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淡々三国志  作者: ンバ
呉書第十八、趙達伝
430/603

三、死の予言

3.

初,孫權行師征伐,每令達有所推步,皆如其言。權問其法,達終不語,由此見薄,祿位不至。達常笑謂諸星氣風術者曰:"當回算帷幕,不出戶牖以知天道,而反晝夜暴露以望氣樣,不亦難乎!"閒居無為,引算自校,乃歎曰:"吾算訖盡某年月日,其終矣。"達妻數見達效,聞而哭泣。達欲弭妻意,乃更步算,言:"向者謬誤耳,尚未也。"後如期死。權聞達有書,求之不得,乃錄問其女,及發棺無所得,法術絕焉。

(訳)

初め、孫権は

征伐のいくさを起こすたびに

趙達に命じて推步すいほ(占い)を

させたが、全てその言葉の通りになった。


孫権はその方法を問うも

趙達は終に語らず、

この事に由り冷遇されてしまい

俸禄や地位はのぼらなかった。


趙達は常に

諸々の星気・風術の者に対し

笑いながらこう言っていた。


「(占いというものは)

帷幕にて算をめぐらせ

門戸を出ずして天道を知る

ものであろうに、反対に

昼夜曝露して気の有様を望むとは

また難儀な事ではありませんか」


暇な時に、なんとはなしに

算(木)を引いて自らを考校し、

かくて歎息して言った。


「吾が算は某年某月某日に

とうとう尽きてしまうようだ。

その日に臨終する」


趙達の妻は、趙達の占いが

当たったのをたびたび見てきたので

話を聞いて哭泣した。


趙達は妻の気持ちを和らげようと

そこで改めて暦算を推步して

こう言った。


「さっきのは誤謬にすぎない、

(その日になっても)まだ死なないよ」


その後、(占いに出た)期日の

通りに死んでしまった。


孫権は、趙達が書を有していると聞いて

これを求めたが得られず、

そこで彼の娘を獄に繋いで尋問し

棺を開けるまでに及んだが

得る所はなく、法術は断絶した。


(註釈)

趙達「占ってみたら、俺は○年△月□日に死──」


妻「わあああああん!!」


趙達「さっきのは間違い、まだまだ死なないよ!」


妻「なーんだ!」



─○年△月□日─


趙達「」


妻「わあああああん!!」



趙達の秘術を知るために

孫権も、娘さん尋問したり

棺を開けたり、超必死。

この巻の孫権サゲられすぎててやばい。


結局、呉範も劉惇も趙達も

その秘術を後世に遺さずして終わった。


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