せる仮面を作ってこい。だって。」
「一言いうのは分かりますけど、仮面ですか?」
ははぁん、さては陛下身分を隠して大会に参加するつもりだな?茶目っ気がすぎやしませんか?
そんな国王陛下にはこれがお似合いだせ!
と、『ひょっとこ』の仮面を作る。いたずら心ワクワクしてきたぜ!
「なんですか?これ。」
「ん?仮面だよ。可愛いでしょ。あとミルフィアさん。職人さんたちに大量のトランプ発注してもらえるかな?」
「分かりました〜ちなみにトランプはどうされるのですか〜」
「せっかくだし盛大に宣伝してくるよ!」
と言ってトランプを500ほど用意する。
「よし!準備出来たし久しぶりに王都に行きますか!二人は来る?」
「私はホエールさんにまた乗馬の指導お願いされてたので行きます!」
おっふ。騎士団の皆さんお愁傷さまです。
「私は〜二人のお邪魔になるので〜ここに残って事務仕事してますね〜。ピッパちゃん〜せっかくだし少しおめかししましょう〜」
別に気にしなくいいのに。
ピッパちゃんとミルフィアさんはウキウキウォッチングで部屋を後にする。
まぁ親子水入らず。楽しみますかっ!
「何じゃこれ?」
「ですから仮面です。」
「いや、それはわかるのだが、個性的というか、かっこ悪くない?」
「いえいえ、これを着けて大会に参加されたら注目の的ですよ!」
コヤツ、ワシが身分を隠して大会に参加するのを分かってこんなヘンテコな仮面を作ってきたのか。。。
処すポイント+1
ちなみに処すポイント5でギロチンじゃぞ?
しょうがなくこの変な仮面を受け取る
そんなやり取りを大会の舞台裏でしていると司会者が
「では国王陛下の入場です!」
と呼ばれたので壇上に向かう
集まった民衆は一斉に平伏せる。
そこまでせんでも。。。これでは本気で勝負してもらえんわな。立場が立場故仕方ないが
「此度は参加者、そして集められた民集に改めて感謝いたす。これより大富豪大会を開催する!」
すると開催がわっと沸く!
「開催するにあたってトランプ、大富豪の発案者であるシュン男爵から皆に一言述べてもらおう」
とシュンを呼ぶとガチガチに緊張している。コヤツのそういう所が直ればワシの側近におきたいのだが、まぁしょうがない。
すると舞台袖で心配そうに見つめている1人の少女がいた。
彼女はピッパといったか。この前の戦の時とは打って変わっておめかししておる。さてはシュンにホの字か?良いではないか!良いではないか
けどむかつくので処すポイント+1
「お初にお目にかかります。このトランプを発案しましたシュン男爵です。この度はお集まり下さり誠にありがとうございます。初めて見る方もいらっしゃると思いますがトランプは老若男女誰でも楽しめるものとなっております。僭越ながらワタクシの方から多数のトランプをご用意させて頂きました。」
「皆さんには参加者から誰が優勝するのかを予想していただき見事的中された方にはトランプを進呈いたします!ちなみにこのトランプには大富豪だけではなく他に様々な遊び方があります。それらの遊び方を記載したルールブックもプレゼントしますので、手に入れた方はご家庭、ご友人と楽しんでみてくだい!それでは参加者の入場です!」
「まじかよ!来てよかった!」
「トランプって貴族の趣向品だろ。そんな高価なもの貰えるのか!?」
「ぜってぇ当てる!」
おお!しっかりしておるではないか!しかも民を盛り上げてるためにトランプを持参し、民衆も参加させ盛り上げるとはなかなかにやりよる。しかしトランプに他の遊び方あるの?ワシ聞いて無いけど?
処すポイント+1
そんな事を考えていると参加者が次々と壇上に上がるので自分もシュンから渡された仮面を着け再び壇上に上がる。
ってかサークル!?
サークル宰相が上がった瞬間会場がざわめきはじめる
「え?宰相閣下!?」
「ヤバイ、王国の叡智だ。。。」
「こんなの優勝決まったようなものだろ」
「あれはサクシード新子爵か?確か大富豪発案者のシュン男爵は彼の与力だったはず、ということは強いのか?」
「それより俺はあの変な仮面被った奴が気になるんだが」
「ママーアレなにー?変なのー」
「しっ!どこぞの貴族様かもしれないから変な事言わないの!」
と会場は様々な反応をする。
やはり変ではないかっ!
処すポイント+1
あと1ポイントでギロチンじゃぞ?
サクシードも出ているのか。あの時以来だな!楽しみだ!
というかサークルの奴、ワシには参加するなとか抜かし寄った曲に自分は参加するのか!積年の恨み晴らしてやる!と気合を入れる
その後司会者から今回のルールが説明される。
参加者16人で四人四組で5回勝負の予選を行い一番だったものが決勝に進み、決勝は一回限りで勝ったものが優勝。賞金は金貨1000枚(約一億)
金貨1000枚と司会が説明すると開催が混乱する。
「賞金金貨1000枚!?」
「一生遊んで暮らせるじゃねぇか!」
「次回は!?参加したいんですけど!?」
その混乱が収まった後投票が行われ一番人気はサークル宰相。他はエンパイア伯爵、エラローズ子爵、サクシード子爵と続く。商人の次男坊やワシは全然人気がない。仮面のせいじゃ。仮面さえなければワシの威光で一番人気になれたのに。まぁ人気なんぞ関係ない。ワシは熱い勝負がしたいのだ!
「では、大富豪大会開催です!」
と司会が言うと一斉は拍手が起こる。
気合を入れてテーブルに座り勝負の時を待つ
皆さんのおかげでPV2000達成しました!ありがとうございます!
この数字が何を意味するのかわかりません。多分駄作の部類には入ると思うんですが、43歳になって初めて物語を作っている自分としましては、こんなにも見ていただけて本当に嬉しく思います!
99人が馬鹿にしても1人が笑ってくれればそれでいいじゃねぇか。
江頭さんの名言ではありますが、自分もそんな気持ちで物語を綴っております。
2000の内ただのチラ見だったり、クソつまんねぇって思われた方もいたと思います。てかそれが大多数だと思います。
けど、この日本のどこかで通勤中、帰宅中の息抜きだったり、寝る前のお供として読んでいただき、もし一瞬でも笑ってもらえたらこんなに嬉しい事はございません。
そしてその勢いで感想なんか頂けたら、作者は1日中笑顔でいられますw




