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淡々三国志  作者: ンバ
蜀書第六、馬超伝
47/603

註七、家族は投げ捨てるもの

註7.

典略曰:初超之入蜀,其庶妻董及子秋,留依張魯。魯敗,曹公得之,以董賜閻圃,以秋付魯,魯自手殺之。


(訳)

典略にいう。

当初、馬超が入蜀した際

その庶妻の董氏及び子の馬秋ばしゅう

張魯のもとに留め置いた。


張魯が敗れると、曹公はこれを得て

董氏を閻圃えんほに賜り、

馬秋を張魯に付したが

張魯は自らの手でこれを殺した。


(註釈)

馬超の正妻の楊氏は楊阜に殺され

子の馬秋は張魯に

殺されてしまっています。


張魯を見限ったというのなら

劉備のもとへ降った時、なぜ息子を

一緒に連れて行かなかったんでしょう。


父や弟らが鄴にいるにも関わらず

反乱を起こしたことといい、

馬超は家族を顧みる人ではなさそうです。


なのに遺言では

一族郎党が滅んだことを嘆きつつ

自身に責任はないかのような

言い方をしているため、無自覚なのかも。

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