前へ目次 次へ 26/32 (四)-2 次の京都府警桂署の会議室で行われる捜査会議は翌週月曜となった。 まず、道警国縫署に置かれた捜査本部から、東大阪北署の鑑識班から届いた報告書の結論部分を読み上げた。今回下沼勇の部屋で採取された指紋データは、警察庁が運用する指紋データベースに登録してあるホロプス山荘で採取されて登録された指紋データと一致することが確認されたという。つまり、ホロプス山荘にいたのは遺体で見つかった七人の他、下沼勇がいたということがこれで証明されたことになった。 (続く)